航空関係者が"フツーのサラリーマン"へ転職して実感したこと✈️
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航空関係者が"フツーのサラリーマン"へ転職して実感したこと✈️

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新型コロナウイルス感染症の流行などに伴い、航空業界の多くの企業で業績が大幅に悪化しているのはご承知の通りですよね。

日本の航空業界ではコロナ禍による業績悪化により時短勤務や一時帰休、異業種への出向などの雇用形態が多くなったり、一資金の支給がない状況などとなっているようです。そんな中、やむなく異業種に出向したり、転職したりする方も多いかと思います。

奇しくも、僕は世間がコロナ禍となるよりも前に、航空業界(一般雇用)から"フツーのサラリーマン"(障害者枠)に転職したひとりです。

今回はそんな航空業界から"フツーのサラリーマン"に転職してみて僕が良かったと感じたこと、大変だと感じたことについて触れてみたいと思います。これらを通じて何らかの形でお役に立てれば幸いです。

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1. 話の構成について

今回は、以下のような構成で、それぞれ僕の経験をもとに書いてみたいと思います。

1. 話の構成について
2. ここでいう"フツーのサラリーマン"とは
3. 航空業界から"フツーのサラリーマン"に転職してよかったと思う点
4. "フツーのサラリーマン"に転職して感じた大変さ
5. 最後に

ただし、あくまで僕の主観的な視点が元となっているので、必ずしも全ての方にこの内容が当てはまるとは限りません。その点は予めご了承ください。

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2. ここでいう"フツーのサラリーマン"とは

いわゆる"フツーのサラリーマン"にも様々な業種、職種、勤務体系などがあると思います。もちろん航空業界で働く従業員の多くも給与所得を受け取るサラリーマンに違いありません。

しかし一般的なサラリーマンのイメージというと、国民的アニメの登場人物で例えるとフグ田マスオ、野原ひろし、野比のび助のような平日にスーツを着て、毎朝同じ時間に通勤電車に揺られながら都心のオフィスに出社し、デスクについてPCと睨めっこしながら明るい時間に働き、夜に自宅へ帰ってくるような姿をイメージすることが多いのではないでしょうか。

もちろん賛否両論あるかと思いますが、ここでは"フツーのサラリーマン"について、多くの人が想像するであろうそんな

・都心のオフィス等を主な勤務場所とする
・完全週休二日制
・1日8時間、日中に勤務時間が設定されている
・年末年始、お盆、GW、シルバーウィークはお休み

といった設定で書きたいと思います。

また前職、現職ともに諸事情により、具体的な職場や仕事の内容について詳しく触れる事が出来ないものもあります。この点も予めご了承ください。

それでは、早速書いていきたいと思います。

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3. 航空業界から"フツーのサラリーマン"に転職してよかったと思う点🎉

まずは航空業界から"フツーのサラリーマン(障害者雇用)"に転職してよかったと思う点について書いていきたいと思います。

3-① 不規則な就業時間から、毎日同じ就業時間へ⏰

僕が働いていたA国際空港(仮称)は完全な24時間空港でした。

曜日を問わず24時間毎日飛行機が発着するため、それに応じて土日でもお盆でも年末年始でも、早番、遅番、夜通し16時間連続勤務などと昼夜を問わず、24時間、どの時間でも勤務が発生します。

特に近隣にあるB国際空港(仮称)が航空機が夜間に離発着出来ない空港だったため、僕が働くA国際空港(仮称)は、B国際空港(仮称)で発着出来ない夜間発着の国際線の便が多く設定されており、自ずと夜勤の回数も比較的多くありました。

いつ年越しを迎えたかも分からぬまま、空港の国際線エリアで、年越し蕎麦を食べることも紅白歌合戦を観ることも一切関係なく、ただひたすら仕事をすることもありました。

ところが、"フツーのサラリーマン"に転職してからは月曜から金曜まで、毎日同じ時刻に出社し、同じ時刻に就業時刻を迎えます。僕にとって、このように毎日同じライフサイクルを送ることは大学生の頃以来の経験でした。

"フツーのサラリーマン"として働いていると、これらは当たり前のことなのかも知れませんが、僕にはこれらの事がとてつもなく幸せに感じられました。

3-② 悪天候や荒天からの"解放"⛄️🌀⚡️

空港の飛行機の周りには、当然ながら屋根もエアコンもありません。大雨でも雷雨でも大雪でも、暑い日も寒い日も湿度が高い日も、びしょ濡れになりながら飛行機を定時出発させなければなりません。また飛行機周りでは常に大きな音が鳴り響いているため騒音が激しく、航空機や特殊車両(地上支援車両GSE)から出る排気ガスも漂っていました。またずっと立ちっぱなしでした。

一方、"フツーのサラリーマン"に転職してからは、
・エアコン完備
・風雨に当たらない

・静か
・空気が綺麗で清潔
・椅子に座って仕事ができる
といったとても快適な環境に変わりました

3-③ 体育会気質からの"脱却"💪

少なくとも、僕が在籍していた頃の航空業界の多くの職場には、いわゆる「体育会気質」が残っていました。特に整備部門、地上支援部門などの専門的な部署には、いわるゆ職人気質の"気難しいオジサン"やリアルなサバイバルを経験してきた元航空自衛官なども大勢おり、上下関係、指揮命令系統などは非常に厳しいものがありました

また根性論や精神論が一部で重んじられる雰囲気もまだ残っていました。

当時の僕はそれが「体育会気質」であるということに気づかず、社会人として「当たり前のもの」だと思っていました。

しかし、"フツーのサラリーマン"に転職してからはそうしたことは一切なく、前職のように体育会気質で人と接することが逆にパワハラとなってしまうくくらいです。そのため、僕にとっては職場が毎日とても平和に感じられるのです。

逆に、未だに僕の中に染み付いてしまった体育会気質がたまに出てしまいます。若い人などに対し、特にこうした体育会気質を出してしまわぬ様気をつけています。

なお、なぜ航空業界に体育会気質の人が多いのかという理由の考察や、体育会気質が具体的にどのようなものなのかについては、また別の機会で触れてみたいと思っています。

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3-④ タイムプレッシャーからの"解放"⏰

皆さんが日頃お乗りになる定期航空便は、電車やバスなどと同じ公共交通機関のひとつです。航空会社の時刻表をご覧頂ければお分かり頂けると思いますが、飛行機は5分刻みで空港を発着しています。

僕が当時在籍していたエアライングループでは定時出発への取り組みに日夜力を入れており、よほどの理由がない限り飛行機を遅らせることは許されません。

しかし出発時刻の間際になってから様々な予想外の出来事が発生したりもするものです。そんな環境下、常にタイムプレッシャーに追われながら働いていました

例えば、出発時刻間際になり、都合によりご搭乗を取り止められたお客様がいらっしゃったとします。すると、そのお客様がカウンターで預けていた手荷物を、飛行機の貨物室の奥の方に積み込まれたコンテナの中から探し出し、取り出さなければなりません。

そのためには、以下の様な作業が急遽出発間際に発生します。

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海外や国内の一人旅や街歩きが好きな都内勤務の独身ゲイ。元航空関係者。過去とこれからの一人旅や街歩き、カフェなどにまつわる記事を主に書いていきます。 #サッカー #古着 #服 #音楽 #DJ #カフェ #街歩き #ドライブ #発達障害 #航空関係 #相互フォロー