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背水の陣で選んだトラスで得られた『やりがい』エンジニアとして、未経験から上流を目指す芹澤氏に聞くトラスの魅力#truss社内インタビュー

皆さんこんにちは!トラス広報担当です。
今回はトラス社内インタビュー第四弾!当社エンジニアである芹澤にインタビューしてきました。
幼少期の思い出から、プログラミングをはじめたきっかけ、トラスの社内の様子などを細かく語っていただきました。

興味関心について没頭することが好きだった子供時代

ー芹澤さんはエンジニアとして今お仕事されていますが、子供のころから物つくりが好きだったんですか?

そうですね。何か作るのは好きでした。小学生の頃とか、みんなでワイワイ遊べるすごろくとか自分で作ってたりしましたね。お絵かきも好きで妄想にふけって、こういう車とか建物あったらいいなとか、スケッチブックに描いて一人で遊ぶことも多かったですね。

ー小さい時からエンジニア気質ですね!

そこから中学、高校は吹奏楽部に没頭して忙しく過ごしていました。特に中高で何かやりたいということはなかったんですが、小学生から姉の影響でピアノを習っていたり、姉が世界史が好きでよく博物館とか連れて行ってもらったり。音楽と並行して歴史も面白いなと思っていましたね。何かこう、一人で没頭するようなものが好きだったと思います。

ーそこからですが、大学進学ののちに銀行に就職されていますね。

銀行を選んだ理由は一番はお金のことを学んでみて、楽しかったという興味ですね。FPの資格とったんですよ。主に税金の仕組みとか、計算の方法とか保険の仕組み、計算の方法とかいわゆる金融業界に広く精通する知識です。例えばFP上まで取っていくと、お客さんの今後の人生設計とかができるという資格。今まで税金についてとか触れたことなかったんですけど、資格とるために勉強して、知識を得られて、楽しいなと感じたんですよね。そこに興味を持って金融業界の中から銀行に決めましたね。でも、やっぱり実務と自分の興味の違い、現実と理想のギャップがあったんですよね。

ーですが実務はともかく、資格勉強中に楽しいと思えるというのはやはり一人で没頭するような作業が好き、という芹澤さんらしいですね。

そうですね、でも、自分はどういう仕事がしたいのかなと、本当に考えられたのは銀行に入社して少し経ってからのことですね。

ー実際に働いてみて、どうでしたか?

営業職に就けたことは貴重な経験だったな、と思います。人に話してものを売るという経験はなかなかできないかなと思って。いろんな年齢層の方とも話せましたし。
着任して二年間は、住宅ローンを販売していました。電話営業だったり、店頭に来たお客さんの相談に乗って契約書を書いてもらい、約定するまでをやっていました。で二年目からは住宅ローンセンターから支店に配属になって、店頭で口座開設とか為替とかの事務手続きをやりつつ、口座開設にきたお客様に保険の営業だったりとか、投資信託だったりとかを営業して数字をあげていく仕事をしていました。ただ、想像していた理想とはかけ離れていましたね。

ーどんな風に理想とかけ離れていましたか?

全然自由にできないんですよね。自分の思い通りにできない。やっぱり子供のころから、自分が興味をもったものについて没頭して得た知識や何かを活かしていくことが好きだったので。FPを勉強していたときは、いろんな知識を使ってお客さんにアプローチをして、自分の手法で考えを使って営業できるものだと思っていたんです。現実は束縛が凄くて、好きでもない商品を売らなきゃいけない、ただ数字を取るためだけにお客さんに無理に売ったりとか。勉強したことも活きない営業に、理想と現実が全然違うな、と。会社に入ったらそこまで自由はきかないと思いつつも、こんなにストレスになるとは思っていなかったんですよね。

それで仕事もどんどん大変になっていく中で「自分は、会社で一体何を成し遂げたいんだろうか」とちゃんと考えるようにするべきだなと思ったんです。
仕事って結構つらい部分もあって、そのつらさを乗り越えるためにはゴールをきめないと、このつらさって越えても何も得られないなと思って。

ー辛いこと、どんな事がありましたか?

