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2.(1)ストラテジーって、何?

ここでいうストラテジーは、Tradestationの機能の一つのストラテジーです。売買のタイミングを利用者に教えてくれるツールと考えておけばいいでしょう。MONEX証券の口座をお持ちの方は、ホームページにログインして、Tradestationのサポートサイトで、動画で解説の『2.機能別操作ガイド』の中に『動画で解説6』で説明されていますので、そちらをご覧ください。ここで説明すると操作解説書になってしまいますので。MONEXの口座をお持ちでない方は、そういう名前の機能があるとだけ、ご理解いただければいいと思います。
 動画の中では、自動売買(システムトレード)をするためのツールという説明がなされていますが、私に言わせてもらうと、そこまで尖がることはないでしょ?といった使い勝手のあるツールです。
 まず、私がどう使っているか?ということを説明します。私はこのストラテジーを、売買のアシスタントをするツールとして、売買のタイミングを拾うためのツールとして使用しています。
 売買のタイミングを計るためのロジックとしては、MACD LE(LongEntry:買い)とMACDSE(ShortEntry:売り)を使用しています。そうすると、例えばFcaceBookを見てみると、こんな感じになります。

楕円で囲んだところが、売買勧告の1セットです。 この勧告に従ったときの損益はバックテストが自動的に実行されて計算されます。この損益レポートは下記のように表示できます。

プロフィットファクターが大きければ大きいほど、益が大きいことになります。以前の章から読んでいただいている方は、お分かりかと思いますが、私はMONEXの米国株を主に取引していますので、空売りはできません。その場合は、現物決済の設定を下記のパラメータ設定で行います。現物決済の指定をしないと、空売り(つまりドテンの指示になります)の指示が出てしまいますので、すこし異なった動きとなるようです。

つまり、この機能があれば、GMMAで漠然とここらへかな?ととらえていたタイミングを、可視的にピンポイントで教えてくれるだろうと考えて、実際に使い始めました。くれぐれも、システムトレードが勝手に走り出すなんてことはありませんので、ご安心ください(笑)。あとの章で説明します。

さて今回は、私のストラテジーの使い方の概要をメインに説明したつもりです。お分かりのようにストラテジーはチャートと1対1の関係を持っています。実際に使うと大変だよね?って。チャチャーン。ここからが、また面白い機能が準備されているのですよ、フッフッフ。お楽しみに、ではまた次回。

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