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2024/3/9 音楽体験

昔から日記というものが二日以上続いたことがなく、三日坊主の土俵にも上がれない私ですが…まわりの方が綴っているnoteをのぞくのが楽しいので、私も真似して書いてみます。土佐日記を書いた紀貫之もこんな気持ちだったのかな。

本日は『UNDERTALE』のオーケストラコンサート
“UNDERTALE SYMPHONIC CONCERT 2024”
を鑑賞してきました。ゲーム音楽の壮大なオーケストラアレンジを浴び、"ケツイ"が涙となり目から溢れて…これ以上の感想がネタバレになってしまうので、後半に記すこととします。(ストーリーのネタバレは書いてないけれど、予備知識無しでプレイするのが楽しいゲームなので!Nintendo Switchでも1500円前後でプレイできますので是非)

本日3/9 18:39に『ポケミク』最後の楽曲が発表されました。ミク(39)の日、ポケモンの18タイプ、ミク。投稿時間にもこだわりが詰まっている。
シークレットとされていたアーティストはEve氏(!)で、楽曲のタイトルは『Glorious Day feat.初音ミク』。
アニメ版ポケモン・アドバンスジェネレーションのエンディングに『GLORY DAY〜輝くその日〜』という曲があるため、タイトルの既視感にまず嬉しくなり(意識されているかは不明)、グロリアス、といえばホウエン地方の水のアーティスト・エメラルドチャンピオンのミクリ。
ミクリ…ミクってこと?と考えながら動画を再生すると、『ポケットモンスター サンムーン』のチャンピオン戦bgm『頂上決戦!』のアレンジ!!!
ここで「歴代のチャンピオンbgmがテーマなのでは!」と気付いてからは感情より先に溢れる涙…
自分の「世代」はあるものの、ラストバトルのBGMはどのタイトルも印象深いなぁ。
ホウエン地方が一番好きな私としては、レックウザの尾→フライゴンとチルタリスが一緒に飛ぶシーン→サメハダーにライドする→ホウエンチャンピオン戦アレンジ、の流れで感極まる思いになりました。

そして『ポケミク』こと『PROJECT VOLTAGE』、これが最後の楽曲と思いきや追加楽曲があると発表があり(!)次はどんな楽曲でどんなポケモンの魅力がフィーチャーされるのか?楽しみだ!

さて、『UNDERTALE』のコンサートについて。
このオーケストラコンサートは二日間で四公演、全ての公演でプログラムが異なるというものでした。今日実施された二つのプログラムを聴いてきました。ちなみに一日通し券のチケットは一枚22,000円。結果お値段以上ではありましたが…大人向けというか、価格設定からも本気度を感じる。

『UNDERTALE』というゲームの、マルチエンディング(異なるのはエンディングだけじゃないからマルチルート?)という特性と合わせて、異なるプログラムでそれぞれのルートを体験させる、といった風なセットリストの組まれ方だったように思います。そして、大胆なアレンジや編曲が予測不可で新鮮だった!
YouTubeで公式からコンサートの様子が上がっている五周年記念コンサートの演奏は、原曲に忠実、といった様子だった。素晴らしい曲にマンネリ化なんて存在はしないので同じ楽譜で再演でも充分だったろうに、楽譜をアップデートして演目にも変化をつけているところに感動した。長く愛されるコンテンツである所以といったところだろうか。

印象的だったのは、アップテンポな戦闘曲などはスウィングを感じるアレンジが盛り沢山で、金管楽器たちのソロも所々に配置されていたこと。ソロって「ここが盛り上がりどころです!!」というパッションを感じて観ていて楽しい…演奏している方も楽しいのかな?気になるのはジャズっぽいアレンジって即興でやってる?譜面通り?楽譜に「ここはバイブスで」のような指示があったりする?「allegretto;陽気に」みたいな…

とにかく、『UNDERTALE』ファンしかいない空間で、みんなでストーリーを振り返りながら演奏を聴く体験は素晴らしかった。私は初っ端一曲目の一音目から涙が出ていたけど、同じように啜り泣く声がどこかから聴こえてきて「わかる〜…」と思っていたし。周囲の感想戦を盗み聞きできるのも現場の醍醐味かも。生音の迫力や演奏者の息遣いまでは動画で経験できないので、安くはないチケットだけど観に来てよかったな。
会場限定のピアノスコアも購入しました。ゲーム音楽のピアノソロアレンジが公式で出てるのってすごく貴重ですよね?飾るだけにするわけにはいかないので、頑張って練習する…ぞ…!

MEGALOVANIAの譜面、真っ黒でした

…ここまで書いてみて、これくらいの熱量で書けることは多分もうないから、日記としてのパワーバランスは失敗したなと思っていますが…また何か思いついたら書いてみようかな!バイブスで。
ありがとうございました!

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