トレード用語集

初心者でも基礎から学べるように用語集を作成しました。


投資全体に関する基礎知識



投資とは?

利益を見込んでお金を出すことで、
株式や投資信託などの購入がこの「投資」に当たります。
以下が主に投資対象となり、世界情勢によって投資家はどの投資先にお金を分散させるかを考えています。

  • 投資信託

  • 国債、社債(国内債券・海外債券)

  • 株式投資(日本株、外国株)

  • FX(外国為替証拠金取引)

  • 暗号資産(仮想通貨)

  • ETF(上場投資信託)

  • 不動産(マンション・REIT)

  • 金(GOLD)


リスクオンとリスクオフ


金融市場や投資において、市場参加者のリスク許容度合いやリスク回避の傾向を表す表現。

リスクオン(Risk-On):

リスクオンの状態では、市場参加者がリスクを取りたいと考え、リスク資産に投資する傾向が強まる。例えば、株式市場での株式や新興国通貨などの高リスク資産が好まれることがある。一般的には、景気が好調であり、経済が成長しているときにリスクオンのムードが広がることがある。

リスクオフ(Risk-Off):

リスクオフの状態では、市場参加者がリスクを避けたいと考え、安全資産に避難する傾向が強まる。安全資産としては、国債や金などが挙げられる。これらの資産は通常、リスクが高まると需要が高まる傾向がある。不安定な経済状況や地政学的なリスクが高まると、市場はリスクオフのムードになりやすい。

これらの状態は、市場心理や投資家の感情に影響されるため、状況によって急速に変化することがある。両者の変化を把握することは、投資家やトレーダーにとって重要で、市場のトレンドや変動を理解する手助けになる


バイナリーオプションはどの投資方法に該当する?

バイナリーオプションは為替や仮想通貨のチャートを使ってレートの予想を行うトレード方法です。特に当サロンで行っている15分取引においては、為替の通貨ペアのみ取引することが可能。

15分取引には16個の通貨ペアがあり、
為替チャートの動きを読み取ることで5分後のレート予想を行う。
そのため、為替相場の動き方について理解しておく必要があります。




為替取引に関する基礎知識




MT4

MT4は、MetaTrader 4の略で、金融取引プラットフォームの一種です。MetaQuotes Softwareによって開発され、2005年にリリースされました。MT4は、主に外国為替市場(Forex)での取引に使用されており、世界中のトレーダーや金融機関に広く利用されています。



ローソク足

ローソク足は価格の変動を視覚的に表現するチャート形式。各ローソクが特定期間の始値・終値・高値・安値を示し、トレンドや転換点を把握するのに利用される。



時間足(じかんあし)

時間足は金融市場の価格チャートで使用され、1分足や1時間足などの時間単位で価格動向を示す。異なる時間足を組み合わせて市場の傾向を分析し、トレード戦略を構築する。短時間足は細かな値動きを観察し、長時間足は全体の傾向を把握するのに役立つ。



キリ番


FXでの「キリ番」は、通貨ペアの価格が特定の整数や丸められた数字に到達する瞬間を指す。トレーダーにとって注目のイベントとなり、サポートやレジスタンスとして取引戦略に影響を与えることがある。



優位性(環境認識・MTF)

上位足(4時間足や1時間足)のトレンド方向を見て現在の相場は売りと買いどちらが優勢であるかを確認して、反発する可能性が高いところを「優位性がある」という。



基軸通貨と決済通貨

基軸通貨とは、為替レートの左側に表記される通貨です。

例えば米ドル/円(USD / JPY)ですと、
「米ドル(USD)」が基軸通貨となります。
為替取引をする際は左側に基軸通貨が表示され、右側に決済通貨と呼ばれる通貨が表示されます。 チャートに表示されるレートは通常決済通貨となります。



クロス円

FX(外国為替証拠金取引)における通貨ペアのうち、米ドル(USD/JPY)以外の通貨と日本円のペアを指します。

  • EUR/JPY(ユーロ円・ユロ円)

  • GBP/JPY(ポンド円・ポン円)

  • AUD/JPY(オージー円・オジ円・豪ドル円)

  • NZD/JPY(ニュージー円・ニュジ円)

  • CHF/JPY(スイスフラン円・スイス円・スイ円・フラン円)

  • CAD/JPY(カナダドル円・カナダ円)

などがあげられる。



ドルストレート

米ドル(USD)が絡んだ通貨ペアのことをいいます。

  • USD/JPY

  • EUD/USD(ユーロドル・ユロル)

