末澤誠也誕生祭2024

ゆ


世界で一番大好きなアイドル、末澤誠也くんお誕生日おめでとうございます。30歳の節目ということで、既作新作織り交ぜて30日前からカウントダウンをしていました。その短歌についてのおはなしです。


赤色に染まった爪もスカートもあなたのせいでちょっと悔しい
誠也くんのメンカラを身につけること、最初はちょっと抵抗がありました。なんか負けた気がして……。いや負けたってなに？という話なんですけど。でも現場の日じゃなくても爪は赤くしたいし、スカートもカーディガンも赤ばっかり見つけてしまう。うーんやっぱりちょっと悔しい。


地上でも迷わず見つけられるよう金のわっかを目印にした
誠也くんのピアスのことです。私は常々誠也くんのことを天使だと思っているし、地上に落っこちてきちゃったんだ！とも思っているので、そういう考えがまるっと出ている短歌になりました。


ひらひらり　あなたの色をした羽はステージ上でいっとう輝く
こちらも天使短歌（天使短歌？）どんなときでも誠也くんは美しく麗しくかわいくかっこいいんですが、ステージでは特にその美しさがおそろしいほどだな、と思います。


天使の瞳には星が降っている　きらり光ってわたしを呼んだ
こちらの写真から詠みました

この誠也くんのうつくしさ、人間じゃないな…と思っていて……。てんしのひ／とみにはほしが／ふっている　と読みにくいかなーと悩んだんですが、まあええかとなりました。


朝靴を履くことを躊躇うときに頑張る糧が背中を押すの
靴、履きたくない日ってあるんですけど。起きて、シャワー浴びて、着替えて、メイクして、あと靴さえ履けば外に出れる。わかってるけど。でも。みたいな日。そういうとき、誠也くんが2021年のお正月コンサートの「しんどい日もつらいときもいっぱいあると思う。でも、そういうときに僕らの活躍が頑張る糧になっていたらいいなと思う」（超絶ニュアンス）という挨拶を思い出しては救われています。頑張る糧。


最愛の君からの最期のキスは投げつけられたスープボウル（THE BOY FROM OZ）
狂った亡霊が多数いることで有名なブロードウェイミュージカル『THE BOY FROM OZ』で昔詠んだ短歌を引っ張ってきました。新しく詠めたかもしれないけど、当時の気持ちにはなれないなあと思ったのでこちらを。

おはようは言えない関係でも祈るぐらいはできる　よい一日を
「よい一日を」を使いたいなーというのと、アイドルとファンの関係を詠みたいなーというのがあり、できたのがこちら。アイドルとファンって祈り合うことがあるよなー、みたいな。


双眼鏡ペンラメモ帳ブルーベリー忘れてないよあなたのうちわ
うちわ短歌を詠めないかなーとこねてたらできました。私的コンサートの必需品。でも実際ペンラは手首から垂らしているだけ、うちわは鞄に入れっぱなしで主に活躍するのは双眼鏡だったりします。


幸福の味は知ってる　大切なひとに教えてもらったからね（彼女と彼氏の明るい未来）
祝主演ドラマ㊗️ドラマ内の台詞「幸福の味」と、デート中の幸せに満ちているシーンが好きでこのかたちになりました。かのかれ（と勝手に略しています）短歌は毎週詠めたのでヨシ◎


耳たぶの小さな傷はかみさまが触れたせいだと天使が言った
こちらも先ほどのバァフアウトより。私の思想！というかんじ。


あなたとは永遠を信じてみたい消えない虹を探すみたいに
「永遠はあるのか」ということを考えていたタイミングだった、のだと、思われる……（うろおぼえ）結果、「ない」ということに落ち着いたんですけど、でも信じたいよね、と思っています。


「会う」じゃなく「見る」じゃない？って迷ってる私を飛び越え「やっと会えるね」
誠也くんはコンサートを「会う」「会える場所」と言うひとです。すごく好きなところのひとつ。ツアーが決まって、コンサートは「見る」じゃない？と思ってるひねた私のこともぴょんと飛び越えてくれたような感覚でした。


風が吹く　雲の形が変わってく　変わらないのはあなたへの好き
そのまんま短歌。誠也くんを好きになったときからずっと誠也くんのことが好きです。


健康で長生きしてね大好きをぎゅうっとしたらうちわができる
うちわ短歌、作りたい！という気持ちをずっと抱えているので挑戦してみました。多分また挑戦します。


紙吹雪、花、雪、日差し　あなたに降るものはなんでもぴかぴかがいい
デビュー発表のとき、みんなで円になって肩を組んだところに金の紙吹雪が降っていたあの時間が大好きで、たからもので……。ぴかぴかはいいもの、と思ってるのでなんだってぴかぴかしてほしい。


