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【新型コロナ】着用してるマスクは何?!世界で異なるマスク文化調査6-7月編

海外と関わる人の課題を解決する事を目的に運営する「ロコタビ」が今できる事は世界の変化を自社サービスがもつネットワークを生かし、現地のリアルを伝え、今後も変わらず「海外と関わる人の課題を解決する」ことを使命とし、この度新型コロナウイルスよって変化した「現地変化」についての様々な調査分析をしていました。

以前は「世界のマスクの着用義務」について調査分析を行いました。

今回は、もうすこし踏み込んで「マスクの柄」「マスクによる訴えや自己表現」「マスクの新規ビジネス」など新型コロナ発生によるマスクの普及が変えた現地の様子やを調査したのでご紹介いたします。

■調査概要
調査の方法:ロコタビ登録の海外15カ国在住ロコへのアンケート
調査主体:株式会社ロコタビ
※本内容を掲載の際は、出典「ロコタビ調べ」と明記をお願いいたします。

義務!?任意!?異なるマスクの扱い

マスク着用義務

義務という概念がなくともマスクが「ソーシャルディスタンス」として機能している日本ですが、国によってはマスクを着用すること自体文化になく、「マスク着用を拒否」するというニュースも見受けられます。そのため、国によってはマスクの着用を義務としているが、義務化されたとはいえ、着用率が100%になることは難しいようです。

マスク着用義務:
香港、トルコ、ドイツ、スペイン、イタリア、南アフリカ、アルゼンチン、ホンジュラス、ブラジル、アメリカ
マスク着用任意:
韓国、フランス、オーストラリア、スイス、カンボジア

着用するマスク、何色、何柄ですか?

着用マスクの種類


ロコタビ調べでは海外在住日本人の「白色無地」がもっとも多い結果となりました。白でなければいけない、という固定概念が騒がれた学校でのニュースがありましたが、色や形にこだわらず「着用することに意味がある」という意味でも世界中のマスクの多様性知っていただきたいです。

白色の無地:
香港、韓国、トルコ、カンボジア、オーストラリア、スペイン、ドイツ、アルゼンチン、サンフランシスコ、ホンジュラス
色付き無地:
スイス、ニューヨーク、イタリア、ブラジル
柄物:
フランス、南アフリカ

地元の方のマスク事情を教えてください!

地元民のマスク


アンケートから在住国の町中で普段目にする「色付き」「柄物」を着用する地元の方が多いという結果がみられました。これは、アンケート回答者自身の海外在住日本人のみなさんが着用するマスクの傾向とは大きく違う結果です。同じ国で住む人々でも「マスク」 に対して、お洒落や文化と合わせて「マスク」を楽しむ方が多いようです。

白色の無地:
香港、韓国、ホンジュラス
色付き無地:
トルコ、カンボジア、スイス、オーストラリア、スペイン、ミラノ(イタリア)、ドイツ、ブラジル
柄物:
クレモナ(イタリア)、南アフリカ、アルゼンチン、フランス、アメリカ

マスク着用からみる各国の特徴

マスク事情詳細


各国でマスクを楽しむ、マスクで訴える、など様々な光景がみられるようですが、今まで不必要であったマスクを突然着用義務と言われて戸惑いを見せた人は今でも多くいるかと思います。また、カンボジアでは、マスクの裏表が分からずに付けている人が時々いることを目にするという回答が寄せられました。

(その他回答)

アルゼンチン:アイマスクもマスクとして活用してます。
南アフリカ:マスクがお洒落や制服の一部になりました。私もアフリカプリント生地やデニム生地のマスクを服装と一緒にコーディネートするようになりました。スパンコール一杯のギラギラマスクもあり、本当にお洒落の一部です。
ブラジル:ひいきのサッカーチームのロゴの入ったマスクをつけている人をよく見かけます。
トルコ:カラフルでお洒落なマスクを見かけるようになりました。特に子供用は小さい上にカラフルでデザインも豊富です。

調査資料全て閲覧可能
▼本調査におけるインフォグラフィック全データは下記より閲覧可▼
[調査] 2020年6月 海外在住日本人目線コロナによる町の変化


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