見出し画像

プロセスマップの描き方を学ぶための教材3選

前回の記事では、プロセスマップが必要な理由について説明をさせていただきました。

今回はプロセスマップを実際に描けるようになるための教材をいくつか紹介します。

プロセスマップは誰にでも感覚的にわかりやすく業務を理解できるようにすることを目的としています。そのため記述ルールはかなりシンプルです。そして、記述ルールを厳守しなくても相手に内容が伝われば目的を果たしているとも言えます。

それでもプロセスマップの目的や用途、最低限の作法は身につけておいたほうが良いでしょう。英会話に例えるなら、英文法や発音は多少違っていても問題ないが自身の意図は伝えられるようになる必要があるのと同じです。

僕自身がこれまでに参考にし、参考になった教材を3つ取り上げさせていただきます。それぞれについて後日記事を作成して詳細説明をする予定です。

画像1

これはBPMNという手法をもって描かれたプロセスマップです。BPMNについては後日別の記事にて説明する予定です。

おすすめ教材①
プロセスマップの目的と用途を知る一冊

『ビジネスプロセスの教科書』山本 政樹

この本ではプロセスマップの目的とプロセスマップを使ってできることについて体系的に学べます。「ビジネスモデルとビジネスプロセスの違いは何か?」という解説から始まり、プロセス設計や改善を実行するときに必要な考え方がまとめられています。

筆者も文中で述べているように、ビジネスプロセスについての著書は非常に限られています。プロセスマネジメントは縁の下の力持ち的な業務ですし、経験によって技術を身に着けている人もいると思います。書籍から学ぼうという人は意外と少ないのかもしれないですね。

おすすめ教材②
プロセスマップの描き方実践講座

プロセスマップの目的と効果を確認できたら、実際に手を動かして描いていきたい人も多いでしょう。そのためにオススメの教材がUdemyのBPMN2.0講座です。

The Practical BPMN 2.0 Master Class

Udemyは世界最大級のオンライン教育サイト。一流講師から安価でビジネススキルを学ぶことができます。

「The Practical BPMN 2.0 Master Class」は学習時間2時間以内なので、かなり要点を絞ってくれています。また実践問題集も用意されているので、ただ聞いてわかったつもりになることもありません。

気になるお値段ですが定価は日本円で6,000円です。これでもそんなに高くないなというのが個人的感想なのです。

しかし定価でこの動画を購入するのは正直もったいない!Udemyは定期的にセールを行っています。ぜひともそのタイミングを狙って購入してください。僕はセールを利用してこの講座を1,380円で購入しましたw

一点だけ注意点です。言語は英語です。映像が流れていて視覚的にわかりやすいとは思うのですが、英語アレルギーの方は避けたほうが良いでしょう。字幕は英語ですがついています。日本語字幕はありません。

Udemyに日本語版のお手頃価格の講座があればいいんですけどねー

おすすめ教材③
プロセスマップの描き方教科書

プロセスマップの描き方を学んだらいよいよ実践の時です。組織の業務可視化に挑戦です!

とはいってもいきなりカンペキにプロセスマップを書くことは難しいでしょう。慣れるまでには時間もかかりますし、「これどうやって表せばいいんだろう」というパターンも頻出すると思います。

その時に役に立つのが次の一冊です。

『業務改革、見える化のための業務フローの描き方』
山原 雅人 編集, 明庭 聡 著, 堀内 健司 著
 

プロセスマップの描き方の「辞書」として頼りになる存在です。

最終章ではプロセスマップをシステムで管理するBPMS導入についてもヒントをくれています。組織でプロセスマップの有用性が広く理解が得られるようになれば、ぜひともシステム導入を検討したいところです。エクセルなど、本来はプロセスマップ作成のためでないツールには限界があるので。。。

まとめ

まだまだ日本で認知が低い「プロセスマネジメント」「プロセスマップ」。教材は選択肢が少なく悩ましいところだと思います。

それでも上述のようなわかりやすい教材も用意されていることは本当にありがたいです。もし他に良い教材があればコメント等で教えていただければありあがたいです!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?