営業の成績で売れなかったりすると上司に来月どうするのか?と責められますよね。何かを乗り越えようというのがあるなら、仕事が辛くてもいいんですが、その目標が見つからないままでただ試練を与えられていく感じでした。自分が自信をもって売りたい商品でもないですし、ただ数字を追いかけるだけ、売るだけ。じゃあこの辛さを乗り越えてなにになるの?壁の先に何があるの?と思ってしまった節がありました。

ー仕事の上で自分のモチベーションや目標が全く見えなかったという感じでしょうか?

そうですね。

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再確認できた自分のやりたいこと

ーそこから転職ということですが、どうしてエンジニアに?

転職するためにプログラミングを勉強したのではなく、プログラミングを勉強してみたら楽しくて、エンジニアになりたいなと思ったんですよね。
そもそも、小さいころから一人で興味のあることに没頭するのが好きだったので、自分には銀行の営業職が向いてないなと思っていました。そのことをエンジニアの友達に相談していたら、自分もプログラミングに興味が沸いてしまって。銀行に勤めながら勉強してみたら、黙々と知識を得ながら活かして追及していく感じが本当に面白くて、自分の肌に合ってるなと思いましたね。そこでエンジニアを目指してみようかなと。

ーまさに、銀行員時代の仕事と比べると圧倒的に自分で吸収したものを活かせる仕事ですよね。

そうですね、エンジニアは自分の考えをコードに反映できるし、自由にできるかなと思いましたね。ただ未経験者OKの求人が少なくて、とりあえずどこかでエンジニアとしての経験を積みたいと思っていました。その後で自分の求めるものを追及していこう、と。プログラミングの知識を培ったら自分でサービスが作れるなと思って、そこからガッツリのめり込むようになりました。一か月くらいスクールや本で勉強して、自分でサービスを一つ作ったときに夢中になれたんですよね。これなら仕事をしていく上で目標も持ち続けられるんじゃないかと思って、これを仕事にしようと思いました。

ーエンジニアとして会社に所属するのか、個人でやっていくのか考えましたか?

会社に入ってインターネットや本では得られない経験を積んでから、ゆくゆくは自分ひとりでサービスを作りたいなと思い描いていましたね。

ー前の会社を辞めてからの転職活動、こわくなかったですか?並行して転職活動するとか・・・

自分は甘えてしまうので、選択という逃げ場をなくしたかったんです。会社を辞める時はプログラミングで本当にやっていくのかについてめちゃめちゃ考えましたね。会社を辞めたらプログラミング一本で行くんだぞ、とりあえずやれるとこまでやるんだぞ、と決断して背水の陣でしたね。今まではみんなが敷いてきたレールに進めばなんとかなると思っていたけど、銀行で3年間勤めて、結局そんな選択をしてきて全然興味も沸かないし楽しくなかったんです。敷かれたレールを歩くとはこういうことなのかと思って、もっと自分の興味のあることやわくわくすることを知るべきだと思いました。そこで将来について考えるようになったのは大きな転機だったと思います。仕事をする上で興味の沸くものを仕事にしないと耐えられないなと思いましたね。自分の興味を最優先にしようと思ったら、それがプログラミングで。自分を変えるには飛び出してみないとと思って、会社を辞めてから転職活動をしました。

ー一気に自分の興味に没頭した感じですね。これだと決めたら一心、という感じ。もしプログラミングに出会ってなかったら、他にやりたいことは何かありましたか?

一発目でプログラミングに出会ってしまったので、他には思いつかないですね。でも、もしプログラミングに出会っていなかったとしても、銀行は辞めてアルバイトしながら自分の興味が沸くものを探していたと思います。あまりにも銀行の仕事は面白くなかったので(笑)

仕事で大変なこと、とやりがいが一致する楽しさ

ートラス入社までの流れは?

夏に会社を辞めて、一か月間くらいプログラミングを勉強していました。翌月中ごろくらいに転職活動を始めて、10月にトラスに入社しました。

ー他に内定が出ていたんですよね?トラスを選んだ理由は何ですか?

