見出し画像

おっさん!オンライン討論会で「何が言いたいのか?」サッパリわからんぞ

昨今、TVニュース・ワイドショーそしてネットは、【先入観】【固定観念】【偏見】【思い込み】【決めつけ】に満ち溢れている。

「あんた誰?」と思うコメンテーター(何々に詳しいジャーナリストなど)が偏った話で印象操作する。
ネットは、もっと過激なフェイクニュースが入り乱れている。

ジャーナリストと名乗るトレンドブロガー。

MLM(マルチレベルマーケティング)と言いながら“ねずみ講”でしかない輩。

野良猫に餌をあげる人や土鳩にパン屑を与える人が“動物虐待反対”を叫んでる。

喫煙ルームで真剣に“3密”問題を語り合ってる上司と部下。

本人にとっては“善意”なのかもしれないが、“悪意”ということが分かっていない【自粛警察】。

本当に世の中には、“様々な人がいる”と感じる今日この頃だ。。

画像1

討論しあっている当事者にとっては、真剣そのものなのだろうが、当事者以外の人とって、それほど興味深い話でなければ、【プレゼンテーション】の“良し悪し”によって支持率が左右されることはよくあることだ。

日本の一流企業を代表する偉い方のスピーチは、内容がなくて面白くないことはよくある。

肩書が立派であればみんなが話を聞いてくれると思っているのだろう。

私は、結婚披露宴での来賓スピーチで「この人、話上手だな」と思った人に出会ったことはない。
(【乾杯のご挨拶】で偉い方が「では、ご唱和ください『万歳!』」で全員大爆笑!これは好きだった。)

『プレゼンテーション練習してるの?』
『リハーサルやったの?』
『上司は、この話でいいとOKだしたの?』

【ビジネスプレゼンテーション】で、話したという事実さえ残ればそれでいいと思っている人が多いようだ。

スクリーンショット (1334)

米国の歴代大統領もスピーチのトレーニングをしている。

アメリカのニュース記事の文章は、12歳の人が理解できるように書かなくてはいけないとされている。

ホワイトハウスのホームページなども、小学校6年生が分かるようクリアに書かれている。

① テーマと結論が明確であること
② 誰にでもわかる言葉を選ぶこと
③ 聞き手に対する気遣いがあること
④ 話す内容の構造がはっきりしていること

などが重要なはず。

スクリーンショット (1339)

昨日のオンライン討論会での“やりとり”。
(私が進行役で、相手は、大企業の次長さん)

「御社の緊急事態宣言解除後の出勤などの体制は、どうなるのですか?  ご披露願います。」

次長「明日から5割出勤体制です。
保険会社によって対応が異なるようで、MSは先週から100%出勤体制。
SJは当社よりもコンサバな感じで明日以降も3割維持。
A社は明日から代理店さん訪問も解禁&以前と同水準と聞いてます。」

 「他社ではなく御社の話をお願いします。」

次長「出勤が前提ですが、これからはテレワークや会議はzoomを活用して…という機会が増えると思います。」

「?????では、在宅勤務が主流になるのなら、人事考課制度も変わるのですか?」

次長「面談は今回からzoomでやってますが、人事考課制度自体は、いまのところは従来通りです。
コロナ前でも、人事考課に不公平感や不平不満を持つ方がいて、毎年組合からも指摘されてますが、役割に応じて課題設定と評価が適切に出来るかどうかがポイントの一つかと思います。」

「で?何が問題点と思われますか?」

次長「パーソナルの営業現場ならば、代理店さんビジネスというネズミ講モデル?がまだまだ主流なので、リモート対応でコミュニケーションが上手に取れる担当者ならはま、成果を出す…評価される…になるような気がします。」

「?????御社も、A社同様に、対面営業を従来通り継続するということですか?」

次長「対面と非対面のハイブリッド営業がこれからは必要だと思います。
社員自ら数字を稼ぐ部分、代理店さんへの各種支援、デシダル戦略、損害サービス力強化、コンプラ、人材育成というカテゴリーはこれまでもあったので、中身の質は変わってくると思います。」

「御社では、まだ営業体制方針も、人事考課制度の変更も発表されていないので、わからないということですか?」

次長「対面募集は続くと思います。非対面募集にも力を入れながら…」

「代理店に対しての非対面募集の“やり方”は、準備されてるんですか?」

次長「アイディアあれば是非教えて下さい。」

私は、最後まで次長が「何を伝えたいのか?」サッパリ理解できなかった。

スクリーンショット (1337)

オンライン討論会終了後、参加者から
【プレゼンテーション】の勉強しなければダメだ!といつも言われていた意味が、よくわかりました。」

「来週の【プレゼンテーション】オンラインサロン予約いれました。よろしくお願いします。」

思ってもみない形で、オンラインサロンの予約だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?