小学校休校中だからこそ普段できない事を子供と一緒に
小学校休校になって1週間、低学年の我が家の子供達は学童に入れなかった(学童の待機児童がいる地域)ので家で過ごすことに。
職場からの「休んで見てあげたら」という言葉に甘えて、この1週間子供達と過ごした。
宿題をさせつつ、せっかくだからと今しかできないことをやってみた。
買い物
いつも必要な物はネットで買ったり、用事がてらにサッと買ってきたりが多いけど、
今回はただ「欲しいものを買ってもらう」立場ではなくて、自分で見つけてもらった。
まずはスーパーで、彼らが好きなプルーンを見つけること。
ここだと思ったところになくて焦る長男。
次男がすぐに、
「すみませーん。プルーンてどこですか?」
と物怖じせずに聞いて無事にプルーンをゲット。こういう度胸が座ってるのが次男のいいところ。
次は文房具店で、長男はノート、次男は定規。
最低限のお金も渡して、その中で買えるように、値札の見方も教えた。
本体価格と税込価格の表示に混乱する次男の横で、冷静に計算する長男。
普段勢いのある次男が焦った時には、淡々とこなす長男のマイペースさが活きてくる。
料理
なるべく小さいうちから料理をさせようとしてきたけど、最近は忙しくて、ついつい忘れていた。
長男は目玉焼き、厚焼き卵、カレーの材料を切る
次男はスクランブルエッグ、ホットケーキ、サンドイッチの具の用意
2人とも火傷や包丁にビクビクしながら、前より理解が早くなっている。
そして、できたときの満足そうな顔。
「わぁ〜おいしそう〜」
という2歳の弟のリアクションも嬉しそう。
一番は、それをみんなで食べているときかな。
体を動かす
こんな時でも、外で体を動かすのは大切だと思って、宿題の合間にドッジボール。
学校のドッジボールでは「逃げ専門」の長男とは、当て合うのではなくキャッチボールの容量で、2人で100球を目指した。
なかなか思うようにキャッチできなくても、ボールの投げたり受けたりが楽しそう。
次の日、私は背中が筋肉痛になったけど(笑)
またドッジボール。今度は次男も一緒に3人で200球。
その後、当て合うドッジボール。1対1でやって、当たったら交代。
始めはボールのやり取りが続くように優しく投げて、段々に強くしていった。
2人とも何とか私を当てようとしては、
自分が取れなくて凹み、
でもまた受けて、投げて、を繰り返していくうちに、何回か当てることに成功すると、ガッツポーズで
「よっしゃあ!!」
日に日に上達する彼ら。長男は、
「俺、なんで前はボール取れなかったか分かった!今は腕も胸も使うけど、前は指だけで取ろうとしてたから」
と自分で分析したり、
「また学校でドッジボールしたいなぁ。お母さんとドッジボールして上手くなったから、学校でも投げてみたい」
と、学校のドッジボールが楽しみなったり。
雨の日は次男が
「今日もドッジボールしたかったなぁ〜」
と本当に残念そう。
2人とも、1週間でボールの取り方も投げ方も上手くなり、受けるボールも強く重くなっていった。
一体何球投げたり受けたりしたんだろう。
5日で、1人1000球くらい?
