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#001.はじめに—トランペットは簡単に吹ける!

みなさんこんにちは!
トランペットの荻原明(おぎわらあきら)です。

きっとこの記事をご覧くださっている多くの方は、別の場所で更新しておりました「ラッパの吹き方:Re」をご覧くださった方ではないかと思います。


ブログやSNSなどではすでに告知しておりますが、このブログは現在更新をストップしております。その代わり、こちらの"note"でもう一度最初から掲載していくことにしました。
古い記事すぎで読んだことないとか、忘れちゃったとか、知らなかった方も多いでしょうから、新たにお読みいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。


さて、「ラッパの吹き方:Re」は、これからトランペット始めたい!始めよう!
部活でトランペットを担当することになった!
という完全初心者の方にも参考になる内容を中心にお送りいたします。

もちろん経験者の方もたくさんいらっしゃるでしょうから、そんな方は「こんなの知ってるよ」という内容であっても、さらによくなるヒントがあるかもしれません。目を通していただければ幸いです。


また、一緒に演奏されているトランペット仲間や、部活の先輩後輩などにもこのブログをぜひ紹介してください。特に、部活動ではこれから未経験の新入部員が入ってくることでしょう。その人にトランペットを1から教えてあげるときの参考にしてください。

[トランペットは簡単に吹ける]


「簡単に吹けないよ!苦労してるよ!」

とおっしゃる前にちょっと聞いてください。


トランペットって簡単なんですよ。


「いや、だからさ…簡単じゃないから」

と言う声が聞こえる。でも、本当のことなのです。


例えば、トランペットから音が出る原理、説明できますか?


唇が振動すると音になる、というのは多くの方がご存知でしょう。

では、唇が振動するための「最低限」の要素、条件は何ですか?


これを理解して、具体的に用いることができれば必ず音が出ます。


しかし、原理を理解せずに吹き始めた多くの方は、やっとのことでトランペットから音を出したときに、

「(息)苦しい!」
「音出すの大変!」
「すごい力がいる!」

と感じます。
これは、初心者だから大変なのではありません。

音が出ないから「今の状態では何かが不足している」と感じて、どんどん力を込めてしまうことが原因です。


また、今の時代、トランペットに関する情報を得ようとすればいくらでも手に入れることができますが、その情報の中には信ぴょう性の薄いもの(根拠がない都市伝説的なもの)や、あまりにも独特すぎたり、抽象的な表現のものが多いため、本来必要のない膨大な要素と情報に翻弄されて複雑になりすぎていることも原因のひとつだと思います。

また、解説している人にとっては必要であっても、それが全ての人に適応しないこと、というのもたくさんあるのです。細かな話になればなるほどそういったものが増えていきます。


何が正しいのかわからない。

どれを選択すればいいのかわからない。


結果、混乱して進むべき方向を見失ってしまう。多くのトランペット吹きの中でこれが起こっています。

何をどうすればいいのかわからなくなって、吹けるものも吹けなくなってしまった。そういった方が僕のレッスンへいらっしゃることがとても多く、生徒さんに「お医者さんみたいですね」と言われたこともありますが、みなさんにとにかく知ってもらいたいのは、

本当に必要な要素を理解し、それだけを用いれば音を出すことは大変ではない、ということ。

シンプルに考える。これがとても大切です。


ブログ「ラッパの吹き方:Re」では、できるだけシンプルに、深く彫り込みすぎずに必要なことを伝えていければと思っています。


もう「うそつけ!何言ってんだ!」とは思わないでしょう?


このブログがあなたのトランペットの演奏に対するイメージが変わるきっかけになりますように。


荻原明(おぎわらあきら)

荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。