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茶道で繋がる縁

今年から茶道教室に通うことにしました。

ネットで教室を探したところ、身近な場所にはあまりなく

自宅から40分ほど離れた教室に通うことにしました。

その教室の先生は、以前は学校の先生だったが茶道教室を始めたとのことです。

自宅に茶室を備えた、とても穏やかで日常的な雰囲気の茶室です。

私は、茶道体験をして、こちらの茶道教室に通うことに決めました。

それは、先生の茶道への姿勢に共感したからです。

「茶道を広めたい」という気持ち、

「ご縁を大切にしたい」という気持ちに溢れた方でした。


上記を感じた具体的な場面は、

予約していた教室の時間を忘れてしまうというハプニングがありました。

その際に先生は、メールにてその日に飾った掛け軸とお花を写真に撮って送ってくれました。

この体験から、先生が「一期一会」を実践していることを感じ、

この先生のもとで、茶道をより深く学んでいきたいと思うようになりました。


初めてたてたお茶

また、茶道を通じて、今までの繋がりがより強化される体験をしました。

私の友人に呉服屋の亭主がいます。

たまに飲みに行ったりとか、連絡を取り合ったりとか、

付かず離れず、良い関係を築いていました。

茶道の先生と教室がある場所が同じ地域だったので、呉服屋の店主を知っているか伺ったところ、

「よく知っている」との返答がありました。

久しぶりに呉服屋の店主のお店を訪問し、茶道の先生について話したところ、

その話題で持ちきりになりました。

私はその後、茶道のお召し物を呉服屋で購入しました。

店主は親身になり様々な物品を紹介してくれて、

最後にはおまけまでつけてくれました。

加えて、地域の茶道事情についても教えてくれました。

しばらくして、店主に長居をしたことを詫び、お礼を伝えお店を後にしました。


この機会が店主はとてもうれしかったようで、

他の友人からこの出来事が伝わり、私の耳に入りました。


以上のように茶道を通じて、人と人がつながることに、

大きな可能性を感じていますし、見聞が広がることに心地よさを感じています。

茶道を通じて、人生を豊かにできればこれ以上の喜びはありません。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

今回は日常について綴りましたが、これからも学びについて共有します。


2月 空


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