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満員電車で通勤するサラリーマンに必要な“心”と“直感”に従う【勇気】と【開き直り力】

“仕事が楽しければ人生は極楽。仕事が義務ならば人生は地獄。”
ロシアの作家ゴーリキーの有名な言葉がある。

私は、
『この会社に入って“働きたい!”』『この業界の仕事がしたい!』と熱い想いなど1ミリもなく、最初に“内定”をもらえた会社に就職した。

『就職活動面倒だし、この会社でいいや。よし!残りの学生生活、遊びまくるぞ!』って程度の“いい加減な理由”だった。

あえて“優等生的発言”すれば、『入社希望動機は、御社の“自由闊達”な社風です!』かな?
(入社後、一度たりと“自由闊達”であると感じたことはなかったが(笑))

入社した以上は、辛いことも多いだろうが“仕事を楽しむ”しかない!


『サザエさん症候群』という言葉がある。

日曜日の夕方から深夜、「翌日からまた通学・通勤・仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の俗称だ。

私の日曜日気持ちは、仕事は楽しかったので

「月曜日大好き!早く会社行って仕事したい!」と思う前向きな気持ちと、

<満員電車嫌だ>『サザエさん症候群』が入り混じっていた。

満員電車での通学経験もない田舎者の私にとって、東京勤務での“満員電車”は最大のストレスだった。

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「毎朝の通勤時の“満員電車”がストレスだ」という人は絶対に多いはず。

人との密着感、臭い、音など、ストレスの原因は嫌でも降りかかってくる。

実際に、満員電車のストレスは戦場レベル!という研究結果も出ているほどだ。


一般的に、従業員満足度(ES= Employee Satisfaction)の高い企業や会社ほど生産性や業績が高く、離職率は低い といわれている。

ES向上は、顧客満足度(Customer Satisfaction, CS)向上にも効果的だと考えられている。

つまり、【従業員が“満員電車”に乗る比率を下げるという施策】は、生産性向上に結び付くことになる。


『“満員電車”に乗るのが当たり前』と考えるのは【リモートワーク】という代替方法が存在していない時代のこと。

この観点から【リモートワーク移行推進】という論法ならば、アナログ昭和感覚経営陣&管理職も理解できるのではないだろうか?


「上司の顔色を窺うこと」「自分の意見は包み隠すこと」「和を乱さないこと」が出世する最低条件である官僚主義・政治主義の大企業においては、“勇気を持たない”ことが正義なのかもしれない。

働き方は、古い画一的な制度を無理やり全員に押し付けるのでは、時代遅れそのもの。

もはや、働き方を、政府や企業が決めるのではなく、人それぞれに考えてもらう「自分らしさ」を前面に出していく時代だ。

そもそも論として【自分自身の人生をいかに豊かで楽しいものにする】ことに反対する人はいないはず。

Withコロナ時代の今こそ、

“根拠の見えない直感”だとしても、

“途方もない妄想”だとしても、

これを駆動力として、【直感を論理に】【妄想を戦略に】落とし込んで、

【具体的な“かたち”】⇒【新しいビジネススタイル】⇒【生産性向上】にしていく。

先行き不透明な時代の今こそ、“心”と“直感”に従う【勇気】と、いい意味での【開き直り力】が必要だ。

【自分は“正しい”】と信じて、既成権威(上司)に【リモートワーク移行】を提言しよう。

ボトムアップでも、会社を変えることはできる。
どんどん現場の声を上げていこう!

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スティーヴ・ジョブスのスタンフォード大学の卒業式のスピーチ。

Most important, have the courage to follow your heart and intuition.
They somehow already know what you truly want to become.

最も重要なのは、あなたの“心”と“直感”に従う【勇気】を持つことである。
あなたの“心”と“直感”はなぜか、あなたが本当に何になりたいのかをすでに知っているからである。


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