赤ちゃんが生きて行くための知恵!?原始反射のお話【子どもの姿勢と体作り講座】

生後間もない赤ちゃんの動きは、特徴的なものがあります。
いくつかの例をご紹介します。

・非対称性緊張性頸反射(ひたいしょうせいきんちょうせいけいはんしゃ)
赤ちゃんの顔を左右のどちらかに向けると、顔の向いた方の腕が伸び、反対側の腕が曲がってきます。

・探索反射。
赤ちゃんの口の横を触ると、顔が触れられた方を向きます。

・吸啜(きゅうてつ)反射
口に入ってきたものをくわえて吸います。

・把握反射
赤ちゃんの手のひらを刺激すると、瞬間的にグッと握り込みます。

・足踏み反射(原始歩行)
赤ちゃんの体を抱えて、足を床につけさせると、まるで歩行をするような仕草をします。

これらは赤ちゃんの意思とは関係なく、無意識に行われるもので、生まれながらに備わっているという意味から、原始反射と呼ばれます。

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