見出し画像

営業も、企画も、ディレクションも。「オールラウンダー」を目指して成長したい気持ちの源泉とは #トライバルのマーケター

こんにちは! HRチームの小林です。

今回の「#トライバルのマーケター」でインタビューしたのは、2017年4月に新卒入社したModern Age/モダンエイジ事業部の中村一貴です。

トライバルではプロダクトの営業としてキャリアをスタートし、3年目にはModern Age/モダンエイジ事業部へ異動をしました。

「20代は“濃い”時間を過ごしたい」と語る彼は、なぜそのように考え、なぜトライバルを選んだのでしょうか。

中村 一貴(なかむら かずき)
Modern Age/モダンエイジ事業部のコミュニケーションディレクター。アパレルメーカーや化粧品会社などの案件を担当。好きなものは、バスケとパスタ。

楽しむためには、苦しいことも厭わない。高校時代に見出した人生の指針

小林:まずは、トライバルに入社するまでの話を教えてください。

中村:僕は山梨県で生まれ育ちました。
中学校からバスケを始め、高校は山梨県で一番の進学校かつバスケ部も厳しい練習を行っていた高校に進学しました。どうせやるなら、厳しい環境に身をおきたいと思ったんです。

そのバスケ部の練習が本当に厳しくて(笑)。それでもひたむきに毎日声を出して頑張っていたら、キャプテンに指名してもらえるまでになりました。

練習も厳しいし、キャプテンとしてのプレッシャーもあったんですが、頑張れば頑張るほど、練習でも試合でも「楽しい」と思えることが増えたんです。このときの経験から、一見矛盾しているようだけれど、楽しむためには、悔しい思いや苦しい経験を積むことも重要だと思うようになりました。
この価値観は今も仕事や人生で大事にしていますね。

小林:そんな充実した高校生活のあと、大学生活はどうだったのでしょうか?

中村:引き続き大学でも勉強も、バスケも、アルバイトも頑張っていました。特にバスケサークルの活動は、たくさんの仲間と出会えてとにかく楽しかったです。

画像1

▲大学のバスケサークルでの1枚

でも、どこか消化不良な4年間で……。毎日ひたむきに頑張っていた高校時代と比べて大学はルーズな環境で、「楽しいけど、このままでいいのかな」という気持ちをずっと抱えていましたね。

だからこそ就職活動では、20代からとにかくたくさん悔しい思いも苦しい経験もできる環境に再び身を置きたいと考えていたんです。

大学時代はゼミで映像制作を学んでいたのですが、次第に制作側よりも映像などのコンテンツを手段のひとつとして“伝える”側に回りたいと考えるようになり、広告・マーケティング業界を中心に就職活動をしていました。

小林:数ある企業の中で、なぜトライバルを選んだのでしょうか?

中村:就活イベントで聞いた、「人の2倍働き、人の2倍遊べ。すべてが仕事で、すべてが遊びである」という池田(トライバル代表)の言葉にとても惹かれたからです。

仕事もプライベートも突き詰める、ということを会社として打ち出しているところが、自分の“濃い”時間を過ごしたいという思いと重なりました。

画像2

結果が振るわない1年目。意識改革とリーダーの支えがブレイクスルーのきっかけに

小林:それがトライバルに入社を決めるきっかけだったんですね。実際に入社してみて、どうでしたか?

中村:はじめは、ソーシャルリスニングツール「ブームリサーチ」の営業からスタートしました。

とにかく成長したい一心で、自分ではがむしゃらに頑張っているつもりでした。でも、営業としてメンバーそれぞれが数字を作らなければいけない中で、社内でも社外でも「どう失礼のないように立ち回るか」を意識しすぎてしまって……。

OJTやリーダーとの面談のときも「もっと自分を出したほうがいい」「もっと本音で話してほしい」というフィードバックをもらっていました。僕自身のスキルが足りなかったこともありますが、それ以外の部分で萎縮してしまい、目標の数字を達成できず非常に悔しい思いをしました。

小林:そうだったんですね。1年目は思うような結果を出せなかったようですが、2年目ではどのような気持ちで働いていたのでしょうか?

中村:2年目になると同時にチームの体制変更があり、僕が2番目に営業経験の長いメンバーになったんです。そこで「これからは、自分がチームの数字を作っていかなければいけない」という意識と責任感がより一層強くなりました。

そこからは、チームやクライアントにとって良いと思ったことは進んで意見を出したり、行動するようにしました。もちろん、人の話を素直に聞くということも大事にしています。

そうすると次第に、目標の数字を大幅に超えて達成できるようになりました。

小林:チームの体制変更による意識と行動の変化が、ブレイクスルーにつながったんですね。

中村:そうですね。でもこれは自分1人の力ではなかったと思っていて。特に1年目で結果が出せなかった自分を粘り強く支えてくれた、チームリーダーには今でもすごく感謝しています。

例えば、チームリーダーのサポートのもと受注した案件でも、「これは君の成功体験だ。胸を張って報告してね(トライバルには、毎週月曜の朝礼で受注報告をするルールがあります)」と言ってくれるんです。
自分の中にこうした小さな成功体験が積み重なったことが、2年目のブレイクスルーにつながりましたね。

営業も頑張っていたのですが、実はずっとトライバルでチャレンジしてみたいことがあったんです。

画像3

小林:チャレンジしてみたいこととはなんでしょうか?