意外とまだまだ私が強かったけど、いつかは全然歯が立たなくなるんだろうな。
そんな日が楽しみ。
自転車移動
今住んでいるところは車社会だし、2歳児もいるしでどこへ行くにも車だけど、ふと思いついて自転車で近所へお出かけ。
上2人が保育園の時は都会暮らしだったので、電動アシスト付き自転車が大活躍だった。今回はその前カゴに三男を乗せ、上2人はそれぞれ自分の自転車。
少し大きめの自転車に変えたばかりの次男はまだフラフラしがちなので、車通りのない道を選んだ。
左側通行や一時停止のルールを復習して、曲がり角や信号、踏切、交差点のたびに振り返る。
帰る頃にはコツを掴んだのか、
「僕今日でだいぶ慣れてきたよ!」
と次男。
そのうち自分たちで自転車で出かけるようになるだろう。
その時に安全運転が自然とできるように、今のうちにまた一緒に自転車で出かけて教えながら楽しもう。
神社参拝
独身の時に住んでいたアパートから駅までの道は途中で神社の中を通るのが1番の近道だった。
それまで気づかなかったけど、神社の中は木がたくさん生えているせいか、周りの音も遮り、静かな空間に鳥のさえずりが響き、空気もきれいで、ゴミも落ちてなくて地面もスッキリ。
ただ通り過ぎるだけなのに、心が洗われるような、スッキリとする感覚があった。
だから、神社という空間にいるのがだんだん居心地よくなった。
今は、初詣や子供の七五三だけでなく、時間があれば神社に参拝するようにしている。
今の時期は人も少ないし、参拝にはぴったりだと思って朝の参拝に子供達を誘った。
鳥居をくぐる時はお辞儀をするんだよと言うと、
学校で習ったのか、お手本のような3秒お辞儀をする長男。
次男はもっと頭を下げた方がいいと思ったのか、
いきなり土下座(!)慌ててやり直し。
お手水、賽銭箱、二拍二礼、お祈り、一礼。
何やら2人ともしっかりお願いしているようす。
やっぱり、神社は気持ちがスッキリしてとてもいい。精神的なエネルギーがチャージされているみたい。
ついでに宝物館も行って鑑賞。
歴史に興味を持ち始めた今、古文書や古い刀がとても魅力的に見えて、じっくり見ていたくなる。
長男も昔のもの、特に侍関連のものが好きなので、鎧や刀に釘付け。
退屈した次男が早々にぐずり出したので後半はサッと流してお土産コーナーへ。
金のボールペンに金のキーホルダーを購入。
金のトランプにも興奮してたけど、2歳児に破られそうなので断念。
てかなんで2人ともそんな金が好きなの(笑)
次回の宝物館は長男と2人で来て、じっくり解説を読みたいな。
映画を一緒に見る
Amazonプライム・ビデオがテレビで見れるようになってから、いろんな映画やアニメ、ドラマを一緒に見てきたけど、三男が生まれてからは、なかなか一緒に見ることもなくなっていた。
どちらかというと、三男の世話をしている時(特にお風呂〜寝かしつけまで)に上2人が見る、というのが多くなっていた。
そこで、三男が保育園に登園できた時に、久しぶりに映画を見ようと週の初めに言っておいた。
それには宿題を全部終わらせないとね、というと、すごい勢いで2人とも取り組んで終わらせた。
映画館ではないけど、久々の映画タイムon TV
今更だけど、「ハリーポッター」
2時間39分は、週末でも普段はなかなか見れる長さではない。2歳がすぐテレビ消すし(笑)
魔法使いの話だから、暗い場面も多いし、
怖いシーンだと長男は固まり、
次男はギャーギャー言って私の背中に隠れる。
次男が2歳児並みに怖がるのが面白くもあり心配でもあり^ ^;
時々ひとり夜更かしする小3の長男も寝る前のトイレに行けなくなるし- -;
それだけ怖がったのに、最後まで見ると楽しかったのか、次の日も次の日もお気に入りのシーンを繰り返す見る彼ら。
私がお皿洗いをしていると長男がハリーポッタークイズを始める。
そうやって、お気に入りの作品がふとした日常に入り込んでくる。
こういう共通用語が親子で増えるととても嬉しそうだ。
原作の翻訳版も読んでみたい。
もう少し大きくなって読める漢字が増えたら、
字幕版を見たいなぁというのが私の本音だけど。
まとめ
普通の平日は、朝も夕方も同じことの繰り返し。
忙しいし、2歳児の育児も手がかかるしで、なかなかゆっくり2人と過ごすことが難しい。
今回、子供たちと朝から晩まで過ごした5日間は、沢山の発見と成長を感じた。
そのうち親より友達の方が良くなるだろうけど、
楽しめるうちは親子の時間を楽しみたい。
それも、ただ楽しむだけでなくて、未来につながる学びにもなればいいな。
明日からは母に来てもらうので、
家事ができる所をばーばにも見せてほしいけど、
きっと嬉しくて興奮して騒ぐんだろうなぁ^ ^;
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