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やっぱり私、旅がしたい。

おととい、久しぶりにテレビをつけたら、

NHKでスペイン巡礼の番組がやっていた。

「スペイン巡礼」‥。

恥ずかしながらスペイン巡礼を知らなかった私。

見ていてわかったんだけれど、

すごくざっくり言っちゃうと、スペイン版お遍路さんみたいな感じらしい。

日本と違って、ベースはキリスト教なんだけどね。

これがね、見ていて本当に魅了された。

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参加するのは特にキリスト教徒ではなくてよくて、

ただ歩いて自分と向き合うために巡礼をする世界各地からの参加者が集う。

それぞれ各自の

今までの自分の人生への思いを持って、

道中での大変な出来事、

人とのふれあい、すばらしい景色とおいしいごはんを堪能する。

そういうものすべてが旅の中で凝縮されていて、

それぞれが自分なりの答えを持って

巡礼を終える。


もう、見ていてね。気持ちが鳴りやまなかった。

「ああ、やっぱり海外に、行きたい」

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日本語でない言語、日本でない景色、いつもある世界から飛び出すワクワク感・不安感。

そういうものが、番組を見ているだけで、一気にあふれ出して、

テレビの中の世界に一刻も早く飛び込みたいくらいだった。


だけど今はコロナで本当に行くことができない海外。

どうしようもない気持ちをこらえて、アマゾンで本を探したよ。

「人生に疲れたらスペイン巡礼」

結構たくさんあったスペイン巡礼の本のうちの一つ。


この本も、作者さんが日本で仕事で思い悩み、

ふと昔聞いたスペイン巡礼の話を思い出して、スペインまで飛び立つ話。

とても臨場感があって、読んでいて私も今すぐ旅立ちたくなる本だった。

作者さんの優しさと日本社会での生き方に苦しんだ様子がすごく伝わってきて、

私も読んでいてジーンとしてしまったよ。

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次に行くのは私、間違いなくスペインだ。

フラメンコと美食と、巡礼やってみたいな。

今はコロナで、行けないから行けるその日まで本で気持ちを疑似体験するしかないけれどね。


だけど、コロナがやまないから、海外に行けないから、

今は「待つのみ」っていう姿勢も辞めようって思ったの。

テレビと本での巡礼者のそれぞれの思い、言葉などを見て、

人ってどんな状況でも、自分と向き合っていけば変われるんだって。

だから「旅や巡礼に出ないから、私変われない」っていうのも違うなって思って。

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コロナがやむまでは、

この「旅立ちたい」気持ちを日本内で、一歩づつ変化してみようって思った。

コロナや周りのせいにせずに、毎日を新しいことでいっぱいにすることは日本でもできるはず。

一歩づつ踏み出してみます^^


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