中村:音楽・エンタメ業界のマーケティング支援と、音楽・エンターテインメントを通してブランドをデザインすることに強みを持ったエンターテインメントマーケティングレーベル「Modern Age/モダンエイジ(以下、モダンエイジ)」で仕事をすることです。

自分が大好きな音楽・エンタメ業界のマーケティング支援に関われるだけでなく、営業やプランニング、ディレクション、プロジェクトマネジメントなどのスペシャリストたちと一緒に働きたいという思いを強く持っていたんです。

ただ、僕の性格上、第一にやるべきことは自分がやりたいことよりも、まずは会社にとって求められていることだと思っていて。目標の数字を達成し続けられたタイミングから、モダンエイジで仕事をしたいと周りに伝えるようになりました。

目指すのは「オールラウンダー」 成長したい気持ちの源泉とは

小林:実際、中村さんは3年目になるタイミングでモダンエイジへ異動されています。まさにやりたいことを自ら掴みにいきました。現在、モダンエイジでどんな業務をしているのでしょうか?

中村:モダンエイジでは、コミュニケーションディレクターとしてSNSアカウントの戦略策定や運用支援、プロモーションのプランニング、コンテンツのディレクションなどを行っています。イベントのプランニングや実行も行っていますね。

トライバルのマーケティング支援は、戦略策定や施策の運用・実行、効果測定まで一気通貫で関われるのが魅力だと思います。クライアントは不動産、化粧品会社、アパレル会社などです。音楽を活用したブランディング支援もさせていただいています。

小林:もともと営業として働いていた中村さんにとって、初めての経験も多いのではないでしょうか?

中村:そうですね。3年目にして初めて行う業務も多いですし、正直難しいこともたくさんあります。

でも、「学ばせてもらう」という姿勢にはなりたくなくて。2年間の営業経験を活かしながら「数字を作る」ことには徹底的にこだわるし、自分が足りないスキルはスペシャリストのメンバーから吸収したり、企画やディレクションが経験できそうな仕事は自ら掴みに行ったりもします。

決して受け身になることなく、とことん「モダンエイジで得られる経験はすべて経験し尽くす」くらいの気持ちでいます。自分が大好きな音楽・エンタメ業界のマーケティング支援に関われて、尊敬するメンバーもいて、すごく楽しいし、幸せに働けていますよ。

小林:まさにトライバルのバリュー「JUST」を体現していますね。そんな中村さんの今後の目標を教えてください。

画像6

▲「JUST」の詳細はコーポレートサイトをご覧ください

中村:僕はモダンエイジの掲げている「人生を変える一瞬をデザインする」というミッションに強く共感しています。尊敬する仲間たちと、世の中に自分が大好きな音楽やエンタメ要素を盛り込んだ新しいムーブメントを生み出す事例を次々と作っていきたいです。

人生の目標で言うと、僕は「家族を幸せにしたい」という気持ちが強くて。
30代になったら家族との時間も大事にしたいし、仕事面でも会社に依存せずにどんな環境でも価値を生み出せるマーケターになりたいと考えています。
目指すは、営業も、企画も、ディレクションも、一貫してできる「オールラウンダー」ですね。

これが、「20代は濃い時間を過ごして成長したい」という想いの源泉です。

画像4

小林:では最後に、トライバルに興味を持ってくださっている就活生へメッセージをお願いします。

中村:トライバルはミッションやバリューをとても大切にしている会社です。

画像5

ぜひ、自分自身の目標や価値観を振り返って、トライバルのミッションやバリューと重なる部分があるかを考えてみてください。もし重なる部分が多ければ、自分の目標や価値観を大事にしながら、ワクワク働けると思います。

トライバルは自分の努力次第でいくらでもチャンスが掴めるので、自分はなぜ成長したいのか、成長した先にどうなりたいのかをしっかり描くことができていれば、とても働きがいのある会社だと思いますよ。

小林:30代になったときに、さらに視座高く働いている中村さんの姿が想像できました。今後のさらなるご活躍が楽しみです!

インタビュー写真・撮影
勝水 治樹(かつみず はるき)。風景写真家として活動し、2018年には表参道で個展「catch the light」を開催。水と光の織り成す光景に魅せられ、その “きらめき” を追い続けている。2019年4月トライバルに入社。
note https://note.mu/myukatu
Twitter @h_katsumizu