選考が進む中で他の会社も含め面接でいろんな人と話す機会があったんですけど、トラスだけが雑談形式で面接っぽくなく普通に話せたんですよね。岩瀬さん(※リードエンジニア岩瀬のインタビュー https://note.com/truss/n/n2daaf892100e )とだったんですけど、話していて面白かったし、趣味の話とかもしましたね。最初は面接の印象がよく、建築業界に革命を起こすようなトラスの事業に携われるのが挑戦だなと思ったし、やってやろうと思いました。建築業界のことは全く分からなかったんですが(笑)内定もらってからはここいいなとしか思わなかったです。プログラミングが大好きだったから、すぐにコードを書かせてもらえる!と思ったら不安な気持ちは全くなかったですね。

ー一緒に働く人という部分で、トラスを選んだという感じでしょうか?

そうですね、それと未経験だけど内定を出してもらえたというところ。

ー実際に入社してどうでした?ギャップなどありましたか?

ギャップは特になかった。最初は製品DBの取り込み作業からやりましたけど、その間個人的にプログラミングの勉強も進めていました。

ー仕事を始めて、苦労とかはありましたか?

プログラミング未経験なので、自分が勉強してきたことが全く出てこなくて知らないものばかりで、調べることが多かったのは困難でしたね。でも、調べたり岩瀬さんに聞いたりして乗り越えました。岩瀬さんは本当に丁寧に分かりやすく教えてくれました。

ー今はどういう仕事をしていますか?

主に取引企業の要望に合わせて、開発をしています。具体的な要望としては、例えばエラーが出たものを直す作業だったり、仕上表の新しい領域を増やすために開発したりとか。社内の意向としては今のサービスのデザインだとユーザーが分かりにくいからデザイナーさんが直したものを自分がコードを書いて直していくとか。主に新規のサービスとエラーの改善、デザインの修正などですかね。

ー今現在の仕事で面白いと思ったことは?

社内で出た意見や案を自分の力で画面に具現化できることですね。他には、プログラミングは自分にとってまだまだ難しいけど、エラーを繰り返し直しながら思い通りの挙動になったときはやっぱり面白いですよ。

ー逆に大変な部分は?

やりがいの反対ではありますけど、大変なのは具現化すること、コードに落とし込むことが大変かな。でも考えてみても面白いと思ってるからあまり大変なことはないかもしれないです。やりたいことや、やりがいに感じていることを実現するのが大変、って銀行員時代でまさに求めていた働き方ですよね。

ーエンジニアでトラスに合っている人とはどんな人だと思いますか?

意見を聞いてくれる人が会社には多いから、自分の考えがあるのに今までは言い出せなかった人や質問するのが苦手な人には働きやすいかもですね。

ー逆に向いてない人はどんな人でしょうか?

エンジニアチームはコミュニケーションを大事にしているので、コミュニケーションを取ろうとしない人は向いてないかな。報告をしなかったり相談なしに進めてしまう人、個人主義の人は向いてないかも。

ーエンジニアチームの構成について教えてください。

特に具体的な役割は決まっていないが、今は3人いて、岩瀬さんが対外的な対応などをしていてエンジニアチームのリーダー的な存在です。池田さんはまだ新しい人なのでうちのサービス固有のもの以外のシステム面などを担当。今は少し慣れてきたのでうちのサービスの軽い開発タスクも行っている。自分はシステム面などわからないので、取引会社からの要望を開発を主に担当しています。

ー構成として大変なことは?足りてないことなど

人数はネックかなと思う。今は3人で回せてるけど、会社のスピードが上がって、開発は必要になってくると人数が少なくて大変になっちゃうかなと。

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新しいことを拒む人、躊躇する人がいない環境

ートラスの働き方はどのような感じですか?

いい意味で自由。自分の思いも発言できるし、仕事のルーティーンも支障が出なければ自由です。ストレスが少なく、自分の持てる力が出せると思います。勤務時間は8-9時間。10時からはじめて19時には上がれる状況ですね。

ーコロナでどう?リモート勤務で連携とかどうでしょう?

