ハイキング記録 破風山625.5M
こんばんは、たゆたふです。
1月の3連休に山に登ってきました。
登った山は、埼玉県皆野町の破風山626.5メートル。西武鉄道で行くハイキングコースに掲載されていて見晴らしのよさにくぎ付け。
1回目の緊急事態宣言発令直前の2020年3月に登った筑波山以来だったため、なるべくお手軽な山を選んだつもりでしたが、なかなか登りごたえのある山でした。
まずは登山道まで
皆野駅からてくてくと橋を渡って山のほうへ。
2日前に降った雪の残雪はないけれど、荒川の水が凍ってる。
さあ登るぞ
民家の間をぬけ、お墓の横の前原山口から山に入っていきます。
10時15分。電車を一本乗り過ごし遅いスタート。
登り始めて5分。最初の急登を登り、息を整えながら着ていたダウンを脱ぎます。全然運動していないからすでにしんどい。
さらに登っていって開けたところから見えた景色。いい眺め。
はじめのほうは、落ち葉で地面が埋もれて滑るすべるって感じだったけど、もうちょっと登ると岩肌が出てくる。途中、鎖場やロープ箇所が2、3か所あります。たいしたことないけど。
反対側の景色。遠くにうっすら見える雪がかぶった山は、男体山とか赤城山とかそっち方面と思われます。
藤の幹のひねり具合とか、斜面にはいつくばって根を生やしたり木を堪能しながら、時折現れる登り斜面にぜーはーぜーはー息を切らす。
ここまで何人もの人に抜かされ、70代くらいの女性にも「こんにちはー。きょうは暑いくらいですねー」と秒で抜かされる。とってもさわやかに。
肩で息をしながら、着ていたフリースも脱ぎ、長袖シャツ1枚になる。2日前に雪が降ったと思えない。
男体拝。こんな風に看板がたくさんあって迷わない。山の中腹に見えるのは、宝登山神社みたい。
地図を見ると、まだ破風山頂上までの目安時間が50分とあって、おのれの体力のなさにうんざりしてくる。えーまだ頂上じゃないの?
今回は、初めてソロで登ってみたんだけど(だいたいいつも友達と登る)、意外に狭い道を歩いたり、階段登るのがイヤで脇道歩いてたらヘンテコな道行っちゃったりしてて、もし足踏み外して斜面転げ落ちたらどうしよー、なんて考える。そういう可能性もあるよね。ファーストエイドキット持たないで山に入ったけど、ソロなら必要だなぁ。
破風山頂上きたー
階段地獄と最後の鎖場を超えて「猿岩」の看板が登場するも、猿岩なんか行くか、わしゃバテとるんじゃボケー、と心の中で勝手に毒づいてたら、やっと着いたー。
皆野町の景色。縦の飛行機雲のすぐ右は武甲山と思われます。山の手前はゴルフ場。
ギザギザの山(左側)は両神山。こうしてみると、秩父の山って深く連なってるのね。
反対側。向こうに男体山がうっすら見える。
頂上は、わりと混雑。5組くらい同時進行で昼食。
お昼は、コンビニで買ってきたおにぎりにレトルトの味噌汁。初めて山でバーナーでお湯わかした。ひとりだし冬だから長居できない(早く下山しないと日が暮れちゃう)から、凝った料理はしばらくいいかな。
のんびりしてると頂上は最後に登ってきた老夫婦だけになる。社交的な奥さんに話しかけられ会話を楽しむ。こういうのも山ならでは。
さて下山
西側の斜面だから、ちょっと薄暗くなってきたね。
札立峠。分かれ道に出ます。本当は左側の登り方面、大前山、天狗山に行きたかったけど、再び鎖がある急勾配というのと、時間が遅かったため頼母沢方面へ下山。大前山と天狗山はまたね。
分かれ道に入った瞬間、道は細くなるわ、薄暗いわ、荒れてるわ。心もとなくなってきて引き返すか迷う(←ビビリ)。でも、人が通れるくらいには整備されてる。
この道は昔からのお遍路さんの巡礼道。雰囲気が厳かな感じがする。
一気に降りると、雰囲気がよくなってきた。
森の静けさに耳を傾ける
ひゃー♡西日があたって、荘厳!!黄金色!!すっごい気持ちいいー。
しばし足を止めて耳を澄ませてみる。
森にはわたし一人。
風のささやき、木の葉が、森がこすれあう音。
圧倒的な静けさ。
でも。静かなのに雄弁。無ではなく、静けさという存在感を感じさせる。
下山後の道並み
一般車道にでた。
ポツンと一軒家的な廃屋を2、3件通り過ぎる。祠みたいのも。歴史を感じる。
デカっ!
大きな車道に出て、朝の荒川あたりまで戻ってきました。
皆野駅まで戻ってきたよ。@16時30分。目の前の山は武甲山。石灰岩取りすぎなんじゃないかと心配になる。
備忘録
今日は12km、勾配は560m歩きました。なぜだかザックのヒップベルト締めるの忘れてて、それもバテた原因かも。
アウター
●The North Face 光電子のサンダージャケット(10年以上前に購入)
ミドルレイヤー
●Montbell クリマエアジャケット
●Montbell ウィックロン ロングスリーブシャツ
ベースレイヤー
●The North Face ロングスリーブ ウォームクルー
パンツ
●Millet モンテローザパンツ ちょっと暑かった…
ザック
●Karrimor ridge30
日帰りでは大きすぎるかもしれない。
<中身>
●Epigas チタンマグカップ330ml
●バーナー
●食料(チキンラーメンミニ、コンビニおにぎり、インスタント味噌汁)
●傘
●水1.5L、お茶ペットボトル500ml
※レインウェア持ってかなかった…
サブバッグ
●Gregory クイックポケットS
財布やスマホ、行動食(Soyjoy)を入れる。今回は行動食をほおばりながら歩いてて、気分転換になって良かった(笑)
今回は出だしが遅かった。いつもは時間配分とか適当なんだけど、下山時間を逆算してスケジュール組む必要性をとても感じました(初心者すぎ)
でもこうして、トライ&エラーを繰り返すのっておもしろいね。
2022年は、月イチくらいで登っていきたいです。
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