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バンコク十一日目の日記(ガイドブック複数読みはやっぱりよかったの巻)

よ~し、今日も朝から作業するぜ――!
ぶいぶい〜!

と思ったらですね。

ん…?

デザインセンターが元日まで休み!!

がーん!

タイは新正月がメインだから、12月~1月は、元日以外はまあまあ通常営業だと思っていたのに!痛いぜーー 私は毎日ここに通うことしかしていないというのに!!

いや、でも人はさ…休むべきだよ…さまざまな折に…。

ということで今日から5日間、作業スペース難民です…。

宿泊先の共有キッチンがめちゃ空いているので、とりあえずここをメインで使うことしようと思います…。
地味に暑くて汗でべたべたしますが…カフェ高いし落ち着かないんだよね…。
(あとから他の人がやってきてスイッチを入れたことで、クーラーがあったことが判明)

わざわざバンコクで…という気もしないでもないけれども…まあそういう年もあるよね!あるある!!

ということで今日は、以前載せそこなった、バンコクのガイドブックの話をします!まだスネークファームしか観光してないけどね!!!

やっぱりガイドブックは複数読むのがいい。

さて、最初に結論です。
せっかくKindleアンリミテッドに入ってるので、韓国旅行のときから何冊かガイドブックを読んで旅の計画を立てる、ということをやってます(最近の私は、よほどのことがなければ航空券と宿だけ取って、ツアーにはしてないため)。

アンリミテッドじゃなかったら一つの行き先に複数冊買う…ってことはしなかったと思うけど、やっぱりいいですね。

なぜならば…

やっぱりガイドブックによって得意とするところが、違うから…!

アンリミテッドで読めるバンコクのガイドブック、私がチェックした3冊をざっくり比較するとこんな感じ。

るるぶ:
・定番ルートや食べるべきものをざっくり知るのに役立つ。
・バンコク内のそれぞれの地区の特徴を知るのに役立つ。
歩くバンコク:
・両替のコツや日本人の一般的な味覚でおいしいコンビニ、きれいなトイレの場所など、かゆいところに手が届くミニお役立ち情報がいっぱい。
・グーグルマップにも載っていない情報付きの細かい地図があって、宿の近くのお店を調べやすい。
タイでしたい100のこと:
・写真からしたいことが調べられる。シンプルな誌面で、ざっと見やすい。

ということで、

①大手のガイドブックで、その都市のことをざっくり知る。
②個人の方が書いてるガイドブックで、細かなポイントをなるべく頭に入れる。現地の様子に少し詳しくなってきたら、また追加でチェックする。

という感じの順番で活用するのがよいのかな…と思います。

せっかくなのでバンコクのガイドブックでチェックした3冊について、それぞれ感想も書いてみます。

まずはこれを読むと、旅のプランを考えやすいかな、と。よくもわるくも、THE観光客的な旅用の雑誌。

一日の行動プランのモデルも載せてくれているし、王道の観光地の情報を丁寧に教えてくれます。
エリアごとの特徴も、ぱっとみてわかるようにコンパクトにまとめられている。
あと、るるぶシリーズでいつも地味に助かるなと思うのが、渡航先の情報。どんなマナーに気をつけるべきとか、チップの文化があるところかどうか、とか、ほどほどの情報量で書いてくれているので頭に入れやすいです。出入国カードの書き方まで指南してくれるし。

一方で、ちょっと難しい移動手段とかの情報は手薄。大体、ホテルに泊まることが想定されていて、冒険はしない旅行者向け。間違っても珍スポットとかには行かない笑。

あとは、お土産の紹介ページがいまいちセンスないんだよなと毎回思っています…。平均的なところを狙っている?雑誌だから仕方ないのか…。

あと、激しい色&文字で情報量多めなので、読むのにエネルギーがいります…。

旅行作家の下川裕治さんによるガイドブック。とにかくお店の情報が充実しています!リッチなお店もですが、リーズナブルな屋台の情報も入れてくださっているのがありがたい。コンビニのおすすめなもの、おすすめじゃないものの情報なども、元新聞記者の方らしい観察眼が光る情報で楽しい。

あとは、珍スポット的な場所も時々紹介されているので細かく読んでると面白いです。

ある程度長期間バンコクにいる人向けかも。あ、あと、おしゃれスポットやお土産の情報を知りたい人には向いてないかも。

東京生まれ東京育ちで、バンコク在住のきょんさんによるガイドブック。バンコク多めですが、タイ全体についておすすめ情報が乗っています。基本的に、おすすめスポット等の写真と、どういうところがおすすめか、のみが掲載されているので、地図などはあとで自分で調べる必要があります。

