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仕事にモヤモヤする人の、5つの癖

こんにちは。仕事旅行社代表の田中翼です。

仕事柄、キャリアに対する悩みを聞く機会が多くあります。コロナの影響かここ数ヶ月で自らの仕事の意義を問い直す人が急増しているのを感じています。

悩みの内容としてダントツで多いのは、「今の働き方にモヤモヤする」と「何がしたいのかわからない」というもの。

興味深いことに、このような悩みを抱える人には5つの共通した考え方の癖があることに気がつきました。

今回は、その特徴を共有します。同じような悩みを抱えながら仕事を続けている方たちの課題整理や現状打破の参考になれば嬉しいです。

共通点① 明確なゴールを求め過ぎ

非常に興味深いのですが、「やりたいこと(ゴール)がわからない」という悩みを紐解いてみると、ほとんどの方が「〇〇という方向に進みたいのですが、やりたいことがわからない」と前置きがあることに気がつきました。

この〇〇は人によりけりで多種多様です。その一例を並べると、地方で仕事をしたい、対話をキーワードにした仕事がしたい、会社の歯車になりたくない、、、etc。

「やりたいことがわからない」という方のほとんどは、既にやりたいことを持っていたのです。ただ、本人はそれがやりたいことだと認識していないだけでした。

理由は単純。彼ら、彼女らの中で「やりたいこと」はもっと具体的な肩書きや役職でないといけないと思い込んでいるのです。なので、漠然とした方向性程度のやりたいことはやりたいことではないと思い込んでいるのです。

前にもこれに付いてはブログを書いているので、リンクを貼っておきます

https://note.com/tsubasa/n/nb9b57a87fe8c

共通点② 0か100かで考え過ぎ

ゴールは大雑把なもので良いと理解すれば、後はその方向に向かって進んでいくだけなのです。しかし、ここでもう一つのつまづきポイントが現れます。

こんな感じの仕事がしたい、働き方がしたい。でも、今の自分にはスキルも経験も足りないから実現できない。自分にはできないと結論づけてしまう人が多くいます。いつかできたらの夢物語として、ピリオドを打ってしまうのです。

今すぐ希望の仕事につくことができない状態(0の状態)であるならば、それがいつの日か突然できる状態(100の状態)になることは絶対にありません。0を1へ、それを2、3、4と徐々に自分の求める仕事に変えていくしかありません。

今はまだ準備ができていない、知識や経験が身についたら、などと考えていたらいつまでたっても自分の進みたい方向には進め無いのです。今すぐ始める力を持っているのにも関わらず、始めないのはもったいない。

今どれだけ輝かしい結果を残している人たちも、いきなりその仕事ができている人はいません。そこに至るまでに、いくつもの小さなステップを刻んでいます。

共通点③ 小さなステップのイメージが無い

自分の進みたい方向の仕事を実現するには、今できる小さなステップを繰り返していくしかありません。

でも、小さなステップってなんでしょうか。あまりにも曖昧です。明日にもできることとも言えるし、いろんな言い方ができるのですが、この理解が難しい。

というのも、明日にもできることが人によって全然違うからなのです。だからここでそのイメージがつかずに足が止まってしまう人も多くいらっしゃるかと思います。

しかし、実はすごく単純。参考までに僕の例を出すと、一番最初のステップは本を読むことでした。他にも同時並行でセミナーに行ってみるとかもやっていました。

自分の進みたい方向の仕事にボランティアで関わる。興味のある会社に採用してほしい旨のメールを送るとかでもOKです。

個人事業を始めたいのであれば、友達に無料で提供してみる。個人売買ができるサイトに登録してみるとかでも良いです。

お金になるかならないかは先の話。今の仕事を続けながらできるレベルの小さなことで良いのです。

共通点④ 軌道修正をせずに止める

上記の小さな行動を実行しても、効果はすぐには現れません。

それでも、続けることが大切です。続けていれば、どこかでヒットすることがあるかもしれません。止めてしまったらそれまでです。

相手の反応がたとえ悪かったとしても、やってみることで得られるものは大きいはずです。

「受け入れられなかったのはなぜか」行動したことによって、改善の余地が見えてきているはずです。であれば、行動を止めるのではなく、軌道修正をするべきなのです。

また、行動したことによって、自分の望む方向の仕事なのか、違うのかもはっきりとわかるはずです。やってみないと、自分の進むべき方向のチューニングもできません。

仕事内容の改善も、働き方の方向性の改善も、とにかく手を出して、修正していくことが理想の仕事にたどり着くためには必須です。

共通点⑤ 周りにロールモデルがいない

上記の④にも通じるところでもあるのですが、はじめの一歩を踏み出した後に、なぜ続かないか。それは周りにロールモデル(参考にすべき先輩)がいないからです。

全く未知数の世界に不安だらけで一歩を踏み込んでみた。それに対して、誰からも反応が得られない。それはきっと心が折れてしまうと思うのです。

そんな時に必要なのが、ロールモデル。全く同じような世界を目指している人である必要はありません。なんとなく自分がやりたい仕事に近い、ちょっと先ゆく先輩を見つける。

結果が出ない時、迷った時、成功事例が近くにあれば、例え目先がうまくいっていなかろうと、その先の世界をイメージして、壁を越えていけるはずなのです。

仕事の見つけ方相談とは?

仕事にモヤモヤとした悩みを抱える人の共通点5つをあげました。当たり前のことすぎて、それをやるのが難しいのだと、反感を持った方も少なく無いかもしれません。

でも、僕は、モヤモヤすることを否定したいわけではありません。むしろその辛さ、大変さや、辛さが痛いほどにわかります。だからこそ、新たな一歩を応援したい。

そのために今回のオンラインキャリア相談サービスを始めました。

僕らの提供するキャリア相談は、どこかの会社の求人情報を紹介するというものではありません。

例えばゲストハウスのオーナーとか、フリーランスのライターさんとか、農家とか、パラレルワークで肩書き不明な人とか、いわゆる求人として世の中に出回ることのない仕事に付いている人たちが相談相手です。

相談の中では、相談者の課題(ぼんやりとした進みたい方向)の整理から始まり、相談員(先輩)の経験則を聴きながら、相談者の方向性を具体的にするためにアドバイスをもらいます。

さらに、最初の一歩を踏み出すために、今すぐできることをアクションプランとして落としこむまでがサービスです。

もちろん一回だけの相談でも良いし、二回、三回と続けて活用してもOK。きっと理解者として、あなたの悩みを受け止め、仲間として、未来を一緒に考えてくれるでしょう。

仕事にモヤモヤしている方には、ぜひ一度ご利用いただきたいです。


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