おせちの搔敷

「かいしき」とは、和食で料理を器に盛りつける際に使う木の葉や紙のことをいいます。身近なものでは、お正月の鏡餅に添える「ユズリハ」、柏餅を包む「柏の葉」、魚料理の下に敷く「笹の葉」なども、かいしきにあたります。もともとは、殺菌や防腐の目的で使われることが多かったかいしきですが、冷蔵庫など保存設備が整った現代では、おもに料理に彩りを添える目的で使われています。

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