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引きこもり期間の朝の散歩

オランダの学校が休校になり、自主的に引きこもり生活を始めて2週間経ちました。

皮肉なことに、オランダはずっと快晴。
政府が「なるべく家に居るように」と呼び掛けているのに、陽気に誘われてビーチやレジャーに繰り出す人が後を絶たないようです。
業を煮やした自治体がビーチや周辺の駐車場を閉鎖したりしているのだとか。

オランダは、「外出を控えるように」という要請は出ているものの、一応買い物などの外出はできます。
(だだし、買い物は一人で、他人との距離は1.5mあけて等の条件はあり)

それでも運動不足になるのは目に見えているので、最近は毎朝子供と30分以上散歩をするようにいしています。
会社員でも自宅でリモートワークに切り替えている人が多いので、8時台の街はガラガラ。登校する子もいないですし。

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ある朝は緑の多いエリアに行き…。

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別の朝は、街中を歩きました。

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更に別の日は、街のはずれにある大聖堂まで散歩。

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この聖堂の前にはちょっとした広場があり、住宅街から数十メートル間隔があいています。
娘はもう小学校高学年なので、公園で走り回ったりとかはしなくても良いお年頃。でも歌が好きなので、家で大声で歌えないのはご不満の様子。
(でも学校では大声で歌ってるのか?)

なので、この広場で熱唱させてあげました。
いろいろな歌を歌っていましたが、ふいに彼女が、去年2人で観に行ったCATSのMemoryを歌い出したんです。

歌詞を和訳してくれている方のブログがありました。

ミュージカルを観に行かれるほど安寧だったころのメモリーがよみがえったのと、この困難な日々が彼女の中にどのようなメモリーになるのかと思ったら、ふいに涙ぐんでしまいました。
音楽には、力がありますね。

大変な日々の中にも、小さな喜びを見出して過ごしたいと思います。

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(Kindle版)「日本人家族が体験した、オランダの小学校での2年間
(紙版)「日本人家族が体験した、オランダの小学校での2年間

レギュラーで書いている主な執筆媒体のご紹介です。
ぜひ読んでみてください♪

「現代ビジネス」(不定期掲載)
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