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脱プラスチック生活に挑戦中(たえさん)

8年前まで、わたしはエコな人だった。

地域発信のエコ活動と健康づくり活動を推進することを仕事としていた。地域のボランティアリーダーの皆さん(自治会の役員さんなど)とともに、地球温暖化対策の勉強会やごみ減量の活動を一緒にやったり教材を作ったり。そして、そういうことを一緒にやってくれる仲間づくりの研修なども。

結婚を機に退職。島根に移り住んでからは、専らプライベートで地球温暖化防止活動推進員(なろうと思ったら誰でもなれるやつ)としてほそぼそと温暖化対策の情報収集や日常生活で取り組めることをやっている。

仕事として関わるエコと暮らしのエコ

大田市に来てから、「おおだ未来づくり会議」という任意団体と出会った。そこには、環境のことを森林保全やエネルギーという視点で考え、行動しようとする人たちが集まっている。わたしも仲間に入った。

仲間がいることで意識がまた変わってきた。正直、ごみ分別や資源化なども暮らしの忙しさにかまけて怠けていたことに気付かされる。わたしは未来づくり会議に参加して自分からやりたいと思うことをさせてもらうことにした。

こども服の交換会「x-Change」を開催

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(脱プラに直結しないけれど……)子ども服ってすぐサイズアウトしたり、おもちゃも飽きたら全然遊ばなかったり。もったいないなと感じていたのを、交換っこして有効活用したいなと思いやってみた「x-Change こども服交換会」。捨てる前のもう1段階としてこういうのがあれば、楽しみながらできる。エピソードタグをつけてもらい、「娘が発表会に着た服です」「喜ぶと思って買ったら、全然遊ばなくて……」などが書いてあることで、次の人がより大切にしようと思える仕掛け。

脱プラ生活に一役!みつろうラップづくり

今度のイベントでは「みつろうラップづくりのワークショップ」を計画中。

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サ〇ンラップとかク〇ラップ、もはや必需品となったポリエチレンやポリ塩化ビニル製のラップ。だけど絶対そうじゃなくて良い場面でも使っていない?とみんなと考えてみたくて。

冷凍やレンジ加熱はできないけれど、ホールド力ばっちり◎

はじめて作ってみたけれど、みつろうと綿の布とアイロン(とクッキングシート)があれば作れちゃう。原材料が分かりやすくて安心できる。遅く帰ってくるお父さんのご飯のおかずにふたをしていく、とか、食べ残したパンやクッキーをくるんでおく、野菜の切りっぱなしを包む、などはこれでOK!ラップだと毎回ごみが出ていたのを、みつろうラップなら洗ってまた使えるので経済的。きれいを保ちつつ、大切にすれば1年くらいは使えそうです。

レンジ加熱は、みつろうが溶けてしまうのでNGだけれど、それ以外でも使う場面が多々ありそうなみつろうラップは、とてもおすすめのアイテムです。

脱プラを意識させてくれた、浜田の海岸

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脱プラを意識し出したのは、実は最近。

家族で浜田市にお出掛けしたついでに立ち寄った石見畳ヶ浦(国指定天然記念物)でのこと。自然が作り出した美しい地層や変わった形の石を見て子どもたちと一緒になって楽しんでいたところ、ふと足元を見ると……

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この白いつぶつぶの正体は、プラスチックや発泡スチロールの破片(写真分かりにくくてすみません……)!周りにもなぞのプラスチックの容器にプラ製の漁網、色とりどりのプラスチックが広がっていました。娘が貝だと思って拾いあげたのは、容器のふた。これもまたプラスチック……

環境とできるだけやさしく付き合いたい

残念そうな娘。「ごみをここに捨てちゃ絶対だめだがー」と言ってくれた。確かにそう。だけど直接的に捨てなくても、自分たちが使ったプラスチックが巡りめぐって海に届いている可能性もある。分別せず適当に置いておいたペットボトルやコンビニ弁当が風で飛ばされて海に浮かんでいるかもしれない。海水浴で忘れて帰ったプラスチックのおもちゃとか、熱で劣化した洗濯ばさみの破片とか、化粧品の中のプラスチック製のスクラブとか……

完全に脱プラはすぐには難しい。けれど

ここまで読んでくれた皆さんと一緒に、日常でできることを見つけていきたいなーと考えるこの頃です。良いアイデアが見つかったら、またここでシェアしますね!