るるぶは、一つのテーマについて複数おすすめが載っていてそのうちどれかを選ぶのが難しいことも多いんですが、このガイドブックはかなりピンポイントにおすすめされているので迷う必要がありません。

ただ、これ1冊で計画を立てるのはかなり難しいかな。サブテキストといった感じ。落ち着いた誌面なので、元気がないときでも読めます。笑。

ほかのガイドブックについて

今日はバンコクのことについて書きましたが、日本人観光客があまり行かない(というか、旅行中級以上の人が好んでいく)国や都市のガイドブックなら地球の歩き方が絶対おすすめです。

メキシコに行ったときは、最終的にるるぶより地球の歩き方だのみでした…。結構マイナーな施設の情報も載ってたりして助かるので。フラットに書かれてるから、読んでて疲れないのもいい(ちょっと真面目すぎるきらいはある)。その国の歴史や文化についての読み物がかなりのボリュームで入っているのも特徴でしょうね…。

地球の歩き方といえば、岡田悠さんの記事が最高でした。

ガイドブック紹介の話に戻りまして、扱われてる都市が限定的ですが、現地のおしゃれなものを知りたいなら、ファッション誌編集のひとりっPさんによる、ひとりっぷが一番!

洗練されててかわいいカフェとか、服や雑貨のお店、センスのいい宿の情報がいっぱいです。私はひとりっPさんのセンスが大好きなので、見てるだけで幸せになります。文章もかわいくて熱量高くて素敵〜旅の服装や持ち物の情報もめちゃめちゃ参考にしてます!

※定番観光地の情報とかはあんまり載っていないので、そういうのを調べるのには向いていないと思います。あと、あんまり節約旅向けの情報ではない。

おしゃれ、というよりかわいい、路線だと、ことりっぷが好き。

似てるシリーズの真四角のガイドブックっていくつかありますが、フォントの感じや写真のセレクト、配置の仕方など、ひとりっぷのセンスが(知ってる限り)一番いいなと思います。

男性目線のおしゃれな店、流行りものをチェックするなら、BRUTUSですな。

これはトラベル用じゃないBRUTUSの話ですが、たしかBAR BOSSAの林さんのnoteで、東京の流行を把握するためにBRUTUSを年間購読されてる韓国人の方がいらっしゃる、って読みました。

興味が細分化しまくってるこの時代に、流行りものの情報をキャッチしてるBRUTUSすごいな…。

月額でお金かかるもの、旅の間読まないものは契約切らないとなあって思うんだけど、ガイドブックを複数読みするメリットはかなり大きそうなので、一旦Kindle アンリミテッドは入ったままで行ってみようと思います。

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ガイドブックの話は以上ですが、一応今日のご飯の話も…

朝ごはん。大捜索の結果、宿の冷蔵庫の中で行方不明だったバナナを発見しました。バナナは半袋分で10バーツ(約40円)、クロワッサンは昨日エンポリアムで安くなってたのを買ったもので、3つで27バーツ(約108円)。カップをよく見たら虫なのではないかというものが底面に沈んでるのを発見して、南国の恐ろしさを感じています。

最近の朝食の予算は、40バーツ(約160円)です。一日の食費の予算は、250バーツ(約1000円。飲み物含む)です。

昼ごはん。今日からバンコクも年末モードで開いている食堂が少ないです…。ということでしぶしぶ、エンポリアムのフードコートへ。ローストポークご飯、80バーツ(約320円)。

80バーツあったら、イムちゃんでもっといいものが食べられるのに〜!という思いはありつつ、毎食イムちゃんに行くのもどうかと思いここで食べます。

赤いハムが好きなので(なんていうのでしょう…金華ハムっぽいやつというか…)それは嬉しかった。ソーセージからは謎のにおいが…。エンポリアムのスーパーも、広くて大好きなんですけど加工肉コーナーだけすごい不思議な(つまり苦手な)匂いがするのです…!

ゆで卵なしだと10バーツ安いんですが、卵が好きなので付けてもらいました。糸で卵を半分に割っててかわいかった。

晩ごはん。いい加減行き過ぎですが今日もイムちゃんに行きます(日本語メニューがあるのでメニューの全貌がよくわかって、食べてみたい料理がいろいろあるのです。あと、行きたかったヘンヘンチキンライスが今日は開いてなかった…)。

たぶんガパオライス。60バーツ(約240円)。ちょっと辛すぎるかもしれない…。

年末だからか、いつも笑顔のお姉さんもちょっとお疲れで、今日はおつりを10バーツコインでもらえませんでした(コインランドリーには10バーツコインしか使えないので、毎日このコインを血眼で集めている。私がこのコインをもらいすぎているので打ち止めになった説もあり…)。

作業スペース難民の日々を無事に乗り越えられますように…!

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