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東京音楽大学冬期受験講習会参加者募集開始しました。

東京音楽大学の冬期受験講習会の受付が始まりました。

締め切りは11月18日(月)までです。参加をお考えの方はお早めにお申し込みください!

30年も前の話ですが僕が高校生だった頃は今のようなAOだとか総合型選抜などの入試はなかったので、音大受験は一般入試の一発勝負でした。しかも各音大の入試日程がかぶっていることが多く(あれはわざとだったのでしょうか…)、いわゆる滑り止めと言われる受験もできなかったため、実技試験でミスしたら即浪人決定というプレッシャーの中での受験でした。しかも今よりも圧倒的に受験生が多かったので(僕は団塊ジュニア世代)倍率がとても高い。

なので、冬期講習は夏期講習以上に真剣な場でした。いよいよ最後の追い込みだ!と意気込んで通った記憶があります。

僕の通っていた高校は吹奏楽もそれほどレベルが高かったわけでもないし、ましてや管楽器で音大に行く人なんて皆無だったため、音大受験生のレベルがまったくわからず、毎日霧の中をフラフラさまようような不安の中で少しでも上達しなければ!という思いで毎日練習していた記憶があります。
講習会に参加することで実際に他の受験生がどのくらい演奏できるかがハッキリしましたが、みんな上手すぎてかえって不安になるという状況に陥りまして、それでも頑張って受験に挑みました。

講師をしている吹奏楽アカデミー専攻は今月末に総合型選抜入試があり、それに合格できれば冬期講習に参加する必要はありませんが、例えば他の音大も受験するという方は来年2月の一般入試を受けることになるので冬期講習会への参加をオススメします。

というのも、講習会では専科の個人レッスンはもちろん、楽典やソルフェージュといった座学系の受験対策授業が受けられ、講習会最終日に行う認定試験に合格すると一般入試の時に楽典やソルフェージュの受験を免除されるという制度があります。入試の時に実技だけに集中できるというのはかなりのメリットだと思います。

ということで昨日から冬期講習の募集が始まっていますので、ぜひお早めにお申し込みください。吹奏楽アカデミー専攻志望の方は個人レッスンは荻原が担当します。お待ちしてます!

荻原明(おぎわらあきら)

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荻原明(おぎわらあきら):トランペット
荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。