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進路事務の軽減

3年生の進路指導主事になると、その事務の多さに驚くことになります。
若いころは、公立高校とそれぞれの私立高校の調査書の形式が違っていました。そうなると同じ内容を違う形式で書くことになります。もちろん、コピーは禁止でしたから、カーボン用紙(知ってる人は少ないのでは)をしいてボールペンで書いていました。
現在は、私立高校も公立高校と同じ調査書を使ってもいいです。

また、夏休みのオープンスクールの申し込みも煩雑です。スクールバスの利用、乗降するバス停名、体験する部活動、保護者の参加の有無など学校ごとにまとめて提出します。
現在は、生徒(保護者)がネットで申し込む学校も増えています。

最後は、奨学金の申し込みです。
希望者は、申し込み用紙と一緒に保護者の年収を証明する書類(所得証明や源泉徴収書など)が必要になってきます。これがなかなか大変です。マイナバーを活用すればこのような書類は不要ではないかと思います。
何よりも、この申し込みは学校がするのではなく、保護者がネットで申し込むようにできるはずです。

「働き方改革」を進めるのであれば、こういった進路事務の負担を軽減してほしいと思います。

マイナンバーとネットを活用すれば、可能だと思うのです。