とら~ぬとチーム小判鮫Ⅰ


この動画は2019年夏、この動画投稿主、すせるあ宅で初めてリアルで集結し、3人で撮影した動画である。3部作となっているので興味のある方は是非見てほしい。

この動画内でもちょっとずつ出ていて、私も「身内ネタだからw」と制止しているが、かつてYouTube界隈には「チーム小判鮫」という小さな小さなグループが存在していた。

今回の記事はその結成秘話と、なぜ休止、再開「することになったのか簡単に振り返りたいと思う。

1.チーム小判鮫結成~なぜこんなチームができたのか~

話は9年前にさかのぼる。

20代後半から30代前半くらいの方でいわゆるゲーム実況黎明期を知っている方がいれば

そま(そのままりお)

コツメコ

サンヘルプ

この3名の名前を聞いたことがある方は少なくないと思う。当時ノートPCをゲットしたばかりの私はYouTubeと出会い、彼らの動画もよく見ていた。当時はまだ小さな界隈かつ編集ソフトも十分ではなく、カメラ直撮りでただゲームの様子を面白おかしく撮影する、といった小さな業界だった。そうして(今からすると考えられないことだが)チャンネル登録100人を超えると実況者wikiに掲載される。そんなくらいの業界で上記3人は10000人を超えて活躍していた、そんな世界であった。

そんな中で当時ゲーム実況をしていた男たちがいた。それがすせるあ・・・と私。当時実況者Wikiに掲載されたこともあり、いつの間にかSkypeで通話したり、オンラインでゲームしたり、私がいろんな意味でおもちゃにされたり・・・。そうして仲間内で遊んでいたのがチームになったきっかけ。それが2010年9月23日のことである。

当日はすせるあのチャンネル作成1周年記念生放送の日だった。生放送を見ながらノートをまとめながらSkypeで通話を始めていた。彼が64スマブラをしていて20分くらいしたことである。コメントが不穏な雰囲気に・・・

「なんだ?どうした?」

聞けば当時別に人気の女性実況者チャンネルがあったのだが(本人の名誉のため名前などは伏せる)、そのチャンネルも同日配信をやっていて、そこで彼氏ができたことを発表して大炎上しているという(当時はそんなもんだった)

そこで通話に参加していた一人が悪いことを言い出す。

おい、どうせ視聴者が減るならだれか向こうの放送行って宣伝してきて

要するに炎上商法である。やっていることはまあまあ小汚い。

しかし優秀なファンたちは実際に行ったらしく、そこから流れてくる視聴者。そうして彼のチャンネルで視聴者数最高記録(当時)を更新。するとどこからともなく誰かがつぶやいた。

「これはまるで小判鮫配信だな・・・」

小判サメ

小判鮫は上の画像のように船の底などに張り付いて生きる鮫のこと(実はサメ科ではなくスズキの仲間らしい)。

要するに大型配信者の炎上にかこつけて売り出そうという様子がこの生物によく似ているということらしい。

これは面白い。ということで自然と当時の集まりの名前が「チーム小判鮫」に決定した瞬間だった。

2.チーム小判鮫の活動~活動から休止、まさかの再開?まで~

大仰な見出しにしたが大した活動はしていない。時々集まっては一緒にゲームしたり、くだらない動画ができたり、時折生放送に呼ばれて主の休憩時間をトークで埋めたり・・・。気づけばメンバーも8人まで膨れ上がっていた。

その中で1年半ほど活動。時にはそれぞれリアルで会ったり、一部コラボしたケースもある。

しかしながらそこからメンバーの受験や就職、そのほか諸事情が重なり、結局のところチーム小判鮫はなくなっていった。

それから数年、私は地元で普通に就職。主のすせるあも紆余曲折を経て上京、都内で会社員となった。解散後も動画や生放送は見たり、ちょくちょく通話に呼びだされてネタ(正確に言えばおもちゃ)にされていたのだが、その中ですせるあからこのような提案がされる。それが2018年9月の話。

「チャンネル10周年を記念してこれから新しいサブチャンネル(これが旅動画チャンネル)を作りたい。その中で密着取材も挑戦したいんだけど、だれかモデルいない?」

一般人の私に聞くのもおかしい話なのだが、すせるあも私が対局で良く上京していたのは知っていたため、その様子を撮影したいと言い出した。私は「その日に行くのはここ。この会場の許可がとれたなら俺を使ってもいい。」と答えた。

それからリアルで初遭遇。知り合って実に9年目の話である。

そうしてできた最初の動画がこちら(私は声と車のみの出演)

ある会場からまさかのOKが出てこの2本目の動画(とら~ぬは正直許可が出るとは思っていませんでした)

思えばこの動画が冒頭の動画、そして近日収録の新作につながっていくのです・・・

とら~ぬとチーム小判鮫Ⅱへ続く・・・

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