  • GBP/USD(ポンドドル・ポンドル)

  • AUD/USD(豪ドル米ドル・オジドル・オージードル)

  • NZD/USD(ニュージードル・ニュジドル)

  • USD/CAD(ドルカナダ・ドルカナ)

  • USD/CHF(ドルスイス・ドルスイ)

などがあげられます



ボラティリティ

ボラティリティは金融市場での価格変動の程度を示す指標。高いボラティリティは不安定性を示し、低いボラティリティは相対的な安定を意味する。トレーダーはリスクや機会を評価するために利用する。
「ボラが低い(高い)」などと言う。



ダウ理論

もともとは株式市場の動向を理解し予測するための基本的な原則を提供する経済学者チャールズ・ダウによって提唱された。テクニカル分析の基本として広く受け入れられ、投資家やトレーダーにとって重要な考え方の一つ。
ダウ理論は3つのトレンドで成り立っている

  • 上昇トレンド:安値と高値がともに切りあがっている相場

  • 下降トレンド:高値と安値がともに切り下がっている相場

  • レンジ相場:上記2つどちらにも該当しない相場

詳しくはダウ理論の単元をご覧ください。



押し安値(押し目)

押し安値(押し目)は、上昇トレンド中に一時的な下落が生じる現象で、価格が調整後に再びトレンドに沿った上昇が期待されるポイント。
この付近で買いを入れることを押し目買いという

戻り高値

戻り高値は、下降トレンド中に一時的な上昇が生じ、その後再び調整や下落が期待される価格水準を指す。
戻り高値付近で売りのポジションを入れることを戻り売りという



ラス押し

「ラス押し」はトレンド終了前に発生する最後(ラスト)の押し安値で、逆張りの兆候と見なされる。ラス押しの価格をブレイクすると、トレンド転換の前兆として注目されることがある。

ラス戻り

「ラス戻り」は、トレンド終了前の最後(ラスト)の戻り高値で、反発や調整が起こり、ラス戻りの価格をブレイクすると逆方向への価格動きが示唆される現象を指す

トレンドの継続・終了・転換

トレンドの継続:
価格が一定方向に動き続ける状態。同じ方向の価格変動が予想される。

トレンドの終了:
ラス押しやラス戻りの価格をブレイクし、上昇トレンドや下降トレンドの定義が崩れること。

トレンドの転換:
ラス押しやラス戻りの価格をブレイクし、今までのトレンドとは反対の方向に価格が推移すること。



レジサポ(サポレジ・リテスト)

「レジサポ」はサポートとレジスタンスの略語で、テクニカル分析で使われる。サポートは価格の下落を止める水準であり、レジスタンスは価格の上昇を抑える水準。これらは投資家が取引判断を下す際の重要な参考点となる
今までレジスタンスされていたラインを抜けて、同価格のラインがレジスタンスからサポートに切り替わって機能すること。
レジサポ・サポレジ・リテスト・ローリバなどを指す



経済指標

経済指標は国や地域の経済状態を数値で示すもので、GDP、雇用統計、消費者物価指数などが含まれます。これらの数値は経済の健全性や方向性を評価し、政策、投資、企業戦略の判断材料となる。



相関

異なる資産の価格動向がどれだけ連動しているかを示す。これを分析して相関性を把握し、リスク管理やトレード戦略に応用する。

正相関:同じ動きをする通貨ペアの組み合わせ(ドル円とユーロ円などのクロス円)
逆相関:ある通貨ペア同士で逆の動きをすること(ドル円とユーロドルなど)



日本時間/欧州時間/アメリカ時間


主要な為替市場は東京、ロンドン、ニューヨークの3つの主要な取引セッションに分かれており、それぞれに対応する時間帯が存在する。

日本時間 (JST - Japan Standard Time):

日本時間での主要な為替市場は東京市場です。東京市場は午前8時から午後5時までの間に活動している。これは、日本の銀行や金融機関が取引を行う時間帯であり、アジア市場の取引が集中する

欧州時間 (CET - Central European Time):

欧州時間での主要な為替市場はロンドン市場で、は午前8時から午後5時までの間に活動している。欧州時間中には、欧州各国の金融センターや企業が取引を行う

アメリカ時間 (EST - Eastern Standard Time / EDT - Eastern Daylight Time):

アメリカ時間での主要な為替市場はニューヨーク市場で、ニューヨーク市場は午前8時から午後5時までの間に活動している。アメリカ時間中には、北米の銀行や金融機関が活発に取引を行う

