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今どきママのInstagram事情!「一般人」と「ストーリーズ」が鍵に。

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コロナ禍でより一層人々の生活の中での重要性が増し、消費行動に大きな影響を及ぼしているSNS。中でもInstagramは、ECサイトへ繋がるショッピングタブをアプリのメインUIに追加するなど、購買への繋ぎ込みが強化されているSNSの一つです!

アクティブユーザーの中心である20~30代女性への影響は、ますます大きくなっていくと考えられます。その中でも自分のものだけでなく、子どもや家族の買い物も担うことが多いママたちは、Instagramをどのように使いこなしているのか。気になるママさんも多いのではないでしょうか?

そこで、日常的にInstagramを利用しているママ300名を対象に「Instagramを使った買い物の実態について」調査いたしました!

[調査概要]
・調査対象:日常的(週3回以上を目安)にInstagramを利用している、20~30代の未就学児ママ300名
・調査期間:2020年12月17日~18日
・調査方法:インターネット調査

※今回は、より子育てに手がかかるフェーズと思われる未就学児(0~6歳)ママに絞って分析を行っています。


7割以上が「Instagramで衝動買い」の経験アリ!

まず初めに、Instagramの投稿を見ているうちに「衝動買いをした経験はあるか」と聞いたところ、なんと74.0%が「経験あり」という回答に。

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その中でも、最も多かった理由がこちら!

自分の興味や好みに合ったものだったから(81.1%)

Instagramのアプリを開いた際、「これは私っぽい」と直感し、衝動的にモノを買うというママの消費行動が見てとれますね。

「芸能人」よりも「一般人」の情報を参考に?

次に「買い物をする際に参考になるInstagramアカウント」について調査を行いました!気になる方も多いのではないでしょうか?

その結果、上位3位が意外な結果に!

1位:「友人・知人」(36.0%)
2位:「自分の興味や好みに合う一般人」(35.3%)
3位:「フォロワーの多い一般人(インフルエンサー)」(30.0%)

「フォロワーの多い芸能人」は24.3%で4位となり、ママたちは、買い物の情報源として芸能人よりも一般人の方を参考にしていることがわかります。言い換えると、「知名度」よりも「親近感」を重視しているといえそうです 𓆸

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そこで「買い物をする際、どんなInstagram投稿を参考にしているか」を聞いてみると「画像や動画で伝わる情報」を重視する声が72.8%。対して「キャプションのテキスト情報」を重視するという意見が17.7%となり、圧倒的に、ビジュアルで完結する情報が重視されていることがわかります。

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最近のInstagramでは、画像に文字を加工して雑誌風に見せる、いわゆる「文字入れ系」アカウントが人気を集めていますが、ママの消費行動においても、キャプションより画像だけでいかに有益な情報を得られるかが鍵となっているようです☝

◆ママが参考にているビジュアル情報◆
「使用感のイメージがわかる」(58.3%)
「良い点と悪い点の両方がわかる」(27.0%)
「商品の特徴やスペックがわかる」(23.3%)
「どんな人やシーンにおすすめかわかる」(16.0%)
「複数商品の比較がわかる」(11.7%)
「ブランドの世界観やイメージがわかる」(9.0%)

買い物の参考には、商品の特徴やブランドの世界観よりも、「どんなメリットがあるか」がすぐにわかることが求められているのです!

買い物の情報収集は「ストーリーズ」がメイン

最後に、買い物の情報収集によく使う「Instagramの機能」について調査を行いました。その結果、「ストーリーズ」(50.0%)が「フィード」(43.3%)を約7pt上回りました。

フィードはアカウントのギャラリー的な役割を担うことが多いため、「きちんとした情報」「後に残ってもいい情報」に寄る傾向があり、投稿頻度はまちまちという人が多くなっています。

一方、ストーリーズは24時間で消えるという特性上「思いつきの情報」や「思わず言いたくなった情報」が多くなりやすく、更新もアクティブです。参考になるアカウントの項目で「知名度」よりも「親近感」が重視されていたように、友人・知人との雑談の中で「ちょっと聞いて!」とカジュアルに提案された情報の方が、ママたちの消費欲求は刺激されやすいと考えられます。

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本調査から、Instagramを頻繁に利用する今どきのママたちは、自分との関係や感覚の近いアカウントを信用し、ビジュアル情報から直感で買うものを決めている、という消費行動が明らかになりました!

ママをターゲットとしたプロモーションを成功させるには、

特定ジャンルのコミュニティに対して強い影響力を持つ「マイクロインフルエンサー」を活用しつつ、「文字入れ投稿」や「ストーリーズ投稿」といった直感に訴えかける見せ方を工夫する

ことが鍵といえそうです!

弊社LIN会員のママインフルエンサーの
みなさんのインタビュー記事はこちらから 𓆸

【トレンダーズについて】
「トレンドを捉え、新しい時代を創る」のミッションのもと、独自のノウハウによりトレンド予測・分析を行いながら、生活者の多様化・細分化に対応したプランニングで、次世代型の「マイクロマーケティング」を提供しています。(HP: https://www.trenders.co.jp/)

【インフルエンサーサービス「LIN」】
約15000名以上のインフルエンサーをネットワークし、インフルエンサープロモーション・SNSアカウント運用を実施しています。


最後に、もし詳しく弊社のマーケティング・PRについて聞きたいという方がいらっしゃいましたら、是非お気軽にお問い合わせ下さいませ。

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文:青木 詠夢
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