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【中受の親にできること:「二月の勝者」で受験生のリアルについて知る】


皆さんこんにちはso-soです。世界で3000万セット売れたボードゲーム、カタンの日本チャンピオンにして東京大学非常勤講師、そして発明家5代目になります。
多くの方に助けられながら智慧者を目指して精進している日々です。

長女、次女が無事に難関校に合格し、その時の経験を友人たちに聞かれているのでNOTEにしたためております。

受験界はn=1の情報で動く。冷静に事例集め。

中学受験というものは、受験生それぞれによって千差万別です。
ですが、なかなか多くを語る人は少なく、語る人も勉強の度合いを冷静に測れるわけではありません。
どうしても、「親が当然と思っているライン」が基準となってしまいます。

「うちのこ全然勉強しないの・・・」といっているのは「8時間してほしいのに6時間しかしていない」のかもしれませんし、
「うちのこ結構勉強しました」と言っているのが一日3時間しか勉強していないかもしれません。定量的な把握は心がけたいと思いました。

そして、受験に関する本も何冊か読みましたが、びっくりするぐらい「自分の子どもの例」だけで書かれています。(ので私も平気で書いていますが)

なお、世の中で書かれている例は「一人っ子」の場合も少なくないです。一人っ子の場合と、2人兄弟の場合、またうちのように子供が3人いる場合で随分と事情は違うと思います。

自分の家より子供が多い分には省力化で参考になりますが、自分の家より子供の少ない家の話は「うらやましいけどうちには真似できないなー」ということが多かったです。

ま、そうだからこそ、n=1でも各自がそれぞれ情報を出し合って、よりよい受験にできるとよいのかな、と思います。思いもよらない罠にかかるのと、罠があることを気づきながらも罠にかかってしまうのでは随分と対処するときの心の持ち方も違うので。


必読「二月の勝者」。600円は安い!


そんな中、中学受験について多くの参考資料を読み、分かりやすくマンガ化してくれている作品が登場しました。
それが「二月の勝者」です。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0798G9NZC


いきなりしょっぱなからカマしてきます。

”君たちが合格したのは、父親の経済力、そして母親の狂気”(第一講)


もう世の中のレビューで言い尽くされてますけど、2人を受験させた身として「中学受験あるある」であることは保証します。(本当、自分の頃とは状況が変わりました)


”勇人にどんな敵でもラスボスでも倒せるクソつええ武器持たせたいんだよ。そのためなら、課金ゲー上等!!”(第15講)

・偏差値55から60は、言うなれば断絶した崖道(第三巻)


1冊600円程度なのは激安!4巻でも2400円程度。これから塾に(小4からだと)250万円くらいかけることを考えれば、1000分の1の安い投資です。
受験の話を聞かれた際には、必ずおススメしているのですが
もう持っていて「あれは参考になった!」という人と
その後買って「いやー、あれは参考になった!」という人しか居ないです。
多分この本、一冊980円でもあまり売れる冊数変わらないんじゃないかなぁ。

次女の時は6巻まででした。なお、7月には予想通りドラマ化。多くの人がこの「二月の勝者」を読んだ後の下の子の中学受験が一体どうなるのか・・・戦々恐々です。


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