そんなつもりが無くても、ついつい・・
必ず買ったり手に取る読み物はありますか?
親が飲食店をしているので、子供の頃はお客さんが置いて行った少年誌や青年誌、週刊誌を持ち帰って来て、ジャンル問わず読み放題でした。
男性客が殆どだったので、男性誌が多かったかな。
ジャンプやマガジン、サンデーはとても楽しみにしていて、チャンピオンからビックコミックやモーニング、アクション辺りになってくるとやや頬を染める内容が増えて来ます。
同じく、週刊誌なら週刊朝日や読売、毎日、文春や新潮はスタンダートで、フライデー、フォーカス、SPA辺りから現代、宝石や大衆になってくると、グラビアにテレビで見かけない女性が凄い状態で謎のポージングを決めていました。
そして、実話、アサ芸になってくるとグラビアには「そのまんま大人方面の方」がバンバン登場し、紙面に踊る単語や文章に「あわわわ度」が急上昇、たまに大人の特選街やプレイボーイ、ナックルズ系など子供が100%見ちゃダメ!な雑誌も普通に転がっていました。
子供時代の情報量、凄かったなぁ。
おかげで本来無駄とされるようなことに対しても、しっかり対峙できる人間になりました(いらない実力)。
高校生くらいの頃は、まんまの写真集(大事でしょうに、なぜ店に置き忘れる)を母をからかう為に持ち帰ってきたり、飲食店だけに雑誌に「ギャーーー!!」っとなるものが挟まっていたりで、持ち帰り減ってきたような気がします。
たまに読みたくなりますね。
そんな子供時代でしたが、高校を出て就職し、家を出てからはめっきり週刊誌やマンガから離れています。
その中で唯一自主的に購読しているものがあります。
昨今は右肩下がりとなってしまっている「新聞」です。
いまはスマホなどで手軽に情報を得られますが、見たい情報を検索するので、溢れかえる情報の殆どは切り捨てられていると思います。
更に「自分の気に入る」情報だけになるので、偏り加減も相当かと。
新聞もそれぞれの新聞社のカラーがあると思うので、偏っているといえば確かに偏っているかもしれません。
ですが、新聞には自分の興味があろうがなかろうが、社会事件から政治、経済、科学、医療、トレンド物など様々なジャンルが掲載されています。
自分は東京在住なので、地域欄として掘り下げた東京情報もあります。
紙のページをめくると太字の見出しは目に飛び込んできます。
そんな感じで興味が無かったことにも触れるチャンスがあります。
これは今のご時世であろうとなかろうと、ナイスな「出会い」かなぁと思っています。
自分は毎日新聞を購読しています。
様々な情報がある中で、箸休めなのかお楽しみなのか「星占い」のコーナーがあります。
血液型占いなど占いの類はあまり信じていませんが、読むことはまんざらではありません。
夜に新聞をゆっくり読むので、その時に占いコーナーを読みます。
「きょうのあなたは年上の人に振り回されます」とか、
「ステキな出会いがありそう。思い切って話しかけてみて!」とか、
「無駄遣いに注意。うまい話にはご用心」などなど。
『今日は誰にも会ってないよ』とか『そういえばヘンな電話があったな』なんて、答え合わせみたいに密かに楽しんでいます。
気にしていない割に、実は気になる存在なのかもしれません。
なので、朝には読みません。
左右されないと思っていますが、やっぱり気になっちゃいますからね。
「小さな投資は大成功!」
なんてあったら、宝くじを買ってしまいそうだから。
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