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トリコ交流会「Tricho ROUND TABLE」大阪開催しました

こんにちは!
トリコの星☆ほりうちたかしです。

今日は抜毛症当事者・その親御さまが参加される交流会「Tricho ROUND TABLE」大阪を開催しました。

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今回はお連れ様の親御様も合わせるとなんと10名様のご参加。
ちょっと狭めの会場は熱気ムンムン!
最後まで楽しく進められました。

参加者は中学生(親御様同伴ですよ)〜大人の方まで年代・立場はさまざま。
抜毛症ってホント、年齢関係ないからなぁ。。
もう少し今回のデータを挙げると、

・参加者の中で当事者は女性10割
・自分自身以外で抜毛症当事者(僕以外)とお話ししたのは初めてが7名
・「精神科など病院に行ったことがある」と答えた人はほぼすべて

でした。
これは、いつどこに行っても変わらないなぁ。
「自分自身以外で抜毛症当事者(僕以外)とお話ししたのは初めて」が全員の場合もある。
昨年、MITSUKOさんなどの活動により、抜毛症がメディアに多く取り上げられたこともあり抜毛症が周知されてきたものの、当事者にとってはまだまだ自分しか言えない、明かせないっていうツラい胸の内が見えてくるなぁ。

事実は事実として受け止めよう

僕が主催する交流会やセミナーでは必ず対話のワークを行っているんだ。
それは、自分の本音を語ってもらいたいから。

当事者同士が集まるとは言え、初めてお会いする方ばかりで、開演前は緊張感がすっごく伝わってくるんだよ。
だけど、1対1で、次は少人数グループで対話することで、お互いのことを知ることができる。
正面から真剣に聞いてくださり、同じ立場のリアルな心情を話すから、自分に近いことがいっぱいあって、「うんうん、そうだよね!」ってすごく共感の嵐になるんだよな。

今まで孤独な戦いばかりやっていたトリコな人にとって、重〜〜〜〜い心の鍵を思いっきり壊せるようになるんだよな。


あ〜〜〜〜、僕が中高生の時にこんな感じのようなことをやりたかったなぁ〜〜〜、って今でもうらまやしくなるようなことを、今回もやっているんだ。

目の前の事実として、抜毛症のリアルを感じるようになると、すごくみんな打ち解けが早いんだな、これがw

そう、事実! 抜毛症で悩むトリコな僕らって、事実と感情を混在しちゃうんだよな。

たとえば、

1)抜毛症の原因は◎氏のはず。だけど◎氏のせいにしてはいけないのか
2)今週、爆抜きがあったからめちゃくちゃへこんでいる

といったことがあるとします。
1)の場合だと、「◎氏が私を抜毛症にした」という根拠はないかもしれない。だけど、「◎氏による■■が苦しくて私を抜毛症にしたという認識をしている」ということについては事実なんだと思う。
その事実は事実として認めていいし、心のなかでその事実に対して暴言を吐いてもいいんだ(感情の着地点でお伝えしたよ、これ)

でも取り違えると間違った方向(他責思考)に行くから「認識している事実」だけを受け止めよう。

2)の場合は、たしかに爆抜きしたかもしれないけど、それは1週間の中野1日であって、ほか6日間はノー抜毛デーだったかもしれない。
だったら、6日もノー抜毛デーにできたってことを捉えてもいいよね?
それは事実だもの。


人間の記憶って、都合よく簡単に書き換えられる。
だから、事実を事実として受け入れるようにして、
「次、どうしたらいいか」だけを考えて行動してほしいんだ。

爆抜きしてしまうと、凹んでしまう。
悲しいかもしれないね。
だけど、事実はひとつ。その事実を受け止めて、次につなげてほしいんだ。

僕はこういったことを話したんだ。


治らないんじゃない、「1つだけの正解」がない旅のようなもの

事実は事実として受け止めた。
じゃあ、どうすればいいの?

