飛行機に負けない、トンボの空路
気温が高すぎて、空気が見えない水のように感じます。
歩いているより自転車で走っている方が、ぬるい空気の水に分け入る感じが強いです。
そして、陽射し。
ただただ、鬼です。
目が痛い!! 肌が痛い!! 出る汗がネットリ張り付く!!
夏の陽射しね・・・、なんて手でひさしを作って、しばし空を見上げた手の甲は日焼けします。
容赦ありません。
昨日は頼まれ仕事の助っ人に出掛けました。
通常は割とフランクな状態で助っ人仕事をしていますが、昨日は通年で一番忙しい月の作業を行うとのことで、短時間で濃密な作業をしてきました。
たっぷりしたデータ入力の上に、分かりにくい仕分けをしつつの作業で、サクサクっとはいきませんでしたが、それでもほぼ予定通りの作業内容で終えられました。
来週、助っ人先の方が自分の入力内容を精査して、間違いを修正すれば、いっちょ上がりとなります。
見通しは明るいので、8月は爽やかに助っ人を終えられそうです。
そんな帰り道。
渋谷を歩いていると、空の割と低い位置を飛行機が飛んでいきました。
イヤホンでラジオを聞いていたので音は聞こえなかったけど、外していたら渋谷の雑踏の中でも大きめにジェット音が聞こえたかもしれません。
ちょっと立ち止まって見ていると、数分おきに飛行機が通過していきます。
確か、羽田からの発着空路が新しくなったと新聞で読んだので、それで今までは通ることの無かった低い位置で飛ぶ飛行機が増えたのかと思います。
暑さもあって、ポケーっと見ていると、飛んでいる飛行機と同じ方向へトンボが飛んできました。
ずっと低い空路をキレあるの良い動きで、スッスッと方向転換をしたりで楽し気に飛んでいました。
飛行機を見た時は自分も乗せてもらって、どこかへ旅行に行きたいなぁと思っていました。
トンボがきてからは、狭い範囲でも楽しそうに飛んでいるなぁと。
なんとなく自分がトンボみたいな気がしました。
助っ人仕事で自分の事務所から少し離れた場所へ移動。
普段は自宅みたいな事務所から公共機関を使って出かけることが無いので、離れた場所ではありませんが、電車やバスに乗るので楽しく移動。
夏休みにちょっとだけ自分の車で遠出はしましたが、どっか遠くに行きたいなぁと思っていても、飛行機に乗って行くような遠出は出来ていません。
国内なら行こうと思えば行けますけど、超インドア派なので腰は重め。
いまはトンボな移動距離で充分なのかもしれません。
夏休みの遠出した先では、まだ紫陽花がたくさん咲いていて、渋谷ではセミの鳴き声とトンボのコラボ。
目と耳だけだと季節がどこかわからないけど、気温と陽射しが「夏ですよー!」と8月という現在地を教えてくれます。
梅雨に押されて出番の遅れた夏、どれだけハッスルするのやら。
なんとか秋に頑張って貰って、早めに夏からバトンを奪い取って頂きたいものです。
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