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胸熱からのうるうるからの涙ぽろり。 ~ 原田知世 Special Concert 2019 “L’Heure Bleue ~

仕事をしていても、部屋でボーっとしている時でも、散歩途中のお店でも。

ラジオからふと流れて来たら、思わず拳を握って胸熱になる曲は、

「時をかける少女」

イントロの「チャーン、チャラララッ♪」と耳に入って来た時の「キタよーー!! キタキタ感」は、子供の頃から今に至るに変わることがありません。


出会いは小学校三年生。

映画の「時をかける少女」を見に行ったことから始まります。

当時お世話になっていた近所の大学生のお兄さんに連れて行って貰ったのです。

多分テレビで「ねらわれた学園」を見ていて原田知世さんの可愛さにやられたので、映画に主演するとコマーシャルか何かで情報をゲットしてねだったんだろうと思います。

お兄さんも実はファンで、自分の親から映画代をせしめていたとも思われます、子守代込みで。

映画館での観劇自体も楽しかったので、2回観に行っています。


それから「愛情物語」「天国に一番近い島」「早春物語」まで映画館へ見に行ったような覚えがあります。

それぞれ知世ちゃんが主題歌を歌っていますが、やはりズドーンと来るのは「時をかける少女」。

ユーミンバージョンもかなり心躍るイントロですが、知世ちゃん自体も好きなので、やはり軍配は知世ちゃんの「時をかける少女」。


何かで読みましたが、知世ちゃんは「アイドル」として歌う「時をかける少女」は長い間封印していたらしく、別アレンジバージョンを最近は歌っています。


前から行ってみたかったコンサートへ去年、満を持して行きました。

ニューアルバムのツアーで、アルバム未購入で一曲も知らないという怠慢っぷりで出掛けました。


ああ、生の知世ちゃんが見られる・・・とドキドキしていると、コンサートの幕が上がり、知世ちゃん登場!

NHKホールの2階席だったので、ハッキリ顔が見えた訳では無いのですが、知世ちゃんがすぐそこに立っている!!と感激で目が潤みました。

歌い方も小学生の頃に聞いていたのと変わらない、透明感溢れる耳に優しい声音。

アルバムの曲を歌っているので、残念ながら知っている曲はありませんでした。


知っている曲は歌ってもらえないかな・・・

そう思っていたのですが、何とラストの曲目が「時をかける少女」。

アレンジバージョンではありましたが、知世ちゃんがすぐそこで歌っているのです!!

もう、涙目からこっそり涙がポロリと流れてしまいました。

ああ、来て良かった・・・、心底思った瞬間でした。


それからは思い入れも一層強くなり、ラジオから「チャーンチャラララッ♪」と来ると、拳を握り胸熱になるのです。

仕事が煮詰まっていたり、プライベートでつまらないことがあっても、「時をかける少女」が流れると、曲が流れている間は没頭させてくれるのです。

詩は映画に沿った内容で全然「負けないで」や「どんなときも。」的に応援してくれはしませんが、自分にとってはやる気も俄然出て来るし、楽しい気持ちにさせてくれて、元気も出ます。


曲を携えて何かに挑む訳ではありませんが、自分にとってはすごく大事で、常に聞いていなくても、いつも心の中で流れている曲です。


他の方が歌っている「時をかける少女」ではなく、

原田知世さんの歌う「時をかける少女」が自分にとっての勝負曲です。


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