スーパー子ども食堂実現計画#2
○挨拶&記事紹介
おはようございます!夢の中でキャプテン・アメリカと会って、エレンの地ならしを止めた、T.Puです!
さて(笑)。
私はいずれ「スーパー子ども食堂(仮称)」なるものを作れたら良いなって思っています。
無料で食事と居場所を提供するという、従来の子ども食堂の機能に加えて「自分の価値と出会う」ための機能を追加したのが「スーパー子ども食堂」です。 このシリーズは「スーパー子ども食堂」実現に向けて、自分がやらねばならないことを整理する、そんなシリーズにしたいと思います。
それと同時に、子供のためにあるべき教育システムの形というものを、読者の方々と一緒に考えていく、そんな意義のある場になればなって思います。
教員経験も社会人経験もなく、まだまだ教育や社会に対しての理解が足りていない甘ちゃんですが、「全ての子どもに幸せになってほしい」という気持ちは本当です。拙く、幼い計画ばかり述べると思いますので、たくさん突っ込むつもりで読んでくれたらって思います。たくさんのご意見、お待ちしています。
それではよろしくお願いします!
○「クエスト機能」の概要
「スーパー子ども食堂」には「スーパー」と名乗るだけあって従来の子ども食堂には無い機能があります。
それが「クエスト機能」です。これがどんな機能なのかを今から説明していこうと思います。
モンハンなど、クエストを進めていく系のゲームを思い浮かべてください。あなたはクエストを求めて受注所に向かいます。
受注所にはたくさんのクエストがあります。その中から「自分が欲しい素材」やより多くの「経験値」が得られるクエストを探し出し、それを受注します。そして実際に戦場に出るわけです。
これと同じことを「スーパー子ども食堂」ではやります。
「スーパー子ども食堂」では地域のスポーツチームや習い事、地域の企業と連携し、クエストを準備します。そして、児童がそれをいつでも受注できる状態にしておきます。
児童はそれらのクエストの中から「興味関心があるもの」を選び、クエストに行く日を記入し、受注するわけです。
当日になるとスーパー子ども食堂から送迎の車が、クエスト先まで送ってくれます。あとは体験活動をさせてもらい、解散という形になります。
これが「クエスト機能」の一連の流れです。
○「クエスト機能」の意義
大きく2つあると思っています。
・とにかくたくさんの経験ができること
・地域全体での教育が可能になること
この2つです。1つずつ見ていきましょう。
「とにかくたくさんの経験ができること」について。
私自身が後悔していることがあります。それは「もっと沢山のスポーツや習い事を経験しておけば良かった」ってことです。
私は小学校から高校までずっとバスケをしていました。結果から言うと、、、あんまり上手くなりませんでした。
「俺はバスケでは八村さんや渡邊さんのようにはなれない・・・。バスケが体に合っていないんだ・・・」
って感じで、私にはバスケの適性がなかったんだと思います。だから勝利のためのバスケをしているときは常に劣等感を抱いていて、全く楽しくありませんでした。
だからたまに空想します。
「T.Puが何かしらの才能で大活躍している世界線はないのか。あるのだとしたら、私の才能はなんだったのか」
って感じのことを。マルチバース、あったら夢があるのにな(笑)
ましてや、学校ってすごく劣等感を抱きやすい場所でもあります。「学力」や「運動神経」、「コミュ力」のような能力ばかりが目立ち、それ以外の価値に気づくことがすごく難しいんだと思います。
私自身の後悔から、そして「劣等感を抱きやすい」と言う学校の性質から、子どもたちには沢山のことを経験し、自分の中で「これだ!」ってものを見つけて欲しいなって思うんです。
全ての子供が自分の価値を信じ、胸を張って生きていけるように・・・。
学校だけでは難しい、「子供の良いところの探求」。その一端を担うことができる可能性があるというのが、「クエスト機能」の意義の1つだと考えます。
続いて、「地域全体での教育が可能になること」について。
「クエスト機能」を実現するためには、できるだけ多くのクラブチームや習い事、企業と繋がる必要があります。
仮に、沢山の組織と繋がれたとします。そうすると、どうなるか。
体験をしに来た子供を通じて、地域が活性化し、地域全体で子供を見守るという意識が生まれるのではないでしょうか?
例えばちょっとした地域の集まりで、
「この間、Aくんって子がうちのピアノ教室に来て〜」
「え!A君うちの会社にもプログラミングを習いにきたよ!とても素直で良い子だよね!」
って感じの会話が生まれれば、それはもう最&高です。
今、子育て親の孤独化が進んでいます。多くの親が、正解も分からず不安を抱えながら、孤軍奮闘しています。
このような現状を打破するためにも、地域ぐるみで子供を見守ることができる雰囲気を再び作ることは非常に重要だと考えています。
そんな雰囲気づくりに貢献できるかもしれない、「クエスト機能」には大きな意義があるのではないかと考えます!
○クエスト機能の課題
まず、どれだけの組織が協力してくれるかですよね・・・。
スポーツチームを例に挙げると、毎回体験する子が来るっていうのは、本気で勝利を目指しているチームにとってはお大きな足枷になるかもしれません。
また、私の「沢山のことを経験すべきだ」という価値観とはまた違う価値観を持っている人への理解を得ることが極めて難しいと感じます。いわゆる、「1つのことを続けることに価値がある」っていう考えですね。これも間違いないのですが・・・。
ここは、私がどれだけ「クエスト機能」の価値や、組織が協力することのメリットを上手くプレゼンできるかにかかっている気がします。
また、子供たちや保護者にとって本当にニーズがあるのかも怪しいところがあります。
手軽に体験ができるとはいえ「いろんなことをしてみたい!」って考え、果敢にチャレンジできる子どもがどれだけいるのでしょうか。
私もそうでしたが、やっぱりそんなリスクをとるより1つの組織に居続ける方が気楽だと感じてしまいますもんね・・・。
また、保護者の理解を得るのも難しいかもしれません。「うちの子が変なことに夢中になったらどうするのか」、「何かに夢中になったところで通わせるお金などない」という意見をいただきそうです。
どれも共感できる意見なので、無視はできません。クリアしなきゃいけない課題だなって感じます。
ここは私の理想論が暴走しないよう、しっかりと子どもや保護者と対話しながら段階的に実現していく必要がありそうです。
○まとめ&次回は
今回は「クエスト機能」をピックアップして記事にしてみました。いかがだったでしょうか??
読んでいて「ここはこうしたらもっといいんじゃない?」みたいな意見や「これはおかしい」っていう意見があったら遠慮なく教えていただきたいなって思います!
次回は「子供にとって居心地の良い場所にするために」という題で考えていこうと思います!!
ここまで読んでくれてありがとうございました!次回も何卒よろしく願いします!
未解決な課題ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・「効果的な居場所づくり」の手法
・自分のキャリアのどのタイミングで実現するか
・目的とその手段は妥当なのかの検討
・資金をどうするか(継続的に資金が必要)
・協力者をどう募るのか
・どこでやるのか
・「スーパー子ども食堂」の名称及びコンセプト
・子供達及び保護者のニーズに合っているかの検討
その他思いつき次第追加
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