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memo36【東洋医学】パイオネックスセミナーまとめ

パイオネックスは鍼治療の効果を持続させることができるという点で有用です。

とある実験では、郄門、手三里、陰陵泉、三陰交に3日間パイオネックス(0.6mm)を貼ったところ、血圧やうつ症状のスコアが下がったということです。
これは鍼がついていないパイオネックスには同様の効果が認められなかったことから、効果が認められたと言えます。

鍼治療の後に仕上げとしてパイオネックスを貼るという使い方が良いようです。ツボの効能を考えてパイオネックスを貼る場所を決めると良いでしょう。

選穴の例
不安・動悸など=内関・神門
消化器症状=山陰交・足三里
肩こり=肩井・肩外兪
頭痛=風池・完骨    etc

面白かったのは耳ツボについての話です。
耳には迷走神経が分布しているので、うつ症状や慢性痛を解消するのに良い可能性があります。(脳血流量を上げることができる)
耳にパイオネックスを貼るときはパイオネックスゼロが良いでしょう。

パイオネックスは美容鍼にも使えます。
0.2mm以上あれば真皮まで作用できるので、鍼に比べて効果が大きく劣るということはありません。
顔の部位によって鍼の長さを変えると良いようです。

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