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ホームページに“お客様の声”を掲載するのは逆効果的では?私の思い込みかな?

ショップやレストラン、商品を通販するホームページでは、よく『お客様の声』というコンテンツがある。

あらゆる業界のホームページでは、この『お客様の声』が必須のようだ。


私もAmazonで本やCDを買うときに、『カスタマーレビュー(お客様の声)』必ず読んでいるし、初めて行く飲食店選びをする時にも★の数を見ている。

販売する商品・提供するサービスに形があるものであれば、『お客様の声』の掲載は理解できる。

しかし、“人のノウハウ”というか?“その人が持っているもの”が商品であるコンサルタント・士業といった職種の方々のホームページに掲載されている『お客様の声』ほど“胡散臭い”ものはないと感じるのは私だけだろうか?



① <コーチング関連のコンサルタント>


このコーチングを行っている方々のホームページに共通しているのは過剰な自己PRだ。

~『正しい経営判断と目標達成に導く』~

『3年半で1,000件以上の実績』

『元●●ならではの行き届いたサポート』

『“匿名希望者”のお客様の声』


プロフィールを見ても

外資系企業勤務とは書いているが会社経営経験もない。

営業経験は全くない。


私はおもわず吹きだしてしまった。

このホームページを見て
“このコーチングをお願いしよう!”
と考える企業経営者がいるのだろうか?

いるとすれば、この企業経営者は、かなり病んでいるのだろう(笑)


② <マーケティング関連のコンサルタント>

スタートアップ企業や新商品販売に関するマーケティング戦略は必要だ。

小規模であるのでマーケティング専任担当もいないので、コンサルタントにサポートしてもらう。

マーケティング部門を外部に丸投げする。
といった企業は多いのだろう。

確かにニーズがあるから、マーケティング関係のコンサルタントが講師をするマーケティングセミナーは各地(オンライン含む)で多数開催されている。

この種のコンサルタント(法人・個人)のホームページにも必ずと言っていいほど『お客様の声』が記載されている。


私はここで

「この方は、実際にはモノを売ったことがないんだろう。“切った張った”と言える交渉現場には立ったことないのかな?」

と感じてしまう。

プロフィールを見てみると、外資系企業などのマーケティング部門や広報部門での勤務経験はあるようだが、営業経験がない人ばかりだ。

知識としては素晴らしいのだろうが、実践ではいかがなものか?


③ <営業コンサルタント>

外資系生命保険会社出身者や自動車ディーラー出身者が多いのだが、ホームページの掲載は?

~伝説のセールスパーソン~

『おもしろいほど契約がとれる㊙テクニック』

『誰でも奇跡のトップセールスになれる』

『どんな会社でも間違いなく業績アップする』

『お客様の声』は大絶賛の嵐だ。


この種の営業コンサルタントは、十分に稼いだので悠々自適だろう。

人は、心にもお金にも余裕があると、人は他人に教えたくなるのだろうか?

でも、なぜか?とても胡散臭いと感じてしまう。

その他、人事コンサルタント・人材育成コンサルタントなどの数多くのジャンルのコンサルタントが存在している。

コンサルタントだからといってオールジャンルに100点満点とれるはずないので、自分の苦手なジャンルを補い合える人とのコミュニティが必要と思う。

だからと言って、コンサルタントを否定している訳ではない。

多くの可能性を感じているから、多くのコンサルタントの方々に

「一緒にオープンイノベーションしませんか?」

と声掛けをしている。

私は、まず雑談やお喋りができればいいのであって、それぞれのコンサルタントの専門分野を深く勉強しようとは思っていない。

雑談していることによって、その人の特徴はわかるものだ。

第一印象で「プライベートでの、お付き合いしないだろうなあ」と感じてしまうタイプの人であっても、雑談を通じて“人間味”を感じて、“一目置く”人はいる。


たまたまなのか?私の思い込みとは思うが

多くのコンサルタントの方々は

「いいですね!まず勉強会しましょう!」

という形から入ろうとする人が多い。


正直、この「勉強会やりましょう!」というフレーズが出た瞬間に

「あ~あ、残念!」

と私は思ってしまう。


これも私の思い込みとは思うが、この残念な人は、雑談を続けても

“自慢話ばかり”とは言わないが、自己中話が多い

マウントとりたがる

自虐ネタ・自分を落としての話はない

知識はあるのだろうが、話を聞いていても“面白くない”。オチがない。

そして、その方のホームページには『お客様の声』が掲載されている。



いずれにしれ、私自身が思い込みの強い“老害化”したオッサンなのだから、いじられるオッサンとして各コンサルタントの潤滑油的な橋渡し役が出来ればいいな?と考えるようにしている。

会ったこともない人とClubhouseやSNSで繋がって、そこで雑談したいと思わないし、声だけで人を見抜く能力を持ち合わせていない。

まず、その人に会って感じる雰囲気・空気感が必要だ。

ここが”老害”と言われる原因かもしれない。

しかし、コンサルタントによる“オープンイノベーション”軍団作りは、私の『やりたいこと』のひとつだ。


まだまだ諦める訳にはいかない。

「売り手良し 買い手良し 世間良し」 そして 「未来良し」


さあ、今日も張り切っていこう!



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