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小さな版画絵ayakoさん作品展スタート!

こんばんは。
11月12日火曜日、
日暮れも早くなってきた今日この頃
いつのまにか外は真っ暗でコンクリート造りの店ゆえに
足元からひんやりし始めました。
ストーブを出す日も近いですかね。



2年半ぶりの開催となる当店でのayakoさん作品展。
今回は“花を束ねて”というタイトルのもと、
秋や冬のお花をモチーフとした作品のほか、
動物とか、雪だるまとか、クリスマスとか。
130点ものときめく作品たちが並びました!

今回のDM表にも採用されている“Gift”。
動物と子供たちがそれぞれの“贈り物”を手に優しそうな女性のところへ集まっています。
女性は“お母さん”なのか“先生”なのか、はたまた“どこかの心優しい姫さま”か。
そのあたりは受け取り手の自由ですが、シーンの前と後を想像してしまう素敵な作品です。
ayakoさんの“小さな”版画絵作品の中では少し大きめのものでフレームには彫刻が入って存在感あり。
大きめ…と言っても、手のひらくらいの大きさなので
「飾る場所がないわ〜」と悩ませることは無いです。



”少女”というタイトルのこちらは版画絵の部分は極小ながら、
フレームの存在感が強い変わり種作品。
フレーム部にお花や蝶々の彫刻が施され、胡粉(貝殻を原料とした絵具)で色付けをされているとのこと。


裏面にもイラスト入り!

ayakoさんというお名前から女性おひとりの作家さんをイメージされてる方も多いのですが、絵を担当されているアヤさん(女性)と木工を担当されているコムレさん(男性)、お二人を合わせてayakoというユニットだったのです…!
(知ってましたか?)

お二人の得意分野が合わさって産み出される作品たちは、
1点1点とても手が込んでいて、愛情たっぷり。
2人でテーマを決めデザインを起こしてから版を作り、色を重ねて絵を仕上げる。
作品の雰囲気に合わせて額縁から制作をされ、
それに合うサイズのガラス、
裏面の金具付けと刻印、
丁寧にコーキング処理も施されており
「この小さい1点にどれほどの時間がかけられたのか…!」と見るたび尊い気持ちになるのです。


わたしがayakoさんの作品に出会ったのは今から15年ほど前のこと。
子供服の活動をしていた当時に一度だけ出展した“クリエイターズマーケット”にて、お近くのブースになった事がきっかけでした。
そこで夫婦して「あそこの版画絵がいちばん可愛かったね!」と意見一致し
お互いのお気に入りを1つづつ購入したのが初めの出会いでした。

F lower donkey は当時のayako作品を思い出させるような雰囲気で懐かしい気持ち。
『シンプルな細フレームに背景は白、動物が主役になっている作品』
というのが初期の印象です^^


最近は進化してより一層、手の込んだ作品が多く見られます。
“木馬”などは背景にも色が入り、何版を重ねて仕上がっているのだろうか…
フレームの木材もランクアップし、彫刻も施されています。


「同じ版を使って刷る作品はno.20まで」
というルールのもと、お色違いの作品が20枚ずつ制作されます。
今回は多いもので7点、1点のみしか入荷のないお品もあります。
どの作品も当日販売させていただいており、
日が経つほど点数は少なくなりますのでお早めにご来店くださいませ^^













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