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私のお店づくりの記録

この場所を全て手作りで
お店 (pieni trunkukka(ピエニ トランクッカ)を
コツコツと作り始めたのは約4〜5年前。


ムーミンのお家みたいな
赤い屋根のお店にしたかったので、

一枚一枚ベニヤ板を
コンパスカッターみたいなもので丸く切り抜いて、
ペンキで赤く色を塗り、
それをすのこ状の板に貼り付け、
扉と天井で支えました。

お気に入りのモスグリーン色の棚扉は、
お店の入口に使いたくて、
この場所を借りた時に
ちょうど行われていた蚤の市で購入しました。

それだけだと入口が埋まらず
同じような棚を一つ、追加で作りました。

棚扉は幼稚園で使われていた扉を使用されていたようで、
普通の扉よりも高さが低く、
pieni trunkukkaは次第に
”小人の家” と呼ばれるようになりましたw

扉の裏側は
このような棚で、
たくさんの作品を飾ることが出来、
ディスプレイも変えたりして
とても楽しかったです。

棚扉と棚扉の間に入口の扉を作りました。
ベニヤ板と木材とアクリル板を組み合わせて、
白色に塗って、
取っ手を付けました。

扉の取り付けにはやや苦戦しましたが、
(屋根が邪魔をして引くしか出来なくなったりとか…)
しかしとても愛着のある扉になりました。

風の強い日などは
扉が勝手に開いてしまったりして、
風さんもよく遊びに来てくれたりw

この小さな扉を
4年間(あまり開いていなかったけどw)、
たくさんのお客さまが
目をキラキラさせて
入ってきてくださったこと、
忘れられません。

時には屋根に頭をコツンとぶつけながらも
(低い屋根でほんとに申し訳なかったなぁ…)
くぐり抜けて来てくださって感謝です。

実は私の背が低すぎるがために、
全ての屋根と扉を付けるまで、
屋根が低いとは全然気が付きませんでしたw

床は茶色く塗ったベニヤ板をマステ&両面テープで貼り付け、
壁は石膏ボードや板を貼りました。

賃貸でしたので
傷をつけずに出来るように進めました。

全ては私の頭の中のイメージだけですので、
素人の私には設計図も何もなくw
何度もやり直しながら
完成させました。

それゆえに
不便なところも盛りだくさんでしたが、
そんな不恰好なところも
私にとっては
絵の子たち同様にとても愛おしく、
大切な宝物になりました。

↓※オープン日お知らせのポスター

ドールハウスのようなお店にしたくて、
ぬいぐるみさんたちも
お客さまにたくさん遊んでいただきました♪

(布人形SSサイズ)


クマのルシカさんのお家🐻
のんびりやのルシカさんはだいたい
ベットで寝ながらお客さまをお出迎えしていましたw


こけしちゃんたちのお家。
みんなでお茶会よくしてましたね。

おさとうちゃんのお家。
いろんなお洋服にお着替えして
おめかししていました。

(着せ替え布人形Mサイズ)

ヒゲうさお店長のお家。
店長はほんとたくさん遊んでもらってました♡
お店番よくがんばりました。

楽しかったな♪

次の場所はお店(実店舗)は出来ないけど、
webshopは継続していきます。

そしてアトリエを
楽しくしていきたいなと思っていますので、
まだまだ引越しで荒れ地ですが、
整ってきましたらそこからまた
発信して参ります。

新しいアトリエからまた再出発なわけですが、
その第一弾に、
pieni trunkukka同様に
作家さんでありながらアートスペースをやられている
鹿児島の可愛いお店で
展示会をさせていただきますので、
次のnote(お知らせ/News)でお知らせいたします。

自分も制作しながらお店をする大変さを知っているので、
応援したくなるお店です。

どうぞお楽しみに♪

↓合わせてこちらもどうぞ*


そういえば、
pieni trunkukkaラストオープンが終わってから、
実はひっそりとガレージセールしていました。

pieniで使用していた、
主に大きな家具や什器でしたので
ご近所の方のみでと思い
特に告知などはせず3日間開けていましたが、
思ったよりもたくさんの方に来ていただき、
大きな家具たちも無事に譲り渡すことが出来ました。

お気に入りのモスグリーンの棚扉と
それに合わせて手作りした棚扉も
3個のうち2個、使ってくださる方がいて、
(1個は新しいアトリエで使います♪)
お譲り出来ました。
こんな感じで使ってますよ〜、と
お写真も見せていただき、
とても素敵な方のところに行けて
嬉しいかぎりです。

お店を作るときは
少しずつコツコツ作って増やしていきましたが、
お店をやめるということは
スペースがなくなるわけで、
手放したくないけど
大切なものばかりですから、
受け継いでくださる方がいるのは
とても嬉しいことです。

お店を開いて思ったことは、
とにかくお客さまに恵まれていたな〜
ということです。

最後の最後まで
素敵な方ばかりでした。

これからもずっと
繋がっていけるように
がんばろう!と思いました。


お店のオープンから今まで
本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!

chiyo


最後までお読みいただきありがとうございました*今後も続けていけるようにがんばって参ります(*^^*)