「保存」される理由を紐解いていったら、保存数が3.5倍になったInstagram運用の話。

今日は、私がInstagramアカウントの運用を担当させて頂いていた「グランフロント大阪」（以下、GFO）の担当者さまにインタビューを行いました 𓆸

この記事を通じて、弊社のアカウント運用に対する想い、代行をお願いすることで生まれるメリットを感じていただけると嬉しいです。

【保存数がポイント】見返したいと思ってもらえる投稿を紐解いていった結果

はじめに「弊社に運用代行を任せてよかった」と感じている点を、教えていただけると嬉しいです。

－GFO 担当者さま

①緻密な投稿設計と分析

トレンダーズさんにお願いするまでは、フィード投稿のみを社内で運用をしていたのですが、従来から意識していた「写真の質・キャプションの情感・コメント返しの温度感」を正確に理解いただき、その世界観を損なわない、かつアップデートした投稿内容を設計いただきました。

また、トレンダーズさんとは月に1回、オンラインにて運用の振り返りを実施頂いていたのですが、フィード投稿のインサイト考察において、新しい貴重な気づきをいただきました！

それが「保存数」です。弊社のアカウントは比較的「保存数」が多い傾向にあったのですが、それが "なぜなのか" までは深く考察していませんでした。

そこでトレンダーズさんは、タグ付けされているUGC投稿がカメラマンさんによるものが多いという点に着目し、保存数が多いのは、カメラマン（写真愛好家）の皆さんが「同じアングルで撮影したいから」「次施設に行ったときに見返したいから」ではないか、という仮説を立て、より撮影したい！この施設を撮りたい！と思ってもらえるようなクリエイティブを投稿するなど、すぐにPDCAを回してくれました。

そうすると、着実に保存数が増えていき、投稿によっては 3.5倍の保存数 が付く投稿まで。また、当施設のファンには少なからず写真愛好家が存在するという推論を導き出していただけたことも、新しい貴重な気づきでしたね。

②トレンド感やセンス

担当者がオジさんのため (笑) Instagramの機能への理解やアップデートが追いつかない中、運用代行いただくことにより、新機能の活用やGIFなどの効果を多数活用することができ、そのトレンド感によりリーチが拡大し、アカウントを良質に活性化できたと感じました。

トレンダーズさんは運用担当者が専任でついてくださるので、丁寧かつハイセンスな運用に、プロフェッショナルとして安心して運用をお任せすることができました。

フォロワーさんとの相互コミュニケーションツールとして、継続的にストーリーズ投稿が出来るようになったのも、運用代行をお任せしてからです。

運用代行期間終了後に、改めて感じた気づき

3ヶ月の運用期間を終え、社内運用していて改めて感じたことを教えて下さい。

－GFO 担当者さま

代行期間終了後、ストーリーズの活用やリポスト投稿など、トレンダーズさんが実践いただいたことを社内構築するため、様々な機能の使い方やコツを改めて教えていただきました。

いざ自分たちで運用を実践してみると、ストーリーズ投稿のワーディングやデザイン性など、改めて難しさを感じています… また、フォロワー数の伸び率がやや鈍化してしまっているのが課題感ですね。

イベント終了の影響が大きいことは否めないですが、投稿頻度やタイミング、ハッシュタグ設計など、様々な観点で1ヶ月に1度振り返りができていたことも、改めて貴重だったなと感じています。

すべては「グランフロント大阪というまちの魅力を知ってほしい」といいう想いから。

－司会

フォロワー10,000人獲得する事による運用上のメリット（ストーリーズへのURL遷移ができるようになる等）もあるため、2021年度中に10000フォロワー獲得を目指していきたい！と思っています。

しかし、フォロワー数だけをKPIにするのではなく、双方向性を重視し、高エンゲージメント率の維持・向上により、フォロワー・ユーザーとのコミュニケーションを活性化したい、という想いが一番です。Instagramというプラットフォームを通じて、グランフロント大阪というまちの魅力を知ってほしい。そう強く思っています。

アカウント運用に大切な3つの要素「感謝」「好奇心」「熱量」

グランフロント大阪のアカウントの最大の特徴として、全投稿に担当者の方でコメントを返しているのです！その熱量がフォロワーにも伝わり、Instagram上での盛り上がりを生んでいると思いますが、ぜひフォロワーの皆さんと関係値を築いていくコツを教えてください。

－GFO 担当者さま

ほぼ無意識なので、恐縮です…。
でも大切にしているのは「感謝」「好奇心」「熱量」でしょうか。

貴重な時間を割いてわざわざコメントをいただいたことへの「感謝」

どのような方がどう感じていただけてたのか、
寄せられたコメント者・内容への自分自身の「好奇心」

1人でも多くの方々とつながっていたい、
ファンになってほしいという「熱量」

そして、何よりも「対話を楽しむこと」が大切かなと思っています。

－ グランフロント大阪の担当者さま、本当にありがとうございました𓆸 －

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

私自身、グランフロント大阪さんのアカウント運用を担当させていただき、改めて「施設・ブランドへの想い」「フォロワーさんへの感謝」が、運用を行っていくうえで最も大切だと気づかされました。

担当者さまの熱量・人間性、インフルエンサーの専門性、そしてSNSのプロとなるトレンダーズの3者で走ったInstagram運用は、忘れられないものとなりました 𓅮　引き続き、よろしくお願いいたします！

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文：青木 詠夢
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