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「水曜日のカンパネラ」変わるメンバーと変わらない音楽性

「水カンのボーカル変わったらしいよ... 」友達から聞いて驚いた一言。

今日は、テクノサウンドと独特の世界観でリスナーを惹きつける水曜日のカンパネラの魅力に迫る。

2012年、主演・歌唱担当のコムアイ、音楽担当のケンモチヒデフミ、その他担当のDir.Fで結成された水曜日のカンパネラ。2018年のオリジナルアルバム『ガラパゴス』以降、水曜日のカンパネラとしての楽曲は沈黙のままであったが、6日、コムアイの脱退が発表された。

コムアイから詩羽(うたは)へ

水曜日のカンパネラのボーカルであるコムアイが脱退し、新たなメンバー編成へと進化を遂げた。

バンド・グループにおいて、ボーカルはフロントマンである。サカナクションの山口一郎、ゲスの極み乙女の川谷絵音、彼らはバンドの世界観を定義し、アイコンとして機能している。

ボーカル変更によって「水曜日のカンパネラ」としてのアイデンティティが失われるてしまわないのか?ここが多くのファンが注目していた点ではないだろうか。

ボーカル変更で音楽性は変わるのか?

結論、水曜日のカンパネラは新体制でも「水曜日のカンパネラ」であった。

詩羽がボーカルをつとめる二曲のMVが公開された。両曲ともに、スーパーソウ(EDMの王道的ジャンルである、プログレッシブハウスでよく使われている音)によるパワフルなドロップが特徴的である。

また、バッキンガムの冒頭はコムアイのラップを彷彿とさせる。「らしさ」を失わずに進化するサウンドが印象的だった。

新たなボーカルを迎え着実に歩みを進める水曜日のカンパネラに要注目!!



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