超がつくほど不器用。発達性協調運動障害を知っていますか?(その2)【子どもの姿勢と体作り講座】

不器用さがメンタル面に与える影響としては、「自己肯定感の低さにつながる」ということです。

そのため、自己肯定感をどのようにして上げてあげるのか、ということが最大のポイントになります。

■「超不器用」が自己肯定感の育ちに与える影響

自己肯定感というと、心の問題として取り上げられることが多いですよね。

しかし、超不器用さも「自己肯定感の低さ」を生み出す原因になってしまいます。
具体的には、このような負のループに陥ります。

「上手く体が使えないので、運動の失敗経験が増える」→「新しいことに挑戦する前に『どうせぼく(わたし)にはできない』と思う」→「活動量がどんどん減る」→「活動量が減るので、筋力が弱ったり、骨が強くなっていかない」→「余計にできないことが増える」→「ますます運動が嫌いになる」→「運動以外のことにも自信がなくなっていく」

このような負のループに陥ってしまうと、新しいこと自体に興味が向かなくなり、やがては、心の問題(例えば運動面以外でも何かに挑戦するという気持ちがなくなってしまうなど)にも悪影響が出てきます。

逆に、運動を通して自己肯定感を高めることができれば、心の面での自信にもつなげることができます。

では、以下に、運動を通して自己肯定感の高める方法について、考えていきましょう。

■自己肯定感を高めるポイント

1.失敗経験よりも成功体験を積ませる(できることから始める)

一般的なこととして、運動に取り組ませる場合は、現状より少し難しい課題を設定しがちです。

しかし、その課題は子どもにとって難しい課題(今はできない)です。
そのため、たとえトライしたとしても、失敗につながることが予測されます。

このような場合、失敗経験だけを増やしてしまうリスクがありますので、まずは「今の時点でできること」からさせます。

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