息子の夢に自戒を込めて

今朝、起きてくるなり息子が夢の話をしだした。

夢の中で、息子は1人で車に乗っていたらしい。息子はいつものように自分のチャイルドシートに乗っていて、運転席には誰もいないのに車が出発してしまったそうだ。

しばらく進んだ後、「とまれー!」と言いながら両腕を振り下ろして座席を叩いたら、車は停まった。するとお母さん(私)がやってきて車を運転して家に帰って、夢は終わったそうだ。

何となく落ち込んだ話しぶりだったので「怖かった?」と聞いたら「こわかった」と言っていた。「車、停まって良かったね」と息子をぎゅっと抱きしめつつ、もしかしたら私のせいでこんな夢を見たのかもしれないなぁと思った。


昨日は平日で仕事だったので、息子を車に乗せて家を出たのだが。仕事で気になることがあった故に頭が仕事モードに切り替わってそのことを考えてしまい。いつも保育園に行くために曲がる所を通り過ぎてしまったのである。通り過ぎてすぐに

「おかあさん、まがらないの?」

と息子が言ってくれて、曲がりそこねたことに気付いた。次の交差点で曲がっても保育園には行けるので、そちらで曲がって事なきを得たのだが。あそこで息子が話しかけてくれなかったら、もっと進んでいただろうと思う。

普段は保育園に着くまでよく話しかけてくる息子が、何故かその日は話しかけてこなかった。

前日は祝日だったため、保育園に行かずに家から真っ直ぐ職場に向かった。

仕事で気になることがあったので、それについて考えていた。

いろいろ要因はあるものの。息子を保育園に送っていくこと、もっと言えば息子が車に乗っていることを一時的に忘れていたというのは、怖いことだしあってはならないことである。何年か前?に子どもを車に乗せたのを忘れて仕事に行ってしまい、子どもが亡くなってしまった事件があった気がする。ニュースを知った時は「乗せたのに忘れることなんてある?」と思ったけれど、考え事があれば忘れてしまうことは私でもあるのだ。

何か事件を知った時に「自分は大丈夫」と思う人が危ないと言うが、まさにそれ。条件さえ揃えば誰にでも起こりうる。だから気をつけないといけない。それを痛感した昨日、今日だった。

おそらく息子が見た夢も、道を通り過ぎて不安に思った出来事が関係しているのではないのかなぁ。

息子を乗せている時は、息子のことを考える。仕事のことは考えない!を徹底して、これからの繁忙期を乗り切りたいな。


ではまた明日。