Miles Davisが教えてくれた”学び”と南アフリカの音楽
私のような「シャフール(シャフ=社会不適合者)」にも師匠はいる。
サプールは「生き様」としても多くのことを教えてくれた。
3大師匠は 「Miles Davis」 「James Brown」 「Bob Marly」
師匠たちとの出会いは、私にとって単なる”音楽”の発見以上のものでした。
実際に会って喋ったこともないので、勝手に師匠と言ってるだけ(苦笑)
家族と離れて、東京での単身生活がスタートして、ぼんやりと独立起業を考えだしたある日のことです。
「やばい!知らないことが多すぎる。勉強しなければいけない。」
と思ったものの、何から手を付ければいいのか?さっぱり分からない。
「とりあえず、趣味の世界から勉強してみるか」と思い、マイルスの口癖だった「So What ?」( = なんでやねん! 誤訳?)を自分のテーマとして掲げて、アフリカ系アメリカ人が創造した「ジャズ」の歴史から調べることにしました。
自分が好きな音楽に関連することなので、調べれば調べるほど「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」と素朴な疑問が浮かんできます。
「やっぱり マイルスは凄い!師匠だ!」
しかし、モダン・ジャズの帝王と言われたマイルスでさえも、自分ではどうすることもできない「人種差別」という壁が立ちはだかっていたのです。
「これは、どげんかせんといかん!」
マイルスは、アメリカにおける人種差別問題には常に批判的でしたが、音楽性の追求のためには「人種は関係ない」というスタンスでした。
「そうや!マイルスのアルバム『TuTu』は、ノーベル平和賞を受賞した南アフリカのデズモンド・ツツ大司教のことだ。アルバムのラスト「Full Nelson」はネルソン・マンデラに捧げられた曲だった。」
反アパルトヘイト活動の的となった”SUN City”だ!
あらゆる現代の国際的な社会問題を”学ぶ”最高の教材は
南アフリカ共和国(Republic of South Africa)だ!
と思ったのがキッカケで、アフリカにハマっていったのです。
なんて、カッコつけて書いていますが、調べたのは、南アフリカのミュージシャンなんです。
ってことで、お気に入りナンバーをご紹介。