アラ太郎ちゃん氏(@mousukosikane)のツイートから見る、母子を抑圧するもの

このツイートのくだりに関して、特に目立ったリプライとしては母親側を擁護する意見であった。
実際、今の人権感覚で言えば、明らかに母親に対して同情的な目線を送りたくもなる。

そうは言っても、この件についてはアラ太郎ちゃん氏のツイートの趣旨に同意しておきたい。
というのも、この母親の傲慢な態度は、いずれ致命的な問題を引き起こすからだ。
今回の記事では、この問題とはなんなのか、また、どう致命的なのか、について触れておきたい。


「あんたんとこのガキの泣き声のせいで、うちの子が泣き出したらどうすんだ!」

致命的な問題というのは非常に単純明快で、つまり他の親子との権利衝突である。
親としての連帯感、などの曖昧な理由で見逃されがちだが、上記のような怒鳴り声が件の母親に投げかけられた時、どのようにして彼ら彼女らの便益は図られるべきか。

アラ太郎ちゃん氏のような感情を抱いたとして、「ちょっとは赤ちゃんをあやしてはどうか」と実際に赤ちゃんを抱えているお母さんが発言すれば、きっと大惨事になるだろう。

そんな親は現実的にいない、みんな他の親の苦労を察してそんなこと言わない、とおっしゃる方もいるだろうが、現に子供をあやす努力をしない母親がいるのだから、そのような反論は通らない。

このことを踏まえて、もう一度考えてみてもらいたい。
「おっさんが無辜の母親にこんな説教をするなんて最悪だ」という人はいるが、それでは「どんな人物であればこのような説教をしても聴衆の気分を損ねることなく、むしろその行いを称賛されつつ、その上でこの無辜なる母親のバッシングに繋がるか」について

この状況を実現する答えこそ、このパラグラフの表題である。


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