各市場の取引時間が重なる時は、より活発な取引が行われることがある。特にロンドンとニューヨーク市場が重なる時間帯(21時~24時)は非常に重要で、市場が最も流動的になる傾向がある



円安・円高

円安は円の価値が低下し、他通貨に対して弱くなる状態。円高は円の価値が上昇し、他通貨に対して強くなる状態を指す。



政策金利

政策金利は中央銀行が設定し、経済を調整するための基準金利。利上げで景気を引き締め、利下げで景気刺激を図る。
世界中のマーケットで最も注目されているのは世界の基軸通貨である米ドルの発行元であるFRBである。

FRB(米国の中央銀行)

FRBは、米国連邦準備制度(The Federal Reserve Board)の略で、一般に「連邦準備制度銀行」または「Federal Reserve Bank」の意味もある。米国の中央銀行システムを指し、金融政策の立案や実施、金融体系の安定、通貨の発行、支払いシステムの円滑な運用などを担当。FRBには12の地区銀行があり、それぞれが独自の地域経済の監視と調査、金融機関の監督を担当している

FOMC(米国連邦公開市場委員会)

FOMCは、米国連邦公開市場委員会(Federal Open Market Committee)の略で、米国の中央銀行である連邦準備制度(Federal Reserve)の政策決定機関。FOMCは、金融政策を策定し、金利の調整や金融市場の安定を目指している。主要メンバーには連邦準備制度理事会のメンバーと各地区の連邦準備銀行の総裁が含まれ、FOMCの会合では経済の状況や展望に基づいて金融政策の方針が議論・決定される。 FOMCの政策声明や議事要旨は市場に強い影響を与え、トレーダーや投資家にとって注視されている

日本銀行(BOJ)

日本銀行(Bank of Japan)は、日本の中央銀行で、通貨発行や金融政策の実施を担当。物価安定や経済成長の促進が主な使命。

欧州中央銀行(ECB)

欧州中央銀行(European Central Bank)は、ユーロ圏の中央銀行で、欧州経済および通貨の安定を維持するために責任を持つ。ユーロの発行も担当。

イングランド中央銀行(BOE)

BOE=Bank of Englandの略で、イギリスの中央銀行であり、イギリス国内の金融政策の制定と実施、通貨発行、金融システムの安定維持などを担当しています。

オーストラリア準備銀行(RBA)

Reserve Bank of Australia(略称:RBA)は、同国のオーストラリア・ドルのポリマー紙幣唯一の発券銀行である。本店はシドニーにある。

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)

Reserve Bank of New Zealand(略称:RBNZ)ニュージーランドの政策金利を決めたり紙幣を発行する中央銀行。

スイス国立銀行(SNB)

SNB(Swiss National Bank)。他の中央銀行と同様に、SNBは金融政策を決定する責任を担っています。また、スイスフラン紙幣の発行を担当しています。

カナダ銀行(BOC)

カナダ銀行(Bank of Canada、BOC)とはカナダの中央銀行で年8回の金融政策会議を行い政策金利を発表します。



雇用統計(非農業部門雇用者数)

雇用統計は、国の労働市場における雇用状況を示すデータで、雇用者数や失業率などを通じて経済の健全性やトレンドを評価する。



消費者物価指数(CPI)

消費者物価指数(CPI)は、特定の期間における一般消費者の物価変動を示す指標です。日常の生活費の変動を測定し、インフレやデフレの傾向を把握するための経済指標。CPIが上昇すると、物価が上昇していることを示し、経済のインフレ圧力があるとされる。逆にCPIが低下すると、デフレの可能性が指摘される。中央銀行や政府が経済政策を決定する際に参考にされる要因の一つとなっている



マーチン(マーチンゲール法)

マーチンゲール法(Martingale)は、確率論および統計学において使用される戦略の一つで、特に賭博や投資においてよく知られている。この戦略は、前回の損失分を次の賭けに加算することで、過去の損失を取り戻そうとする考え方に基づいている
当サロンでは2マーチンルールを採用しており、2マーチン目で判定負けして場合に「負け」となる



逆張り・順張り

逆張りは市場の期待に逆らい、過剰な上昇・下落を逆にトレードするスタイル。
順張りは現在のトレンドに従い、上昇なら買い、下降なら売りのポジションを取るスタイル。



移動平均線(MA)

一定期間の価格平均を示し、トレンドの方向性や転換点を把握するためのテクニカル指標。

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