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『ヴィジョンズ』ローンチ・パーティー

 2020.01.23。西新宿のTHE KNOT TOKYO Shinjukuにて、東京フォトグラフィックリサーチ(以下、TPRと略します)のパブリック・イベント『ヴィジョンズ』のローンチ・パーティーを開催しました。パーティーは100名以上の方々にご来場いただき、最初は数人しか来なかったらどうしよう、などと思っていたことも忘れてしまうような盛況ぶりでした。改めて、ご来場いただいた皆さまにはお礼を申し上げます。ありがとうございました!(今回来れなかった方やご招待が行き届かなかった方も、また次の機会にぜひお会いできたらと思っています!)


 THE KNOT TOKYO Shinjukuは新宿中央公園の真横にあるホテルで、アムステルダムに住んでいた時によく作業場として通っていたホテルにも似ていて(アムスやロンドンの洒落たホテルには、1階にカフェやフリースペースがあり、そこにオフィスがないフリーランスの人達が押しかけて猛然と仕事をしています。以前、建築家の藤村龍二さんがロンドンのAce Hotelを訪れた際に、絶対にウィンドウズPCを開けない雰囲気、というようなことを書いていたといえば、なんとなく伝わるでしょうか。。)、まぁオシャレです。この会場はJAPAN PHOTO AWARDを主催したり、TOSHIKIというバックのブランドを展開している八木沢君に紹介してもらいました。パーティー会場は2階のバンケットルームで、ピーク時には会場内が満員になりながら、TPRの少ない予算でご用意したドリンクと軽食(僕は姿形も見ませんでしたが一瞬でなくなってしまったようです、すみません。。)でおもてなしをさせていただきました。
 TPRは最初のプロジェクト発表を昨年8月に行っていますが、これまでイベントやパーティーは開催できておらず、ようやくここまでたどり着けたという感もあります。プロジェクトそのものが、僕のアイデアに山峰君が反応してくれて、代官山の地下にあるカフェでランチしながら、一緒にやろうか、などと言いながらスタートした完全な自主プロジェクトであるため、運営メンバーや声をかけて関わってもらっている方々との意見交換によって探り探り進めています。やはり、ひとつのプロジェクトをゼロから立ち上げて形にしていくには時間がかかることを日々実感してきました。
 そういった意味でも、先日のパーティーはようやくTPRのプロジェクト説明をパブリックにさせていただくことができたイベントでした。TPRは昨年後半くらいからコンセプトに賛同してくれた強力な運営チームとともに体幹を強化してきていて、今回のパーティーも僕と山峰君だけでなく、運営メンバーや参加アーティスト達の幅広いネットワークによって、年齢層もジャンル/業界も非常に幅広い交流会にすることができました。今回のパーティーでは僕と山峰君のプレゼンテーションしか出来ませんでしたが、ご来場いただいた方々が今の東京に対して何を思っているのか、そういった意見交換会のようなことも、今後のサロンなどで出来たら良いなと思っています。

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 現代写真や映像表現によって現在の東京をヴィジュアライズし、未来へ残そうというTPRの活動にたくさんのご来場があったということは、今の東京に対して、なにか異なる視点や別の角度での気づきや発見をしたいという思いを抱えている人が多いということなのではないかな、とも思いました。TPRは柔軟で緩やかなコレクティブのような活動体ですが、今ここにあるオルタナティブ性を活かして、より幅広い繋がりの中から多様な展開をしていきたいと思っています。今後のTPRの活動にご期待いただければ嬉しいです。

TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH PROJECT 小山泰介

*現在、マクアケで『ヴィジョンズ』の継続的な開催とプロジェクト完遂を目指してクラウドファンディングを実施中。パグメントによるスペシャルアイテムを目玉としたリターンや、プロジェクトのコンセプトや詳細もご覧頂けます。ぜひ見てみてください。

https://www.makuake.com/project/visions/




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