デンモクをスクロールする曲数は近い未来で知ることになる
カラオケにあるあの機械、アレのAぇ! groupの曲一覧をびゃーってやりたい、みたいなことを正門くんが言っていた、ような…というおぼろげな記憶から。めっちゃおぼろげな記憶だけど、すごくいいなーと思っていて。増えていく曲をたいせつにしていきたいです。


花道できらきらの布がひらめく　きっと魔法にかかっているね
デビューツアーで花道を跳ねながら移動する誠也くんを見て。きらきら、私的頻出ワードです。


消しゴムに名前を書くような祈りでＭＶを再生する深夜
「どうか叶いますように」と祈りながらPRIDEや《A》BEGINNINGを再生していたことから。消しゴムに好きな人の名前を書いて使い切ったら、のおまじないみたいな気持ちで複数端末使って回していました。


私たち一生触れ合うことのない他人だから愛し合えるね
これは既作なんですが、お気に入りなので引っ張ってきました。字足らずではあるんですが…。私は本気で彼らとファンは愛し合っている、と思っていて。でもそれって、触れ合えないからだよね、とも思っています。


夢にまで見た未来を迎えたのは羽ばたき続けたあなたのおかげ
関ジュの超名曲こと『君からのYELL』。その「夢見た未来はまだこないけどその日を迎えたいきみと一緒に」という歌詞がめちゃくちゃ好きです。（この「その日」がデビューだと仮定して）そこに至ったのはファンじゃなくて彼らの努力の結果だと思っているので、そういうことを詠みたかったです。


細部にも宿る神だと言うならば彼の前髪にもいるのだろう
誠也くんの指先までぴんと張ったダンスを見ては、「神は細部に宿る」だなあと思っていて。《A》BEGINNINGの「此処が出発点」で目にかかる前髪が芸術で大好きなのでどうにかこうにか詠みたかった。


るんたった　あなたの踏んだステップの後には花が咲いて綺麗だ
WANT!!で花道を跳ねながら移動する誠也くんを詠みたかった。ほんとうにかわいらしいんですよ…！


唇を舐める仕草に心臓がどきりと跳ねる　これが恋か、（WANT!!）
今年度のAぇの誕生日短歌は《A》BEGINNING収録曲から一首詠もうと思っているので、誠也くんはWANT!!を選びました。


ありふれた音なのに輝いている　あなたが呼んだわたしの名前
ハイタッチ会に当選しまして……。名札を付けていけたので、気合い入れて作りました。そうしたら誠也くんは名前を呼んでくれて。さっき「触れ合えないからうんぬん」と語りましたががっつりハイタッチしました。はい。



太陽は双眼鏡で覗かない　ただしステージに立つ彼は可
誠也くんは天使ですが太陽だったりもします。上の句はちょっと前に詠んだのですが、お気に入りなので今回引っ張ってきました。セルフリメイク的な。


神様がそれぞれに与えたギフト　カーブがちょうどぼくのに嵌る（さのすえ）
ここからはコンビ短歌。さのすえってそれぞれに才能を持っていて、それがぴったり合うふたりだなあと思っています。


二人なら最強とまでは言わんけどプリキュアやったら俺が白かな（せーちゃんけんちゃん）
最強シンメでもなくエモコンビでもなくただただ仲良しな先輩後輩なせーけんの関係性が好きです。


目を合わすより声を重ねることが大切なときだってあるだろ（末規）
目が合わないとかソワソワとか言われたりしてますが、私はStray dogs.という曲で向かい合って歌う末規が大好きで……。べたべたな仲良しじゃなくて、アイドルという点で繋がっているように見えるところが好きです。


僕たちはひとりとひとりで生まれてきたからたまに手を繋いでみる（リチャ末）
リチャ末ってすごく仲良しだけど、個として自立していてけっして依存関係にならなそうなところがたまらないです。無言でもずっと一緒にいられるところとか。お誕生日インライサプライズが最高なので全人類は見たほうがいい。


後天的運命により出会ったから肩を組んだら無敵の僕ら（Aぇ! group）
Aぇは運命に選ばれた五人ではなく、運命にしていった五人、という考えを持っています。それを勝手に後天的運命とか言ってます。「肩を組んだら〜」はやっぱり先ほども書いたデビュー発表のときと、《A》BEGINNINGの「明日を砕いたフルテンラウダー」で肩を組んで地を鳴らすところ。どっちも大好きすぎます。



以上、末澤誠也くんお誕生日短歌についてのおはなしでした。なにかありましたらお題箱まで！いいと思った短歌を教えてもらえるなどしたら喜びます！
https://odaibako.net/u/tssae_

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