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#スキしてみて

駄洒落小説 『腋の薔薇時計』 #毎週ショートショートnote

駄洒落小説 『腋の薔薇時計』 #毎週ショートショートnote

「広いね!」

引っ越したばかりの家に彼女を招いたら開口一番そう告げた。

「まあね」
「相当張り込んだんだね」

と彼女は室内を物珍しげに眺めていく。
一枚板のテーブル、革張りのソファ、全自動トイレ、バブルシャワー完備の浴室。

彼女が最新型のシステムキッチンに興味を示したのに気づいた俺は腕を組むふりをして、腋の薔薇時計ボタンをそっと押す。

何とも言えない芳香を漂わせ
ぎゅうぐるる~!
と咆哮

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吹き出物の辛い毎日から脱出しよう!ニキビを無くす為の傾向と対策

吹き出物の辛い毎日から脱出しよう!ニキビを無くす為の傾向と対策

吹き出物の辛い毎日から脱出しよう!ニキビを無くす為の傾向と対策

どのようにすればニキビのリピートを阻止できるのかは帰する所、根っこの臓器の兼ね合いを整えながら保湿することが一番です。
おまけに衛生的に守る事が重要ではありますが注意すべきなのは、肌にとっては良質とされる菌だけは無くしてしまわない様に気に留めながら、丁度よい洗顔の仕方が重大事項になります。
洗顔において確実にしていても、結局の所テス

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ショートショートショート〜6

ショートショートショート〜6

待って!

聞き覚えのある声に振り返った



私は驚き小さく声を出してしまった

久しぶり

元気?

駆け寄ってきたあなたが遠慮がちに声をかける

あ、うん

私は小さく頷いた

変わらないね

あの頃と同じ笑顔であなたが言う

あなたもね

私もあなたを見ながら言う

この辺、よく来るの?

あなたが聞く

時々‥

私が言うと

僕、卒業してあの会社でずっと頑張ってるよ

あなたが言った

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2006年の中田英寿になる為、渋谷に行ってきた

2006年の中田英寿になる為、渋谷に行ってきた

毎日更新152日目。

いきなりだが、今日僕は重大な決断をした。

それは何かと言うと

「ロン毛断念」

何週間か前のnoteでロン毛を目指す事を書いていたが、早くも断念の運びとなった。

まあ誰も期待してなかったとは思うが、あまりの諦めの早さに自分でもガッカリしている。

何故諦める事になったか。

理由は2つある。

まず一つ目は「あまりにも道のりが遠い」

ほぼ坊主である僕の髪型「2006

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今日の1日(現実)

今日の1日(現実)

今日は朝11時に起床。
シャワーを浴び、眉毛、髭、もみあげ、鼻毛をカットして、BBクリームを顔に塗る。爪を切って、髪をセット、眉毛を書く。
12時30分に昼食を食べる。
13時に恋人と合流し、恋人の家でDVDを見たりのんびり過ごす。
20時に恋人の家を出て、定食屋で夕食を食べる。
21時30分に家に帰宅し、Youtubeを22時40分まで見る。
22時40分から~23時20分まで入浴。
23時20

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『言い出せなくって』

『言い出せなくって』

「お正月くらい帰ってきたら?」

もう

うるさいな

どうせ妙な縁談とか

「いい人のお話もあるんだけど」

ほらね

やっぱり

「だってもう来年は34?35?」

わたしだって帰郷したい

でも母のこういう言動が

わたしを郷里から遠ざける

「いつまでも東京で遊んでるのもねぇ」

母からすれば

上京して一人前に働いているわたしは

遊んでいるように見えるんだね

いいかげんうんざりだよ

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初めてのNO

初めてのNO

僕の両親は基本的に僕の意見に対していつも肯定的だ。

それは本当にありがたい。

何かを始めるという時も、なぜ始めるのか、始めてどうしていくのか、将来的にどうなりたいのかを聞いてくれる。そして、正直に思ったことを言ってくれる。

だけど、僕が記憶している中でたった1度だけだめだと言われたことが合った。

それは、サッカーを始めること。

小学3年生の時、自分の周りの友達がたくさんサッカーを習い始め

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