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<黙祷><黙想><瞑想>の違い

何かと瞑想と言われるけれど

ジョブズやGoogleなどでもてはやされて以来、日本でも至る所で瞑想、瞑想と言われることが多くなりました。私は昔剣道をやっていましたが、稽古のはじめと終わりには座って目を閉じることをするのですが、これは<黙祷(もくとう)>と言ってました。別の練習場では<黙想(もくそう)>とも言ってました。同じ目を瞑ると言う行為に対して、少なくとも私の中で3種類あります。<黙祷(もくとう)><黙想(もくそう)><瞑想(めいそう)>。それぞれが何を意味するのか、調べてみました。

<黙祷><黙想><瞑想>

<黙祷>声を立てずに祈りをささげること。合掌や軽く頭を下げる行為を伴うこともある。心に目を向け外部をいったん切り離すという意味で、目をつぶる場合もある。

<黙想>目を閉じて静かに自らの内面に深く沈思し、
故人や神や自分の信じる信仰における絶対的な存在と触れ合い、故人への 思いや人生、生きることの意味について思いをめぐらす行為である。

<瞑想>何かに心を集中させること。単に心身の静寂を取り戻すために行うような比較的日常的なものから、絶対者(神)をありあ りと体感したり、究極の智慧を得るようなものまで、広い範囲に用いられる。

こう見ると、<黙祷>は神様に「ありがとうございます」と御礼をしているイメージ。<黙想>「内省」に近い行為に感じます。<瞑想>が色々な使い方をしている人がいて、一つに定まりにくい気がします。

こう見ると私は毎朝、<黙祷><黙想><瞑想>を全てやっていることになります。5分程度ですが。今日も生きていることに感謝し<黙祷>→ 生きる意味を巡らせ<黙想>→心を仕事に集中させる<瞑想>。全部やっても構わないと思いますし、これによってすっきりスタートが切れるので、習慣化しています。皆さんも「目を瞑る」という行為は行うことが多いと思いますが、何をしようとしているのか意識してみるとより目的意識が強まって良いと思います。

鍛錬LOGより https://fourteenthmoon.com/2020/08/08/meditation/

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