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企業主導型保育園の設計とは2

企業主導型保育園のちょっとしたポイントを設計事務所の視点にてお伝えします。

企業主導型保育園はその名の通り

企業の運営する保育園なので通常より変わった点もあります。


今回はちょっと見落としがちな改修、リフォームのポイントです。


企業主導型保育園では既存建物を活用することもできます。例えば、空き店舗や住宅を保育園にできます。

その際には、ほとんど設備も整っているケースもあり、そのままリフォームして使えると思われがちです。


しかし、保育園は、建築基準法上の用途で児童福祉施設等に該当します。つまり

住宅から児童福祉施設等に用途変更

店舗、事務所から児童福祉施設等に用途変更

が必要になります。


用途変更ってなに?


ということですが、建築基準法では用途によって法律が異なります。

単体規制、、、建物に対する制限

集団規制、、、その土地条件による規制

この2つが用途によって変わります。


つまり、集団規定によれば用途が変わるとそもそも建てられないケースがあります。そして単体規制では、そもそも今の建物が保育園としては法律を満たしていないケースがあります。

そのためにに、改修やリフォームを行う前、さらには物件を決める前に必ずチェックが必要になります。

必ず事前に建築士へご相談ください。




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