嘘の始まりの嘘

今日はエイプリルフール…だがしかし、

実は今目の前に広がっている世界自体がすべてうそのなのかもしれない。
そう本当はローヌ帝国の暴挙に抵抗するレジスタンス組織「ロートシルト」グルナッシュだったが
帝国のカベルネ将軍に捕まり拷問を受け、新型の洗脳・幻覚発生装置「スプリッツァ」を付けられ
さも東方の日本という国にもともと生活をしていたかのように見せられているのだ。

だが、この生活ともこれで最後になる。

外側から精神的に私を助けてくれてようとしてくれる人が現れた。
彼の名は「ヴァムース」、例の幻覚装置を作った、帝国の科学者「カヴァ」の弟で科学と呪術を融合した新しい研究を行っており、初めこそ兄と研究を行いスプリッツァの開発を行っていたが
帝国の真の目的に気付き離反しレジスタンスとして協力しているのであった。

2,3日ほど前、幻覚世界の私の元へ訪ねてきて、助かる方法を聞いたのだが
いきなりこの世界から抜け出そうとすると現実世界との乖離のせいで精神が崩壊しかねないらしい
そのため現実世界へ戻るには時間がかかるといわれていたのだが、つい今しがた彼から
呪術を使いそれをしなくてもすぐに現実の世界へ戻れる方法を行ってくれるというのだ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?