ってことで僕は、今年イチオシの「カレンダーレコーディング」を紹介した。今回はスマホでできるカレンダーレコーディングをね。

カレンダーレコーディングの良い点は、抜いた本数と背景を記録することで、事実を事実として残すことができること。

これを毎日積み重ねていくと、自分の傾向がわかってくるんだ。

自分と向き合うのが怖い、難しいって思うかもしれないけど、
これだけで十分だったりする。

できている自分
できなかった自分

その時々で変わるのも自分であることは間違いないんだ。
事実と向き合うって、記録と向き合うだけでも十分なのさ。

ただ、ひとつ言えるのは

「正解はひとつじゃない」

ってこと。

抜毛症になった背景、抜毛しているトリガー・感情は千差万別だから、人それぞれにカスタマイズしていく必要がある。

そのカスタマイズが成功したら、こうなる↓

これに尽きるんだよね。

上記のゆき。さんも自分で自分でいちばんぴったりにカスタマイズしたから、結果を出せているんだ。
自分にピッタリの方法を探すには何日かの試行錯誤がいると思う。それはちょっとした旅のようなものかな。

解は1つじゃない。
だからこそ自分で実践しながらぴったりな方法を探していくんだ。


今日、僕は会場でスマホでできるカレンダーレコーディングを実際に登録の方法までお伝えしたけど、これがすべての正解じゃないってこと。

だけど、正確に事実を把握するにはいちばん簡単で、いちばん続けられる方法なんだ。だから参加してくださった方にはぜひ今日登録したスマホでできるカレンダーレコーディングを是非実践してほしいなぁ。

なりたい自分のイメージを描けば、そのイメージに向かおうとする

最後のワークは当方名物の「みんなで作ろう目標デザインシート」。
紙の真ん中に自分の目標のイメージを描いて、まわりに寄せ書きのように参加者の方にエールメッセージを書いていただくワーク。
中学生や高校生の参加者に聞いてみたけど、こういった描くワークはあまりやってないみたい。

特にメッセージを書くワークはあまりやったことがなかったそうだから、最初は戸惑っていたようだったけど、いざ書くときは、すごく真剣でさ。
写真撮れなかったんで申し訳ないけど、すんごい長文の心のこもった寄せ書きメッセージを書いててくれてね、なんだか僕がうれしくなったんだ。

いくら当事者同士の仲間だからといって初めて会った人にエールを送るってなかなかできないことなんだよね。

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でもこれができるって、「抜毛症で苦しんだ経験がある」という共通点があるからこそ、できちゃうんだ。

やっぱり、自分と同じ苦しみを味わった人が目の前にいたら、声かけたくなるじゃん!? いたわりの言葉をかけてあげたいって思うじゃん!? 応援したくなるじゃん!?

だから、僕は交流会の時にこのワークをいつもやっている。

参加した方から心のこもったエールを描いてもらえるから、そのパワーまでもいただけるから、このシートが宝物になるんだ。


完成した目標デザインシートを見てみんな、うれしそうだったよ。
この感触を、ひとりでも多くの方に味わって欲しいなぁ。


次回は関東で交流会開催!

2020年トリコ交流会
「Tricho ROUND TABLE(ラウンドテーブル)」
開催します!

◆日時:
2020年
1月11日(土)13:00~15:30 さいたま・大宮会場
1月12日(日)13:00~15:30 横浜・新横浜会場


◆プログラム(予定):
・二人一組の自己紹介
・抜毛症の本音を話すコーナー
・2020年一緒に叶えよう!寄せ書き
・抜毛症を克服するための小さなステップ
など


◆参加費:
1名様でのご参加 1500円(税込) 
※中学生以下は無料
※中学生以下の方のご参加の場合は
 必ず18歳以上の保護者の方1名以上の同伴を願います。


お申込みはこちらから▼
https://ssl.form-mailer.jp/fms/30dfb1c7647009


実は、もう、どの会場でも
すでにお申込みをいただいています☆

必要なのは、ほんの1ミリの勇気だけ!
参加して、仲間とつながっていこうぜ!



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