去り行く夏に、まだまだ止まぬかき氷熱。

画像1 まずは、渋谷のセバスチャンさん。5,6年前に行ってから、どんどん人気者になり、行くのをあきらめていたけれど、なんと平日なら大丈夫らしい、と聞き早速。ほうじ茶ミルクをオーダー。この美しくもちょっと孤高な感じの外観。しばし観察して、登頂を目指す。それにしても芸術的なシェイプですこと。少しずつくずしていくと、抹茶のムースとコーヒークリームが顔を出します。
画像2 これがまた、美しい。断面図をどうぞ。なんか3つの味がケンカしそうでしょ? 大丈夫。それぞれが主張をしつつ、混ざり合うことも厭わず、新たな味を引き出してくれるから。やはりこの形は職人技。食べ進めても崩れたりせず、立派にそびえたまま。ごちそう様でした。
画像3 次は御徒町の廚 otona くろぎさん。平日の朝一番に通りかかり、「入れるかも?」と列に加わった。一つ一つすごく丁寧に作ってくれてるんだろう。待つ時間も美味しさの一要素。ついつい隣りの人のをちら見したりして。漸く来たよ、みたらし系。スプーンが大きい。食べやすいぞ。そして量が多い。たっぷり堪能できそう。あまりの美味しさに、お口が「早く次の一口を!」と要求。和の味が、良い仕事してミルク系と混ざり合い未知の世界へ誘ってくれる。しばし忘我の境地・・・。
画像4 断面は、こんな感じ。シュワっとシロップと混ざり合って、トップの黒豆も柔らかく良いアクセントです。ああ、美味しかったと漸く我に返り、お隣を見ると・・・。私より先にサーブされていたのに、まだ半分位残ってる。あれー、食べるの早くなっちゃった? もっとゆっくり食べても良かったかも。多分しっかり形作ってあるから、溶けるもの遅いんだろう。次回は、もう少しゆっくり食べようっと。秋が来ても、私のかき氷行脚は、続く。寒い季節も、工夫されたシロップや冬しかない食材が登場したりと、目が離せないからね。とりあえずごちそうさま。

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