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紙の本が好きな人におすすめしたい映画『ブックセラーズ』

No Book, No Life(本のない人生なんて。)

映画の中でも出てくるフレーズ。ドキュメンタリー映画『ブックセラーズ』は、このフレーズに同感できる、紙の本が好きな方におすすめです。

タイトルにもなっている「ブックセラーズ」って、どんな人たち?

世界最大規模のニューヨークブックフェアの裏側から、作家、ブックディーラー、書店主、コレクターなどのインタビューで綴られたドキュメンタリー映画『ブックセラーズ』。映画のタイトルにもなっている「ブックセラーズ」は、本を売る人だけでなく、紙を愛する様々な人が出てきます。そして、インタビューでは、紙の本に対するそれぞれの熱い思いが語られるだけではなく、インタビューの間で紹介される稀覯本のコレクションなど、見どころがあふれていました。

紙の本が好きな方、関心のある方は必見の映画だと思います。

映画を観ながら、私が気になったのは、稀覯本の取扱いの仕方です。
私自身、図書館勤務時代に、仕事で古典籍とか古い資料とかを取り扱うことがありました。その際は、資料に対して、細心の注意を払っていたと思います。アクセサリーや腕時計を外し、服のボタンなどにも気をつけていたような? なので、この映画で、
「ほら、この素敵な本、見て、見て~。」
という感じで、無造作に扱う様子を見ながら、「そんな扱いをして、本が傷まないの? 大丈夫?」と、ちょっとハラハラしていました。


映画『ブックセラーズ』は、キネカ大森で上映中

映画『ブックセラーズ』は、現在、キネカ大森で上映中です。ゴールデンウイークを前に、都心部の映画館が軒並み臨時休館になる中で、キネカ大森で上映していることがわかり、当日券で観ました。(セゾンカード提示の割引を利用しました。ネット予約もできるようです。)
開館状況や上演状況は、今後、変更する可能性もあるので、ホームページでこまめに状況を確認した方が良いと思います。

実は、キネカ大森には初めて行ったのですが、居心地のよさそうなミニシアターでした。ロビーには「まちライブラリー」の本があり、映画関係の本が置いてありました。

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