エンジニアの定例会議があるので、頻繁に仕事の報告ができます。だいたい一週間に1,2回は会議ができていて。slackで質問すれば誰かしらが答えてくれる環境。

ー逆に働き方で不便な部分はありますか?

自由だからこそ自分で管理できないと難しいかもですねー。ずるずる仕事が長引いてしまったり、私生活に支障がでてしまったり。

ートラス全体の社内の雰囲気はどうですか?

和気あいあいとしているかな。いい意味で個性的な面々が多い。いろんな考え、バックグラウンドがあったり、思想を持っていたり趣味があったり。話してみるとその着眼点なかったなというような驚きや衝撃を与えてくれる方が多いと思います。新しいことを拒む人、躊躇する人はいないかなと。みんな自分の意見を持っている人が多いですね。いい意味で我が強い、こだわりがある人が多いのかな。

ーエンジニアに限らずどういった人がトラスに向いていると思う?

建築業界を変えるということで今までにないことをやろうとしているから、保守的な考えの人は難しいと思います。常に新しい考えに至れる人が合っているのでは、と思います。

ーちなみに建築に関する知識がない人でも大丈夫でしょうか?

自分も今でもわかってないですよ!(笑)
ただ、トラスがやろうとしていることは誰でも分かりやすいと思いますね。業界に明るくない人でも、トラスがどれほど業界にインパクトになるのか容易に想像がつくと思うので、挑戦してみたいという人であれば楽しめるのではないかと思います。現に自分も業界に明るくはないんですけど携われていることに楽しさを感じていますし。

ートラスという会社の好きなところは?

挑戦する姿勢もそうですけど、やっぱり一緒に働いている人達が好きですかね。個性的な人達が多く、自分と全然考えが違うので自分の中でも新しい発見があります。自分の確固たる信念がある人達の話を聞いていると、時間も忘れて面白く話せるなと。そういうところが魅力でもあり好きなところ。

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自分の好きなことが人の為になっているという実感

ー仕事をしていてトラスの必要性を改めて実感するタイミングなどはありますか?

自分自身は営業に行ってないんですけど、営業をしている久保田さんから話を聞くと、ユーザーからいい意見もあれば、もっとこうした方がいいというアドバイス(意見)を受けることもあって、アドバイスをもらえるということは期待の表れかなと自分は思っていますね。意見を聞くことでうちのサービスも必要とされてるなと実感します。意見があるからこそ、自分も開発頑張りたいし、それがやりがいなんですかね。自分の好きなことが人の為になっているというのは面白いですね。

ートラスの社会的な魅力ってどんなところにあると思いますか?

トラスが建築業界の既存の常識を変えていくというところ。業界における常識を変えることは難しいと思うんですけど、取引会社からもトラスの必要性を感想もらってるし、そういったところで挑戦する会社であるということ。

ー芹澤さん自身のキャリアの展望について教えてください。

今は上流で取引会社の要望が形になって自分に仕事が振られてくる、という流れですが、今後は自分も上流にいってエンジニアとしての経験を活かして、取引会社の意向をプログラムにどう落とし込むか考えるという経験していきたいですね。そうすればなぜこのサービスを作っているのかというところまで、もっと分かると思うんです。指示通りにプログラムを書くのではなく、プログラミングでもっと自由を利かせられるのではないかと。なのでそこは大いに目指していきたいですね!

ーでは大きく、トラスのプロダクトを通して世の中をどう変えていきたいですか?

常識を常識でなくしたいんです。今まで常識と思っていたことは結構無駄なことが多かったりしているけれど、それでも常識として捉えられちゃうから、そこをだれも突っ込もうとしないですよね。うちのサービスは建築業界における常識を打ち破るものだと思っているので、このプロダクトを通して無駄な常識や固定観念を打ち破っていけたらいいなと思っています。

ーなるほど、それが実現したとして、業界が変わったなと実感できるポイントや指標は何かありますか?

世の中にトラスの名前が轟くことですかね!みんなが使ってくれてる、認知されているってことだと思うので。


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