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ライフプランを作る意義

今回は、「ライフプランを作る意義」を考えてみたいと思います。

そもそもライフプランとは?

ライフプランという言葉は聞いたことがあると思いますが、
実際にライフプランを作ってもらったり、
成果物のレポートをみたことあるでしょうか?

まずはイメージをもってもらいたいと思います。

ライフプランを日本語にすると
ライフ=生活
プラン=計画
になるので、「生活のための計画」みたいになります。

少し漠然としているので、旅行(旅行計画)に例えると
まず行きたい先などの希望があり、行ける日数、使える予算があります。

それらの制約の中で、交通費や宿泊費、食費、観光先の料金などを割り当てます。

予算があるので、交通手段、宿のグレードなど全てが叶うわけではないですし、予算が少なくても、それなりの楽しみ方もあると思います。

ライフプランに戻すと
まずどういった生活を送りたのか希望があり、
収入や保有する資産の額を考慮に入れながら、
教育費や住宅費、老後資金などに割り振っていく。

間違って高すぎる住宅を買ってしまうと、
その他へ影響があったり、最悪な場合は破綻してしまいます。

そうならないように、生涯の収入と支出をバランスよく計画することが
ライフプランの趣旨の1つとなります


ライフプランへの批判的意見

生涯の収入と支出をバランスよく計画することがライフプランと書きましたが、批判的な意見も結構あります。

①どうせライフプラン通りにならない。

ライフプランを作成してもその通りに行かないという意見は、
作成時点では、30年後、50年後については分かりませんので、仮説に基づいて作成します。
そのため、「その通りに行かない」はその通りだと思います。

我が家も最初のライフプランでは子供が2人の予定でしたが、3人となり、
当初のライフプランの通りになりませんでした。

②金融商品を売るための手段では?

これは他社のことなので、確信的なことは言えませんが、そうかもしれません。


私たちが考えるライフプランの意義

上記の批判の通り、「どうせライフプラン通りにいかない」のに、なぜ作るか。

①ライフプランで目標設定や行動計画ができる

今の生活水準、貯蓄額は、果たして良いのか悪いのか。
教育資金はいくらを目標にして、どうやって資金を確保するのか?

これらを早い段階で設定して、行動(積立など)することで、
目標の達成確率は大きく変わります。

「どうせプラン通りにいかない」にしても戦略もなにもなく、
無計画にやっていては、大変なことになります。

②ライフプランを作ることで、不測の事態への対応力が高まる

ライフプランは1度作って終わりではありません。
また、作成時には、いくつかのシナリオ(早期に死亡した場合、収入が減った場合など)で作成します。

複数のシナリオでプランを作ることで、悪いシナリオとなった場合への対処法を考えておくことができます。

先行きが不透明なこのご時世に、それでも十分ではないかもしれませんが、
最低限の不測への対処は、家族を守るためには必要なことだと思います。

③立てた目標や行動の見返りをして改善する

予め計画を立てているから、当初の計画との差異が発生し、反省をして、改善することができます。
当初の計画が無理なプランであったならば、作り直しも必要です。

賢く・スマートに。

自分たちの希望するライフスタイルを考え、
それを達成するための計画・目標を立てる。

そして無理なく、効率的に計画を実行し、目標を達成する。

言うほど簡単ではありませんが、こういう風にできるといいなと思います。


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